交流戦での惨敗や大混戦で何かと肩身が狭いセ・リーグだが、1つだけ胸を張れるものがある。新人王レースだ。 一時は本命だった巨人のドラフト3位・高木勇は、6勝でストップしたまま6敗と五分の星になった。一方で新人王当確と言っていいのが、横浜DeNA同1位・山崎康晃投手(22)だ。 1990年に中日・与田剛が作った新人での8試合連続セーブ記録を更新するなど23セーブ。同じく与田の持つ歴代新人最多31セーブの更新も視野に入れている。 山崎康が新人王を獲得すると、球団では2000年の金城(現巨人)以来15年ぶり。投手では大洋時代の1977年、斉藤明雄以来38年ぶりの快挙となる。 パ・リーグは2000年以来の「該当者なし」の危機に直面している。 オリックスの同7位・西野が57試合に出場し打率・304、3本塁打、22打点をマークしていたが、右有鈎骨骨折で戦線離脱。日本ハムの同1位・有原が4勝をあげたが、こ
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