参院選は来週7月4日公示、同21日投開票のスケジュールが確定した。報道ベンチャーのJX通信社では、参院選東京選挙区の情勢を探るため、先週末までの2週に渡って、東京都内の有権者を対象に電話調査を実施し、過去の選挙結果や独自調査データを加味して分析した。調査の概要は本稿末尾に記載の通りだ。 選挙区では丸川氏らリード定数6に対して、20人前後の出馬が予想される東京選挙区。先週末の時点で、丸川珠代氏(自民党)、山口那津男氏(公明党)に武見敬三氏(自民党)、吉良よし子氏(共産党)、塩村文夏氏(立憲民主党)、山本太郎氏(れいわ新選組)が続き、山岸一生氏(立憲民主党)、音喜多駿氏(日本維新の会)、水野素子氏(国民民主党)らが追い上げる展開だ。 主要政党のうち自民党と立憲民主党は、東京選挙区に2人の候補を擁立して2議席の獲得を狙っている。現時点では自民党の2候補が堅調に戦いを進めているのに対して、立憲民主