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ブックマーク / thinkit.co.jp (54)

  • クラウド時代に求められるネットワークのパフォーマンス

    クラウド時代の到来 クラウドコンピューティング(以下、クラウド)の出現により、企業や組織がITインフラストラクチャを設計、構築する際の選択肢が増えたと言えます。パフォーマンスや可用性、コスト、制御を考えた場合、様々な条件から、合理的な組み合わせを選択できるようになったのです。結果的に、企業ではデータセンターの統合化が進み、特定アプリケーションやデータをコスト効率の高いパブリッククラウドへ移行するという動きが促進されました。クラウド移行の重要な要件として、パブリッククラウドとプライベートクラウド(現在の環境)をどのように統合していくのかが課題です。このようにパブリック環境とプライベート環境が融合した状況を、ハイブリッドクラウドと言います。 クラウドの発展にともない、企業側では、データセンターの統合やサーバーの仮想化という技術を用い、既存のIT環境をプライベートクラウドと呼んでもふさわしいレベ

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    kozai 2012/02/07
  • 次世代データセンターのロードマップ

    ハイパーバイザの効率向上 データセンター運営で重要なポイントは、ハイパーバイザの効率化である。CPUの性能が高まっているためにあまり注目されてはいないが、実はハイパーバイザを使うと、仮想化を利用しない場合と比べて30%から50%の性能低下が発生する。これは主に、ハイパーバイザによる完全仮想化のオーバーヘッドである。 Brocadeやほかのベンダーも、ハイパーバイザのオーバーヘッドを解消するため、I/Oアダプタ(ネットワーク・カードやストレージ接続用アダプタ)の仮想化を実現しようとしている。PCI-Expressで規定されているSingle Root I/O Virtualization(SR-IOV)技術を適用した準仮想化ドライバを使うことで、このオーバーヘッドを小さくすることができる。 また、仮想化環境では、複数の仮想サーバーのトラフィックを単一の割り込みコントローラが制御することによる

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    kozai 2011/11/26
  • 次世代データセンターのロードマップ

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    kozai 2011/11/26
  • 次世代データセンターのロードマップ

    データセンター・ネットワークの広帯域化 これまで3回にわたって、次世代データセンターで使われるネットワーク基盤技術について解説してきた。最終回となる今回は、筆者が所属するブロケードコミュニケーションズシステムズ(米社は米Brocade Communications Systems、以下Brocade)が考えている次世代データセンターのロードマップを示す。 なお、今回紹介する技術ロードマップは、2011年にターゲットを定めた将来の話である。したがって、技術的には現在開発中のものが多く、すべてを2010年中に出荷することはできないであろうことを、あらかじめお断りしておく。 Brocadeが現在開発している「ネットワークの広帯域化」技術はいくつかあるが、新しいところではEthernetファブリックの広帯域化が挙げられる。一方、Fibre Channel(FC)の分野では、等価コスト・マルチパス

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    kozai 2011/11/26
  • 140台以上の「さくらのVPS」を自在に操る! 仮想化の鉄人が語るVPS使いこなし術

    中小企業向けのシステム開発を手がけるデジタルシステム株式会社代表取締役の浅見氏は、高校時代からレンタルサーバを個人で運営し、高校生プログラミングコンテストの埼玉大会での優勝を経て、在学中の平成19年に同社を創業した若き経営者。浅見氏は、高校時代から仮想化技術に注目し研究を重ね、さくらインターネットのVPSサービス開始と同時に利用を開始。現在は140台以上のVPSを契約し、同社の顧客向けに提供をしているという「仮想化の鉄人」浅見氏に、VPSのメリットやノウハウについて伺った。 高い自由度と、コストパフォーマンスに優れたさくらのVPS 物理サーバ上に複数の仮想サーバを構築し、専用サーバのように利用できるVPS。2010年9月に開始したさくらインターネットのVPSサービス(さくらのVPS)は、root権限による自由度と、月額980円〜という低価格を実現した注目のサービス。中小企業向けの業務システ

