思わぬ“逆転現象”だった。侍ジャパンの宮崎強化合宿初日の23日、KIRISHIMAサンマリンスタジアムのスタンドに集まったファンはNPBエンタープライズの発表で5440人。一方、同じ宮崎市内の生目の杜総合運動公園で行われていたソフトバンクのキャンプには、6200人(球団発表)が詰めかけた。 いくら侍ジャパンの集客の目玉、大谷翔平を故障で欠いているとはいえ悲惨な結果。まさか日本代表が1球団に負けるとは。強化合宿2日目は8104人に増えたが、「ソフトバンクのキャンプが休みだったから増えただけだろう」と、もっともな声が上がった。 そこで注目されるのが25日。侍ジャパンはソフトバンクの主力組と練習試合を行う。一方、ソフトバンクの若手中心のチームが同日、巨人2軍と対戦(生目第2)。この試合に松坂大輔投手(36)が先発する。日本球界復帰3年目の今季はようやくキャンプ中に登板できるようになった松坂。ファ