その昔、編集長がResident,FellowをしていたKY大学では毎年、Facultyの収入が地元紙に発表されていました。 上位は当然、外科系、脳外科の教授などいつもTop 5位に位置してました。 ひるがえって感染症科のボスの教授達はビリとビリから2番目を競っていました。 確かに収入面ではAttractiveではない診療科なのでした。(恐らく今でも) さて、今回ご紹介しようと思うのは米国感染症学会のNewsletterに出ていた「なぜ若手は感染症科を避けるの?」という文章です。感染症科は、こんなに面白いのに。こんなに知的にChallengingなのに。耐性菌、ワクチンで予防できる筈の病気の蔓延、再興感染症、HIV感染症、HCV感染症、感染管理などなど・・感染症医の必要性は高いままなのに。なのに。なのに・・・なのにです。。 現実には米国の感染症のプログラムのなんと41%が定員割れでした。