東北のほうの小学校が廃校になるというニュースを見た。もともと人口が少なくなってきたところに地震もあり、いっそう人が減ってしまったためだという。海沿いの町だ。 数人の卒業生を送り出し、地元の人が集まって行われたさよならの会のようすが映し出された。 そこの料理がチーズフォンデュだったのだ。 意外。この流れでチーズフォンデュは意外だったがそれは僕の勝手な東北に対するエゴなのでチーズフォンデュでよし、と思った。そのあとみんなで歌った校歌が妙にアップテンポで、歌詞もたんたかたーん、みたいな楽しい感じだった。 いいリアルを見たなと思った。
エクセルにデータベース関数というものがある。 DSUM や DAVERAGE などだが、このヘルプが常にりんごと梨、さくらんぼなのが気になる。 りんごと梨、さくらんぼの樹齢や利益などの表から、「樹高が 10 ~ 16 の りんごの木の利益を合計」などを計算している。 このヘルプを見るたびにこの農家はいったいどこなんだろうと思う。りんごと梨、さくらんぼが名産の場所で調べると、山形か福島があやしい。 別のヘルプでは、販売員と売れたものの種別の表が登場する。売ってるものがまた独特だ。 ジュースとビール、肉、農産物があるのだ。 この組み合わせはたぶん道の駅だ。 つまり山形か福島の道の駅である。魚がないので内陸部かもしれない。畜産物はきっとソーセージだろう。 エクセルは山形か福島を舞台にした物語だったのだ。 旅情をかき立てられる話である。
西新宿に武富士が持っていたビルがある。地上14階建てで、そんなに大きくはないがごついので目立つ。 そのビルの隅であることに気づいた。 もっと寄って見てみると… 犬小便禁止のステッカーが貼ってあるのだ。 あれだけ大きくても犬に厳しく、そして犬目線の場所に書く細かさがやっぱり金融ってすげえなと思うところである。 しかしこのビルはもうじき取り壊されてしまうらしい。アンバランスな注意書きも見納めである。
飲みに行った。 一緒にいった人が知ってる店だったのだが、歩きながら「ほらあそこです。店の名前が書いてあるでしょう?」 そう言われたが看板が分らない。どこだ? 店の名前が小さすぎるのだ。 店はいいお店でした。 ビアサーバがサイバーな感じでかっこよかった。
モレリークスという企画を考えた。うんこもらした人がその地点を地図上にポイントしていくウェブサービスだ。 アイデアを話したところ、バカ日本地図の谷口さんがプロトタイプを作ってくれた。「サンプルで投稿してみてください」とメールが来たので入力しようとして気づいた。 恥ずかしい。 しかも今これにさわれるのは僕と谷口さんしかいないわけで、誰がもらした話かすぐばれてしまう。「谷口さんこそサンプル入力どうぞ」と返信したがやはり入力はなかった。 もじもじしているあいだに月日は流れ、いまは別のウェブサービスのプロトタイプになっている。 サンプルすら入力できないものをリリースしないでよかった。
デイリーポータルZのほうに通常更新しますなんてはりきって書いたものの不安で仕方ない。世間的にも不安らしく、スーパーのものが買い占められているというので見に行った。 がらがらの小麦粉コーナー。上の方に残っているのは… きなこ。「きなこ悲しい」(想像) レトルト食品の棚もがらがら。 残っていたのは… ヤリイカカレー。イカのポーズの不気味さが敗因か。ちなみにパッケージに惹かれたので購入。 個人的にショックだったのがこの棚。 練り物の棚。右下の白いものを残してほぼ完売。残っていたのは… なんとちくわぶ。 ちくわぶは好きな食べものベスト10に入るだけにここで発覚した不人気ぶりが意外。買い占めてちくわぶが人気食材であることをアピールしたいがこんなに要らないので見送り。 あと気づいたのはみんな栄養に目覚めてしまったのではないか、ということ。インスタントのごはんパックの棚はほぼゼロ。 ご飯がないだけでこん
先週、会社で研修に行っていたのだ。 そこで自分のターニングポイント、記憶に残っている出来事を書くという時間があった(そういう研修なんです)。自分なりにまじめに考えて書いたのが ・小学校のときに校長先生が朝礼でおしっこの味について語ったこと ・中学校に行く途中の公園(練馬だ)にノラ馬がいたこと ・高校入学の最初の日にトイレをあふれさせたこと ・大学で学食のトイレの水を流すボタンを押したら作用反作用で倒れそうになったこと ・社会人になってビルの向かいにできたレインボーブリッジ開通のセレモニーに細川ふみえが来ると嘘をついたら上司が本気で信じていたこと という嬉しいのか悲しいのかよく分からないことばかりだった。整理がついてないことばかり。 その書き出す作業がどういう意味だったかは忘れたけど、僕が死ぬ前に観る走馬燈はオチのない話ばっかりだということははっきりした。
死ぬかと思ったでもご一緒させていただいている田中圭一さんからまんがを描くソフト、コミPo!(12月発売予定)の評価版をいただいた。 自分では絶対に描けない絵でまんがが描けるのが楽しい。あだち充先生になった気分でラブコメを描いた。 ※この画像は、コミPo! 関係者向けβ版2で作成しました。 コミPo! 公式ページ : http://www.comipo.com/ いろんな仕事を放り出してこればかり触ってしまいそうだ(すでにそうなってる)。
