巨人に敗れ2年連続5回目の交流戦優勝を逃したソフトバンク・秋山幸二監督(52)。そのツケは? 3年ぶりのリーグ優勝、日本一達成という孫オーナーの至上命令を受け30億円補強。シーズン大独走優勝の注文までつけられているのに、ノーマークだったオリックスに先行されている。そのライバルも優勝争いに加わっていた交流戦を制すれば、これ以上ない弾みになるところだった。 交流戦10年間で5度の優勝となったら改めてチームの実力をアピールできたろう。まず30億円補強の成果第一弾として、大独走優勝令のホゴも帳消しになる。5度目の交流戦優勝の価値は大きなものになるはずだった。 が、交流戦優勝を逃したことで、秋山監督を取り巻く状況は厳しくなるだろう。ペナントレースの優勝は当然のこと、早めの逆転も求められる。V逸となれば、来季続投はなくなる。 逆転優勝を果たしても日本一奪回という大きなノルマがある。直接対決で巨人に交流