液体窒素を使った実験などでよく目にする“冷たいポップコーン”。口に含むとひんやり、鼻や口からは冷気がもわもわと、食べて楽しい、見て楽しいポップコーンの食べ方だが、米ラスベガスではいま、これを商品として販売しているお店が人気を呼んでいるそうだ。 米情報サイト「VEGASINC」によると、話題のポップコーンを販売しているのは、今年7月にオープンした専門店「Popped」。友人同士にして経営者のゼルマ・ワツボさんとジャン=フランソワ・シャバネルさん、オリバー・モロワチさんの3人は昨年、一緒にバーベキューをしていたときに、モロワチさんが“実験”としてポップコーンを液体窒素で冷やして2人に食べさせた。すると、これが「売り物になると思った」3人。それから数か月の熟慮を経て、「ビジネスを始めよう」と決断したという。 このポップコーンの最大の売りは、液体窒素が生み出す食感。キンキンに冷やされたポップコーン