【江尻良文の快説・怪説】 日程ズタズタなどプロ野球界も新型コロナウイルス問題に振り回されている今季。23日までにDeNAのラミレス監督の退任、三浦大輔2軍監督の昇格が確実となったが、その一方でコロナ続投という強運に恵まれた監督たちもいる。 セ・リーグが連覇へ巨人の大独走、パ・リーグはソフトバンクとロッテのマッチレース。その末に大本命のソフトバンクが3年ぶりのリーグ制覇へ。そのツケで、今オフは激しい監督交代劇が想定された。 ところがコロナ続投という全く想定外の事態が起こっている。その代表的なのが日本ハム・栗山監督だ。4年連続V逸で本来なら解任のはず。が、来季続投で10年目の長期政権が濃厚だという。 他にも不可解な続投人事がささやかれている。楽天だ。昨季の平石監督は球団初の生え抜きで、1年目にAクラス入りの3位で続投が当然と思われたが常識外れの解任。「ウチはAクラス入りが目的ではない。あくまで