登壇者:クレイ・シャーキー このTEDトークは2005年のものだが、ここで提起されている課題はつい最近取り組まれ始めたところである。前もって課題提起をしていたこのトークには先見性があったと言える。ニューヨーク大学教授であり、何冊か著作もあるクレイ・シャーキー氏はここで、インターネットのおかげで個人が互いにコミュニケーションをとりやすくなっていることを指摘している。その結果、従来の組織(会社など)が不要になり、その代わりに人はよりルーズな(ゆったりした)ネットワークで協力するようになってきているということだ。 このトークで予測されたことがその後実現できた例として、個人が自分の自動車や住宅を使って儲けられるUberやAirbnbがある。また、科学者たちが長年解決できなかったエイズに関連する酵素の構造は、コンピューターゲームのようなプラットフォームを使った世界中のボランティアが解読に成功した。社
![TEDトーク無料化のきっかけになった12年前のプレゼン/in denial(現実から目をそらす)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ff79cfb623595ddcd81594fd7ae3bba7208dd2f2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Frochelle%2Fassets_c%2F2017%2F03%2Fkopp170315-thumb-780x517-109378.jpg)