タグ

2020年1月29日のブックマーク (4件)

  • 「補強ナンバーワン」実は広島の声 野村・会沢・菊池の主力トリオ流出免れ

    【江尻良文の快説・怪説】 新戦力が注目の的になる2月1日のキャンプインへのカウントダウン。新人はヤクルト・奥川、ロッテ・佐々木のゴールデンコンビ、移籍組は楽天とロッテが話題だ。ところが、実際の戦力補強ナンバーワンは広島という意外な声もある。 新監督は広島・佐々岡、ヤクルト・高津、楽天・三木の3人。中でも注目は広島・佐々岡真司新監督(52)だ。 丸に巨人にFA移籍された昨季、球団史上初のリーグ4連覇に失敗して引責辞任した緒方前監督のリベンジを宣言。就任と同時に「V奪回、悲願の日一達成」を公約したが、強運ぶりも発揮している。丸に続きFA移籍が心配された野村、会沢のバッテリー、さらにポスティングシステムでのメジャー移籍を希望していた菊池も残留した。 主力トリオの移籍回避は最大の補強というわけだ。さらにドラフトでは即戦力投手ナンバーワンといわれる明大・森下を獲得。自主トレでも評判通りだと首脳陣は

    「補強ナンバーワン」実は広島の声 野村・会沢・菊池の主力トリオ流出免れ
  • 飼い殺し状態…阪神・藤浪をトレードせよ 現役ドラフトで移籍活性化へ

    【江尻良文の快説・怪説】22日、都内で労組・日プロ野球選手会と日野球機構の窓口の選手関係員会が事務折衝。選手会が強く求めていた現役選手ドラフト制度の今季からの導入の見通しになった。同時に今後問われる問題点は? 次回の事務折衝は、3月12日の予定だが、今季導入に向け、両者が連絡を取り合い、早期決着を図る段取りだという。早ければ2月中に現役選手ドラフト制度の今季導入が固まる可能性がある。 「一軍で起用されていない選手を他球団に移籍させ、活躍の機会を与える」のが目的の現役選手ドラフト制度。 過去の例をみても球団が代われば活躍する選手がいるのだから、飼い殺しにせずに環境を変え、活用するシステムは悪くない。問題は人数と出す方、取る方、双方の球団側の眼力が、改めて問われることになるだろう。 そもそも飼い殺しという非生産的な現状になっているのも、出した選手が新天地で活躍、取った選手がダメだと大バッシ

    飼い殺し状態…阪神・藤浪をトレードせよ 現役ドラフトで移籍活性化へ
  • 金田正一さんお別れの会 長嶋流サプライズ献花

    【江尻良文の快説・怪説】 昨年10月6日に死去した金田正一氏(享年86)のお別れの会が21日、都内で行われた。金田氏とともに名球会を設立するなど、日プロ野球界を支えてきた不滅のONコンビも列席。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(83)はサプライズ復活を披露した。 時間に厳格なソフトバンク・王貞治球団会長(79)は、開始30分前には会場入り。「長嶋さんも来ると聞いているよ」と話したが、事前の招待状にあった長嶋氏の名前が当日のプログラムからは消えていた。しかも会の冒頭、ミスターの弔電が読まれたのだ。誰でも体調不良のドタキャンだと思うだろう。ところが、献花が始まると突然登場。さすがの王会長も驚いただろう。 まさにミスター流のサプライズ劇場。今年の元日もそうだった。昨年の日シリーズは2000年の伝説のONシリーズ以来、19年ぶりの巨人とホークスの再戦。ところが東京ドームで開催の第3戦にも長嶋氏の姿は

    金田正一さんお別れの会 長嶋流サプライズ献花
  • ロッテ・重光氏死去 寝耳に水だったオーナー就任、落合争奪戦で夜討ち取材もいやな顔一つせず(1/2ページ)

    【江尻良文の快説・怪説】ロッテ・重光武雄オーナーが98歳、老衰で亡くなった。ロッテが球界に参入した秘話。巨人・王監督と中日・星野監督が三冠男・落合を巡り大争奪戦を繰り広げた際の深夜のストーブ取材秘話。そして、生涯オーナーに執着した秘話。三大楽屋裏話を明かす。 1969年1月、東京オリオンズからロッテオリオンズに球団名が変更。重光オーナーはこう舞台裏の秘話を語っている。 「中村長芳さん(岸信介元首相秘書)からお金を出してくれれば、ロッテを球団名にできる。いい宣伝になりますよ。球団のことは、私がすべてやりますから、安心してくださいと言われて引き受けた」 今で言うネーミングライツのようなものだ。ところが、中村氏は72年11月、西鉄を買収した太平洋のオーナーに就任した。重光オーナーが激怒したのは当然だろう。 「長芳さんがオーナーとしてすべてやるというから、お金を出して球団を持ったのに、野球を知らな

    ロッテ・重光氏死去 寝耳に水だったオーナー就任、落合争奪戦で夜討ち取材もいやな顔一つせず(1/2ページ)