第92回箱根駅伝(来年1月2、3日=報知新聞社後援)まで、あと24日。スポーツ報知では「箱根への道」直前連載で全21チームを紹介する。第1回は連覇を狙う青学大。前回5区を史上最速で駆け上がり、初優勝に貢献した神野大地(4年)は故障が続き、全日本大学駅伝(11月1日)では8区8位と苦戦した。チームも東洋大に敗れて2位。沈黙を守ってきた「3代目・山の神」がラストランに懸ける意気込みを語った。 【写真】前回5区で驚異的な走りで青学大の初優勝に貢献した神野 前回、青学大は2位の駒大に10分50秒の大差をつけ、圧巻の初優勝を飾った。Vメンバーが8人残る今季の目標は3冠だった。出雲駅伝(10月12日)は順調に勝ったが、全日本は2位。約5か月ぶりの実戦復帰だった神野は8区8位と苦しんだ。 「僕のせいで負けた。チームにも油断がありました。箱根に向けて甘い考えを一切、捨てます」 主将の神野は先頭に立っ