「今年はなんとか元年だ」と毎年のように言っている。毎年なにかの元年である。 と書くと批判的なようだが、元年だ!と勢いづけるのは嫌いではない。ときどきその元年は無理あるだろうというものがあるのもほほえましい。 ざくっと検索してみたら毎年2~3個は元年だった (XXXX年はXX元年である、という言いきったものから XXXX年は○○元年になるだろうか?のような懐疑的な言いまわしも含めている) 2010年 Androidビジネス元年 クラウド元年 電子出版元年 3DステレオPC元年 2009年 モバイルAR元年 電子ペーパー元年 次世代3D元年 Blu-ray プレーヤーの普及元年 2008年 IPTV元年 インターネットマシン元年 WiMAX“元年” 2007年 携帯用燃料電池元年 エンタープライズ・マッシュアップ元年 電子マネー新元年 メンズ美容元年 2006年 エコファッション元年 電子雑誌
やっぱりiPad欲しい --- コンビニで超恐い話ガムというお菓子を買った。 恐い話が書いてある紙と小さなガム。食玩と同じでお菓子とおまけが主従逆転している。しかもこれは玩具ではなく話だ。要は紙。 これはおとな向けの展開も可能ではないか。 ドラッガーや松下幸之助の格言が書いてあるガム。エクセルの小技やライフハック的なことが書いてあるガムだ。 キヨスクやニューデイズで売れるかもしれない。同じガムならビジネスに役立つガムだ。 書店にビジネス書ばかり並んでてうんざりするが、ガムをつければさらにコンビニのお菓子売り場にもおけるのだ。いや、芥川龍之介やヘミングウェイもガムつければお菓子扱いか。 電子出版に対抗するのはガムではなかろうか。 --- とは言ってみたが、電子出版とかありきたりのことを書いてしまって恥ずかしい。
この連休が正月です --- ファミレスにいたら呼んでもないのに店員がテーブルにやってきた。 どうやらボタンで呼び出されたテーブル番号を間違えたらしい。僕と店員が「?」という感じで顔を見合わせていると店員が 「……およびでない?」 と言った。植木等みたいだ。生まれてはじめてこのセリフが実際に使われているシーンに出会った。 ただ、リアル植木等は暗く、消え入りそうな声で言って軽くおじぎして去っていった。本物はそういうものなのか。 いいものを見た。
きょうだけは予定がない --- ビックカメラで福袋を買った。 袋のすきまから中身がちょっと見える。なかに見える電気製品のスペックを確認するために売り場に見に行ったりして10分ほど吟味する。 意を決してレジに持っていくと、はいこれと奥から別の袋を取り出した。店頭に置いてあったのはサンプルだったのだ。 イソップ童話みたいな話である。
きょうは仕事する日 --- 来年の4月から有給休暇が1時間単位でとれるようになるそうだ(ここに書いてあった)。 新入社員のころ、同じことを人事に言って怒られた気がする。遅刻した2時間だけ有給にできないッスかと総務課長に言ったのだ。あの課長は恐かった。 あれから16年、時代が僕に追いついた。いま管理部門に怒られるようなことでも15年後は認められているかもしれない。 交通費の精算忘れましたとか。いや、それはだめだ。 --- しかし、60時間超えたら残業代が倍ってすごいね。 --- やぎの目イベントの詳細をカルカルのページに書きました。思いついたらまた更新します。
勝負服と間違えて消防服を着ていく --- きょう京浜東北線の最後尾に乗って車掌が見てる計器を眺めていた。 中央のモニターに各車両に乗っている人数が表示されていることに気づいた。すげえ。 なんでだ。どうやって測っているんだろう。ドアの上にセンサーとかついているのだろうか。それとも野鳥の会が各車両にひとりずつ乗っているとか。
寒い、焼酎がうまい --- 電車におしゃべりな男がいた。一緒にいた女にずっと喋っている。それで「あーくちびるが乾いて仕方ない」と言っていた。それはよくしゃべるからだろう。自分が原因で自分に被害がおよぶ。そんなうっかりで進化の過程をよく生き延びてきたと思った。かれの遺伝子に。 キリンが首を延ばしたら高いところの葉を食べられるようになったのもいまの言葉で言えばライフハックなのだろうか。その後の種が全て生き延びることができたのだから相当なライフハックだ。 描きたかったから絵にしてみた。
四国アイランドリーグにはグラタンという名の選手がいる --- 苫小牧の港ではブリがあがるらしい。そしてネピアの工場もあり、ティッシュが作られている。 さっきテレビでイギリス人がブリティッシュエアウェイのコンコルドを誇らしげに語っていたので、対抗してブリとティッシュがとれる場所を調べていた。苫小牧だ。ブリ&ティッシュ。航空会社作ったらブリティッシュエアウェイと名乗っても怒られまい。 どうなんだろう。こんな調べもので勝った気になっていていいのだろうか。 --- ANAのプレミアシートで出るスープには具が入っている。安い席のスープは具がない。お金持ちと貧乏人のわかりやすい区別。カルピス劇場で見た18世紀のヨーロッパみたいだ。 --- この前電車で隣に立った女性の香水が懐かしい匂いだった。なんだっけ、しばらくして思いだした。ナガオカのレコードクリーナーの匂いだ。あのスプレー。 そんな香水があるのだ
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