    140台以上の「さくらのVPS」を自在に操る! 仮想化の鉄人が語るVPS使いこなし術
  • 仮想化ホスティング基盤の構築を振り返る

    はじめに 筆者が所属するITコアでは、2004年からVMwareを使った仮想化ホスティング事業(GrowServer)を手がけています。毎年、新しい技術を積極的に取り入れ、システム構成とサービス・メニューを継続的に更新しています。2009年には世の中が一気にクラウド・ブームになりました。GrowServerは、いわゆるIaaS(Infrastructure as a Service)に位置づけられます。 連載では、仮想化ホスティング事業基盤の構築における技術的な苦労点や、クラウド・ブーム以降の業界構造の変化、そして変化に対応していくための生き残り策などを解説していきます。全4回にわたり、以下の内容を予定しています。 第1回 仮想化ホスティング基盤の構築を振り返る 第2回 仮想化におけるストレージの考察 第3回 ハイパーバイザ選択の戦略 第4回 クラウド事業の今後の展望 仮想化をはじめた理

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    kozai 2011/02/03
  • 何を用意すればいいですか?

    はじめに はじめまして、タクシーサイトの田口と申します。インストールマニアックス3の決勝進出をきっかけに、編集部から声を掛けられ、稿を執筆する機会を頂きました。 この連載では、「ゼロからはじめるWindows Azure」と題して、環境の準備から、Azureを利用するための申込み、アプリケーション(WordPress)のインストールまでを7回にわたって解説する予定です。同僚でWindows Azureほぼ未経験の小木ナツキと一緒に触れながら、その使い勝手や操作方法をレポートしていきます。 小木ナツキと申します。まだまだAzureのことはあまり経験ないですが、田口と一緒に(教わりながら)解説していきますので、よろしくお願いします。 もうすぐ始まる「インストールマニアックス4(仮題)」のヒントもここから得られるかもしれません。ぜひ最後までお付き合いください。 マイクロソフトのクラウドサービス

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    kozai 2010/10/26
  • クラウドの力を引き出す分散データベース

    はじめに 記事では、プライベート・クラウドなどで実際に利用可能な分散型データベースの一例として、Apache Cassandraを紹介します。 機能的な特徴やアーキテクチャの概要だけでなく、運用する上で必要となるクラスタとノードの操作方法(ノードの追加/削除、バックアップなど)についても説明します。 Apache Cassandraは、Amazon Dynamoと Google BigTableの特徴を統合した分散型データベースと言われています。クラウド向け分散データベースの事例を参照していただければ、より特徴を理解しやすくなると思います。 Apache Cassandraとは Apache Cassandraは、Amazon Dynamoの特徴である“耐障害性の高さやデータの分散保持を考慮した分散特性”と、 Google BigTableの特徴である“ColumnFamilyをベースと

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    kozai 2010/06/17
  • 第2回 クラウドサービスにおける自動制御基盤(HaaS API) | Think IT

    クラウドコンピューティングが大流行するなか、APIを利用したクラウドシステムの制御がさまざまなところで利用され始めている。 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)ではクラウド基盤「IIJ GIO(以下、GIO)」をサービス提供しており、 GIOの内部でもAPIを利用したシステムの制御が行われている。今回は、世の中のメジャーなAPIの紹介と、GIOの内部APIについて解説していきたい。 世の中のAPI クラウドプロダクトがあれば、ほぼ間違いなくそれらのシステムのAPIが公開されているのが現状である。 APIの標準化という話も進みつつあるようだが、現時点で固まった仕様が採用されたということはあまり聞かず、 各社おのおの独自実装のAPIを定義している。以下に、現時点でメジャーであるいくつかのAPI実装をあげる。 Amazon Web Service API EC2(Elastic

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    kozai 2010/06/11
  • クラウドを支えるネットワーク基盤

