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  • 【編集局から】ONから望外のご厚情 急逝した夕刊フジ運動部の名物記者・江尻良文さんの功績の大きさ

    夕刊フジ運動部の名物記者、江尻良文さんが11日に急逝されたことを受け、記者生活50年間のライフワークだった“ON”に無理は承知で追悼のコメントをお願いしました。 まずソフトバンク・王貞治球団会長のマネジャーさんに連絡を入れたところ、即座に「明日、会長と会うんで電話させます」と快諾を頂きました。15日発行紙面の追悼記事には盛り込めませんでしたが、王会長には「皆さん引退された後になるから、現役の記者のまま亡くなる人は少ない。50年目を全うさせてあげたかった」という哀悼の言葉も頂戴しました。 巨人・長嶋茂雄終身名誉監督にも読売新聞グループ社、並びに球団を通じて依頼したところ、その日のうちにコメントが届けられるという望外のご厚情を賜りました。 改めて江尻さんの功績の大きさを思い知らされた次第です。この場を借りて長嶋終身名誉監督、王会長に厚く御礼申し上げます。 コロナ禍前のプロ野球の取材現場では、

    【編集局から】ONから望外のご厚情 急逝した夕刊フジ運動部の名物記者・江尻良文さんの功績の大きさ
    ksaitou
    ksaitou 2021/09/18
    エジリンは永遠のスーパースターです。数多くの電波記事は殿堂入りさせるべきだと思います。
  • 「ONの生き証人だった」 11日死去、夕刊フジ名物・江尻良文記者を長嶋氏、王氏が追悼

    11日に膿胸のため、72歳で死去した夕刊フジ運動部の江尻良文記者。1972年に東京スポーツで担当以来、サンケイスポーツ、夕刊フジとプロ野球一筋、50年間の記者生活だった。 第一次長嶋政権がスタートした75年から巨人担当として、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(85)とソフトバンク・王貞治球団会長(81)を取材。亡くなる約21時間前、10日深夜に書き上げた生涯最後の原稿も、この日の日ハム戦で右側頭部付近に死球を受けたソフトバンク・柳田を取り上げ、ベンチに歩いて戻った不死身ぶりに現役時代の“世界の王”を重ねたものだった。 江尻記者の半世紀にわたる記事や著書で、数えきれないほど取り上げられた“ON”が、追悼のコメントを寄せた。 長嶋茂雄終身名誉監督「私の監督時代から近くで取材し、時には私たちでは思いつかないような面白い視点の記事も書いていただきました。江尻さんの記事を見て、なるほどと勉強させていただ

    「ONの生き証人だった」 11日死去、夕刊フジ名物・江尻良文記者を長嶋氏、王氏が追悼
    ksaitou
    ksaitou 2021/09/15
    心の師匠であるエジリンが急逝…辛い。相当辛いです。エジリンの記事を毎回ブクマしていましたが、もうできなくなりました。とても悲しいです。
  • 【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンク・柳田、頭部死球にもめげずの裏に不死身の師匠・世界の王

    10日の日ハム対ソフトバンク戦(札幌)でソフトバンク・柳田が、河野から左側頭部付近に死球を受け、球場が一時騒然となった。 柳田はよろけながら倒れ、数分間立ち上がれず。ソフトバンクコーチ陣が駆け寄り、工藤監督もベンチから心配そうな表情で見つめたが、柳田は歩いてベンチに戻った。不死身の主砲だ。 その裏には、恩師・王球団会長の存在がある。 世界の王は、現役時代、右足を高く挙げる独特の“フラミンゴ打法”で広く知られた。 「右足付近によく死球を受けたよ。なにしろ相手の投手はオレが高く上げた右足付近を狙って投げて来るのだから、大変だよ」 王球団会長はこう悲鳴を上げながらも、打席で右足を上げ続けた。その耐久力が大記録につながった。

    【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンク・柳田、頭部死球にもめげずの裏に不死身の師匠・世界の王
    ksaitou
    ksaitou 2021/09/11
    これでこそエジリン
  • 【江尻良文の快説・怪説】ロッテ・佐々木、楽天・田中と念願の対決

