1969年に誕生し、日本ではNHKが放送していた『セサミストリート』の高視聴率に刺激を受けたフジテレビの当時の社長であった鹿内信隆が、1971年から同社の総合研究所に高度の幼児教育番組開発を依頼。研究が一定の成果を収めた1973年4月から、3歳 - 6歳児向けの番組として放送を開始する。 番組内容は、自然・社会・言葉・数・しつけ・リズム・感覚の7つのカリキュラムで構成。『セサミストリート』と同様に物語性を重視せず、テンポの速いアニメーションや歌、踊り、人形や出演者の一人語り、対話、絵などを組み合わせながら、知らず知らずの内に教育効果を上げる目的で製作しており、カリキュラム作りには、大学教授を含む児童心理学や保育学などの専門家11人がブレーンとして参加。他にも、幼稚園の教師や学生、医者など50人が随時意見を述べながら、番組作りに参加していた。 ゴールデンタイム以外の児童向けレギュラー番組(3