締め込み姿の男たちが福を呼ぶとされる木、「宝木(しんぎ)」を奪い合う伝統の「はだか祭り」が15日夜、岡山市で行われました。 15日夜は主催者の発表でおよそ1万人の男たちが参加し、肩を組んで「わっしょい、わっしょい」と掛け声を出しながら寺の本堂に集まりました。 本堂では「宝木」が投げ込まれる1時間以上も前から男たちが身動きがとれないほどひしめき合い、熱気に包まれました。 そして午後10時に明かりが消され、長さ20センチほどの筒状の2本の「宝木」が投げ入れられると、激しい争奪戦が繰り広げられ、「宝木」を奪おうとする男たちの大きなうねりができていました。 宝木を寺の外に持ち出して「福男」となったのは、いずれも岡山市内から参加した2つのグループでした。 このうち兄弟3人で参加した牧野匡洋さん(37)は「兄弟と一緒で本当に心強かったです。毎年参加していて、ことしこそはという気持ちで臨んだので本当にう
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