    ロッテ・佐々木朗希投手(19)が10日の楽天戦(マリン)に先発。小学校時代からの憧れという田中将大投手(32)との初めての投げ合いとなる。 「しっかりいいピッチングができるように頑張ります」。念願の打倒・田中をこう宣言した。5回無失点で2勝目をあげた前回の8月28日の楽天戦(楽天生命)から中12日でのマウンドとなる。 拠地初勝利がかかり、しかも相手が田中となれば、張り切るのは当然だ。世代交代をかけた顔合わせという興味が大きいが、田中も簡単に踏み台にはなってくれないだろう。 ロッテは首位争いをしている。佐々木が田中を倒したら、その相乗効果は計り知れない。優勝争いへ最高の勢いが加わるのは間違いない。佐々木もチームの大黒柱に成長していけるに違いない。 田中にしても佐々木と対決するメリットは少なくない。有望な若手の挑戦を受けることで新たな刺激を受け、得られる効果もあるはずだ。

    【江尻良文の快説・怪説】ロッテ・佐々木、楽天・田中と念願の対決
  • 【江尻良文の快説・怪説】自力Vが消滅のソフトバンク、孫オーナーの言動に注目

    8日の西武戦(メットライフ)に9-0で大勝したソフトバンク。前日、一時消滅した自力Vの可能性を一日で復活させた。エースの千賀が7回を投げ4安打で点を許さなかった。工藤監督も「頼もしい。僕はどしっと座っていて何もしなくてよかった」と笑顔だった。 とはいえ、常勝軍団の戦いぶりとしては不意であることに変わりはない。「リーグ優勝しての日一」という至上命令を出している孫オーナーの言動が注目される非常事態である。 やはり焦点は工藤監督の去就。季節外れの“ストーブリーグ”は、いつ火が付くかわからない。 王球団会長は、巨人監督時代から季節外れのストーブリーグの怖さを熟知しているから不用意な発言はしないだろうが、「リーグ優勝しての日一」にこだわっている孫オーナーは違う。いつ音が飛び出すか。 小久保へッドコーチ、王球団会長付きの城島特別アドバイザー、秋山前監督ら多士済々のポスト工藤候補を擁している。孫

    【江尻良文の快説・怪説】自力Vが消滅のソフトバンク、孫オーナーの言動に注目
  • 【江尻良文の快説・怪説】“ポスト原”の後任人事 見てみたいのは吉村監督(1/2ページ)

    巨人の原辰徳監督が今季で3年契約が切れるために後任人事が取り沙汰されている。既定路線視されているのが阿部慎之助二軍監督の昇格だ。その他には桑田真澄投手コーチの名前などがあがっている。 が、巨人軍改革、格的ニュージャイアンツ作りのために、ONコンビが高く評価する、誰もが驚くだろう吉村禎章作戦コーチを新監督にしてほしい。 ONコンビは巨人監督に就任して共に苦労した。長嶋氏はV9川上巨人の後に出がらし状態のチームを任され6年間、王氏は5年間監督を務めた後に解任されている。 長嶋氏はその後、再び巨人監督に復帰。「何でも欲しがる長嶋さん」と、他球団から揶揄されたが、日ハム・張、中日・落合などFA補強でチーム改造。巨人を再建している。 一方、王氏はその後ダイエー監督に就任し、苦労して常勝ホークスを作り上げ、球団会長に就任。こちらも長嶋氏のように率先垂範している。

    【江尻良文の快説・怪説】“ポスト原”の後任人事 見てみたいのは吉村監督(1/2ページ)
  • 【江尻良文の快説・怪説】昭和ファンが今年も期待する巨人対ソフトバンクの「ON対決」(1/2ページ)