    この1年で、国内で多くのクラウド・コンピューティング・サービスが開発され、日でもクラウド・コンピューティングを利用する環境が整いつつあります。 連載ではクラウド・コンピューティング・サービスのうち、IaaS(Infrastructure as a Service)に分類されるコンピューティング環境を支える基盤技術について、 4回に亘り解説していきます。 第1回は、サービスを提供するためのネットワーク基盤について説明します。 クラウド・コンピューティング基盤のシステム構成 ユーザーがIaaSに求めるものは、多様なメニューに加えて低コストで短納期、高品質かつ高度なセキュリティがそろって実現されていることです。 では、どのようにしてこれら要件を満たすかを考えてみます。 1.コスト 大量購買により機器調達費用を下げる サーバーの維持コストは体費用の1.5倍程度(3年保有時、当社比)となるので

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    kozai 2010/06/05
    第1回 クラウドを支えるネットワーク基盤
  • 大量データのバッチ処理を高速化するHadoop

    Hadoopというソフトウエアが、いま注目を集めています。米Googleが発表した論文のアイディアをオープンソース・モデルで実装したソフトウエアです。膨大な量のデータを処理する必要に迫られた企業や研究組織が、続々とHadoopを実際に活用しはじめています。 私たちの研究グループでは、Wikipediaなどの巨大なテキスト・データを解析するために、2007年頃からHadoopを利用しはじめましたが、日国内でも2009年あたりからHadoopを使った事例を多く見聞きするようになりました。国内で初めてのHadoop関連イベントが2009年11月に東京で開催され、オライリー・ジャパンから2010年1月にHadoopの邦訳が出版されるなど、Hadoopが多くの開発者の注目を浴びています。 しかしながら、「Hadoopは何となくすごそうなんだけど、複雑だし、どんなソフトなのかいまいち分からないんだ

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    kozai 2010/06/04
  • [ThinkIT] 第1回:SNSによる社内情報共有の可能性

    社内の情報や知識(ナレッジ)を共有することは、多くの企業にとって長年の課題であるといえます。特に企業が大きくなり、組織が縦割りになればなるほど、部門や事業部を超えた情報共有が困難になります。 そういった状況では、グループウェアなどの仕事の延長上にあるツールを使うだけでは、仕事以外の話を含めた全社横断のコミュニケーションやナレッジの共有は難しいかもしれません。その課題を解決する可能性を秘めているのが「社内SNS」です。 SNSとはソーシャルネットワークサービスの略で、最近ではmixiが非常に有名です。 mixiは登録制の閉じた世界でのコミュニケーションツールで、プロフィールの登録や日記の投稿やコメント、コミュニティなどによって、人と人のつながりを構築・支援することを目的としたサービスです。 そして今、このSNSの仕組みを社内に導入することで、社内の情報共有に効果を発揮できるのではないかと期待

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    kozai 2008/02/02
  • [ThinkIT] 第1回:グループウェアを使い切っていない中堅・中小企業 (1/3)

    メディアなどで日々3文字アルファベットが取り上げられる昨今、中堅・中小企業(以下SMB)において着々と「グループウェア」の利用率が伸びている。 「グループウェア」の利用が伸びている理由として、その謳い文句である「簡単」「すぐにでも」「安く」「便利」などの極めてイメージしやすいコンセプトについて、言い換えれば「これで何ができるのか」といった機能を、買い手である企業が「役にたつことをダイレクトに実感」できるからだ。 というのも、これまでの歴史を紐解いていけば、これと対極にある新ソリューションの多くは概念ばかりが先走り、その多くは市場として定着せずに消えていく運命にあった。その上、これらのソリューションは大きなコストと長い構築期間に加えて、導入効果も見えにくいため、SMBが敬遠しがちになるのは当然といえよう。 このような状況の中で、ようやくSMBに定着しつつあるのがERP(統合業務パッケージ)で

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    kozai 2006/10/31
  • [ThinkIT] 第4回:統合技術として導入が進むセマンティックWeb (1/3)

    前回はセマンティックWebが研究分野だけではなく、エンタープライズの世界でも使われはじめていることを解説してきた。それには従来の統合技術に限界が見えてきたからだ。しかし先進的な企業は、成熟しているとは言い難いエンタープライズ・セマンティックWebを適用している。 既存の統合技術/統合製品との違いを端的にまとめると以下の3点に集約される。

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    kozai 2006/09/11