「曽野綾子」という作家がいる。 今では、「櫻井よしこ」と並び、日本を代表する「保守おばさん」と言ってもいいだろう。 そのおばさんが先日、産経のコラムで、「ツイッター」について、かなり、痛い発言をしているらしいことを、mixiのある方の日記で知った。 筆者は、小説を読むのが好きだが、いわゆる「純文学」は好まない。 思春期から青年期にかけて、もっぱら読んできたのは、内外の本格ミステリとSFである。 それと、親父が歴史好きだったのに影響され、吉川英治や司馬遼太郎のものをほとんど読んた。 けれども、「純文学」はダメだった。なぜなら、「ちっとも面白くない」からだ。 「小説はまず、面白くなければダメ」だと言ったのは、わが郷土より出現せし巨人、松本清張だ。 初めて氏の小説「ゼロの焦点」を読んだ若き日、とうとう徹夜で読破したまま仕事に出てしまい、あやうく大事故を起こしそうになったことを覚えている。 社会派