    右ひじ手術からの復活を目指すソフトバンクの守護神の森が、3日のウエスタン広島戦(由宇)に登板する。今季悪戦苦闘しているソフトバンクには朗報だ。 ただ、ソフトバンク最大の守護神は王球団会長だ。王氏が築き上げたホークス帝国は、今季こそ来の戦いができていないが、やはり地力があり、終盤の巻き返しに期待がかかる。 球界だけでなく、日社会においても王氏の威光は厳然たるものだ。東京五輪開会式では開会式に参加。巨人の長嶋終身名誉監督とONコンビで盛り上げた。ONはさらに試合にも足を運び、日野球界初の金メダル獲得を見守った。 すっかり時代は変わったが、今季も背広のON対決実現なるかに注目している昭和の野球ファンもいるだろう。 日シリーズ4連勝中のソフトバンクは、最近2年は巨人との対決を制している。ON対決という意味では王氏に軍配が挙がり、長嶋氏は地団駄を踏んでいる。 背広を着る前の監督としての両雄の

    【江尻良文の快説・怪説】昭和ファンが今年も期待する巨人対ソフトバンクの「ON対決」(1/2ページ)
    ksaitou
    ksaitou 2021/09/06
    エジリン万歳!
  • 【江尻良文の快説・怪説】いよいよ正念場の工藤ソフトバンク 3カ月連続負け越しでリーグ連覇は苦境か

    ついに大ピンチを迎えたソフトバンク。100試合消化しての借金1。早ければ、9月3日に自力Vが消滅する。 そして、9年ぶりの3カ月連続の負け越しでリーグ連覇は苦境だ。共に3位に終わった2012年以来。工藤政権では初めてだ。 「あれだけ巨大なソフトバンクの戦力だ。いずれは浮上してくるだろう」 大半の球界OB、関係者はこう楽観視していたが、現実はシビアだ。工藤監督の手腕が改めて問われることになる。 ソフトバンクの後任監督候補は多士済々。小久保へッドコーチをはじめ城島球団会長付きの特別アドバイザー。さらには夫人の健康問題で惜しまれながら勇退した、秋山前監督の復帰。 ポスト工藤には事欠かない。他球団から見れば、うらやましい限りだ。それだけに、工藤監督続投のハードルは高い。優勝がノルマになっているのだ。 「ソフトバンクのような巨大戦力を抱えるチームの監督を一度でいいからやってみたい」 こう語る他球団の

    【江尻良文の快説・怪説】いよいよ正念場の工藤ソフトバンク 3カ月連続負け越しでリーグ連覇は苦境か
  • 【江尻良文の快説・怪説】最下位争いの広島にセ5球団が困惑の理由

    DeNAと最下位争いをしている広島の低迷ぶりに優勝争いをしている巨人、阪神も困惑している。そのワケは? かつては巨人と阪神が全国区の人気を誇っていたが、現在は、両球団に勝るとも劣らない強力な集客力を誇っているのが広島だ。 「ビジター戦でも広島の集客力は目を見張ものがある。各球団にとってはカープサマサマだったのです」 他球団の営業担当者が口をそろえていた。 しかし、最下位争いではさすがにお手上げだ。 「首都圏にも多いカープファンは、名古屋、大阪までなら応援に行けても、広島は遠いので、東京ドーム、神宮、横浜での広島戦に集まっていた。いわゆるカープ女子も集まっていました。でも、いくらなんでも最下位争いでは影響が出てきてしまう」(同関係者) 最下位では来シーズンの客足に響く。終盤に見せ場をつくって再びカープファンを球場に呼ぶことができるのか。広島にはもうちょっとがんばってほしいというのが、他球団の

    【江尻良文の快説・怪説】最下位争いの広島にセ5球団が困惑の理由
  • 【江尻良文の快説・怪説】想定外のオリックス優勝を一番待望しているのは巨人軍?

