脂の乗った「さんまの塩焼き」秋の味覚の代表ともいえます。 食料自給率の低さが問題となっている中で、さんまは大部分が国産でまかなわれている数少ない魚です。 落語の「目黒のさんま」にもあるように、サンマは、昔から庶民に親しまれてきましたが、日本の長寿にも一役買っていると言うほど健康効果に優れているんです。 血液どろどろの原因の一つに、アルコールや糖分の摂りすぎによる血小板の凝集があります。 DHAとEPAにはそれを防いで血液をサラサラにする効果があるのです。 さらに、DHAとEPAが血栓の元になる血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減少してくれるのです。 また、脳細胞の原料となっているDHAは加齢とともに減少しますがサンマから得るDHAで、脳が活性化されて認知症の予防にもなります。 このほか、タウリンが血圧の上昇を抑えますので、高血圧の人にもいいのですが、塩焼きの場合塩分の摂りすぎに注意して