    オリックスのまさかの快進撃、想定外のパ・リーグペナントレースに狂喜乱舞?しているのは、誰か。原巨人だろう。 こちらセ・リーグは快進撃阪神が主役だったが、ついに息切れか。リーグ3連覇を目指して悪戦苦闘していた大命巨人が浮上している。 その巨人にとって、オリックスの快進撃は万々歳だ。2年連続日シリーズでソフトバンクに4連敗と一蹴されており、コンプレックスは深刻そのもの。もし、またソフトバンクとの日シリーズとなっても、苦手意識の解消は見通しが全く立たないからだ。 オリックスは久々のパ・リーグ優勝、日シリーズ出場を手にすれば、満腹状態になるだろう。建前は「リーグ優勝の次は日一奪回」となるが、音は久々のV奪回で大満足となるはず。ファンも同様になるだろうから、勢いには乗っていても日シリーズへの執着はそれなり…ということにもなる。どちらかといえば、くみしやすい相手となるだろう。 「ウチはリ

    【江尻良文の快説・怪説】想定外のオリックス優勝を一番待望しているのは巨人軍?
  • 【江尻良文の快説・怪説】阪神対巨人のセ・マッチレースに負けないサプライズ! パのオリックス対ロッテ予想

    往年の阪神対巨人の懐メロマッチレースは興味を引くが、それに負けていないのがサプライズのパ・リーグだ。オリックス首位の現状だけでも驚きだが、対抗馬の2位にロッテとくれば“万馬券”ペナントレースといえるだろう。 29日のTBSテレビ系「サンデーモーニング」で、張勲氏は「オリックスは打つからね」と、このまま95、96年の仰木マジック以来の優勝を予想した。 そして、対抗馬にロッテを挙げた。「ロッテも打つからね。怖いよね」「静かに勝っているから。ロッテは手ごわいと思いますよ」と強調。騒がれ過ぎるとマークがきつくなるが、「静かに勝つ」効果を高く評価したのだ。 ロッテのリーグ優勝となれば、2005年のバレンタイン監督以来。10年に西村監督で日一になった時は、まさかのリーグ2位からの下克上だった。実際にダークホースから頂点を極めているだけに、張氏予想の「静かに勝つ」を一笑に付すわけにはいかないだろう

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  • 【江尻良文の快説・怪説】首位争いのオリックス対ソフトバンク 最大の見所は五輪金メダルバッテリーの戦い 過去には球宴で相手エース解剖の任務も

    首位オリックス対ソフトバンク(京セラドーム)の最大の見所は、東京五輪金メダルバッテリーの戦いだ。 第1戦の27日にオリックスのエース・山由伸が先発。大逆転V奪回を狙っているソフトバンクを山はこう警戒する。 「ギータさん(柳田)や栗原さん(との対決)は、もちろん楽しみです。甲斐さんとは2試合バッテリーを組んでいろいろ球を見られていますので慎重にいきたいです」 東京五輪でバッテリーを組んだ甲斐を最大マークする。それも当然だろう。山日本代表で女房役だったソフトバンク・甲斐に“丸裸”にされているはずだからだ。 過去には、球宴がスパイ戦争の舞台になっていた。セ・パのスター選手が一堂に会するが、捕手は“夢の球宴”どころではない。大変だ。所属チームからライバル球団のエース解剖という、一大任務遂行を強いられるからだ。 「公式戦では、打席でしか投手を見られない。が、お祭り騒ぎのオールスターでは、同じ

    【江尻良文の快説・怪説】首位争いのオリックス対ソフトバンク 最大の見所は五輪金メダルバッテリーの戦い 過去には球宴で相手エース解剖の任務も
  • 【江尻良文の快説・怪説】3位とのゲーム差が2ケタに…お先真っ暗の中日ドラゴンズ

    3位との差が2ケタという、お先真っ暗のBクラス4位中日。ポスト与田として、ミスター・ドラゴンズ立浪氏招へい、仁村二軍監督の昇格など後任人事が取りざたされているが…。 昨季、8年ぶりAクラスの3位。熱烈ファンは今季10年ぶりのリーグ優勝を夢見ていただろうが、Bクラスに逆戻り。チーム刷新を求める声が強くなり、与田監督の後任人事が取りざたされるのは球界の常識だ。 それなのに、与田監督の来季続投情報が浮上しているという。 改めて振り返れば、今季の補強もお粗末だった。阪神をクビになった球界最年長の福留と格安外国人選手のガーバー。要は、カネを使った補強はしない、できないというのが現実なのか。 こんな状態ではチームは浮上しようがない。16年ぶりの快挙なるかの優勝争いの阪神とリーグ3連覇を目指す巨人。昨季の最下位からAクラス入りの3位を目指すヤクルト。そんなチームとは対照的だ。来ならば来季の浮上を目指し

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  • 【江尻良文の快説・怪説】張本氏が元日本ハム・中田の巨人トレードへエール 裏には自らの同じ体験談があった

    22日のTBSテレビ系列「サンデーモーニング」で、張勲氏が日ハムから巨人に移籍した中田へエールを送った。その裏には自らの同じ体験がある。 「新天地で頑張ってほしいね」 張氏の中田へのエールは、球界の先輩として、型通りのものに聞こえたかもしれない。が、そうではない。日ハムの看板選手だった現役時代に張氏も同じ思いをしたことがある。 球団売却のために東映→日拓ホーム→日ハムと球団名が変わったが、張氏は通算7度の首位打者を誇る看板選手だった。トレードなどあり得ない立場だったが、日ハムとなって巨人へトレードされた。 当時、名監督として“魔術師”と言われた三原脩氏が、球団社長に就任。義理の息子・中西太氏が監督となった。この親子コンビと、大物すぎる看板選手・張氏との間に確執が生まれ、張氏はトレードされたのだ。 このトレードにはもう一つの側面があり、それは巨人の監督だった長嶋茂雄氏の強

    【江尻良文の快説・怪説】張本氏が元日本ハム・中田の巨人トレードへエール 裏には自らの同じ体験談があった
  • 【江尻良文の快説・怪説】巨人・原監督の日本ハム・中田獲得の成否は自身のゼネラルマネジャー就任の夢に直結(1/2ページ)

    巨人・原監督が、暴力問題で出場停止処分を受けていた日ハム・中田を獲得した。その成否は、巨人・原監督が思い描く、自身のゼネラルマネジャー就任の夢を左右することになる。 日ハム・栗山監督は、就任時に原監督に対し、こう丁寧に挨拶している。 「原監督に色々と野球を教えていただいたおかげで監督になりました。よろしくお願いいたします」と。 そんな師弟関係のホットラインが、今回の巨人・中田誕生劇の裏にあるのは間違いない。 原監督は今季が契約最終年。勇退か続投かは今オフの焦点だ。ただ、どちらにしても将来的なビジョンは、巨人ゼネラルマネジャーだと言われている。 巨人・中田が活躍すれば、原ゼネラルマネジャーは大きく前進するだろう。万が一、中田が巨人で働かなければ、原ゼネラルマネジャー実現の障害になりかねない。

    【江尻良文の快説・怪説】巨人・原監督の日本ハム・中田獲得の成否は自身のゼネラルマネジャー就任の夢に直結(1/2ページ)
  • 【江尻良文の快説・怪説】“泥沼カープ”象徴する左腕・ジョンソンの現役引退 優良外国人選手獲得も今や昔

    18日の中日戦に0-3で敗れ、4連敗を喫した広島。3試合連続の零敗、30イニング連続無得点という惨状だ。 今季11度目の零封負け。目を覆うばかりの惨状と言うしかない。まさにひと昔前の弱小球団に逆戻り。どこと戦ってもまな板のコイ。手も足も出ずに、相手の思うままにやられ放題では、いくら12球団一の熱烈声援で定評のある赤ヘルファンでも、堪忍袋の緒が切れ、冷めてしまうだろう。 奇しくも、この日、球団は昨季まで在籍していた左腕・ジョンソンが現役を引退することになったと発表があった。 来日1年目の2015年に最優秀防御率賞を獲得。翌16年には15勝7敗で沢村賞に選ばれ、25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。 左腕からの切れ味鋭いカットボールや低めの制球力に定評があった。20年まで在籍6年間の通算成績は、57勝37敗、防御率2・67だった。 弱小球団広島カープが常勝軍団になった大きな一因は、優良外国人選手の

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  • 【江尻良文の快説・怪説】相次ぐ不祥事の日本ハムが今度は珍記録

    ハムが主砲・中田のチームメート暴行事件に次ぎ、今度は珍記録のノーヒットノーランを許すお粗末。不祥事の連鎖はどこまで続くのか。 15日のソフトバンク戦(paypayドーム)での怪挙だ。ノーヒットノーランリレーを許し、9回では史上初の引き分けという珍事。 継投でのノーヒットノーランは、2017年6月14日のソフトバンク戦(東京ドーム)で、巨人が達成して以来、史上5度目。 パ・リーグでは、2006年4月15日のソフトバンク戦で日ハムがやって以来、15年ぶり2度目。が、今回はそのお返しで、その日ハムがソフトバンクにしてやられたのだ。(江尻良文)

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  • 【江尻良文の快説・怪説】シーズン途中の同一リーグ間交換トレードが珍しくなくなった理由

    11日、日ハム・公文投手、平沼内野手と、西武・木村外野手、佐藤内野手の2対2の交換トレードが発表された。過去には、タブー視されたシーズン中同一リーグ間のトレード。それが実現できるようになったのは時代の流れだ。 シーズン中の同一リーグ間トレードには、サインなどチームの機密が漏れる恐れがある。しかも、トレードに出した選手に活躍されると困るのが球団首脳の音。オーナーから「なんでウチで働かなかった選手が活躍するんだ。フロント、監督の使い方が悪かっただけじゃないのか」と一喝されたりする。 タブーでなくなったのには様々な理由があるが、一番は日の雇用形態の変化が球界にも影響を与えたといえる。 「一度入った会社には定年までいるのが常識。途中で辞めるのは何か不祥事を起こしたからだろう」という終身雇用制から一転。「良い条件でへッドハンティングされたら、移るのは当然」という時代だ。 逆に同一リーグ間である

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  • 【江尻良文の快説・怪説】日本ハム・中田の同僚選手暴行、出場停止処分より解雇がベスト

    11日、日ハムが中田翔に対し、同僚選手への暴力行為で出場停止処分を科したと発表した。が、とかく問題を起こす中田に必要なのは解雇しかない。 8月4日、函館千代台公園野球場(オーシャンスタジアム)で行われたエキシビションマッチ・DeNA戦開始前。同僚である選手に対する暴力行為に対しての処分だという。 しかし、中田のこの手の愚挙は、今回が初めてではなく、数多く伝えられている。出場停止処分などで反省して態度が改まるワケがない。 日ハムは、長期政権のひずみで成績低迷の栗山監督監督を今季限りで解任の方針だ。中田の暴力行為も、栗山監督の管理責任の問題でもある。 東京五輪金メダルの日本代表・稲葉監督がポスト栗山の後任候補に上がっており、チーム大改造するチャンスだ。 中田の粛正人事で、同時に稲葉新体制を強化、アピールすることができる。やりたい放題だった中田がいなくなれば、引きずられていた選手たちも変わり

    【江尻良文の快説・怪説】日本ハム・中田の同僚選手暴行、出場停止処分より解雇がベスト
  • 【江尻良文の快説・怪説】“五輪金メダルボケ”解消がペナントレース制するキーワード

    ソフトバンクの千賀と栗原の“五輪金メダルバッテリー”が10日、チームに合流。栗原は金メダルを取り出し、五輪報告したというが、金メダルに浮かれ、自慢したわけではない。五輪ボケ解消をこう口にしたという。 「ゲームに出られていないので。気持ちを切り替えて頑張りたい」 東京五輪大会での出場は、2日のアメリカ代表戦で犠打を決めた1打席だけ。その事実を冷静に受け止めているようだ。 五輪で大活躍した千賀は、同日の阪神との二軍戦でマウンドに上がり5回4失点。反省しながら「納得のいくボールが多かった。整えていけばいい球が放れると思う」と気を引き締めていた。 野球日本代表史上初という金メダル獲得で、ファン、我々マスコミも大騒ぎしているが、プレーヤーの方が冷静にペナントレースに向け、クールに自戒しているのはさすがプロというべきか。頼もしい限りだ。 確かに東京五輪金メダルの栄光はすでに過去のもの。ペナントレース

    【江尻良文の快説・怪説】“五輪金メダルボケ”解消がペナントレース制するキーワード