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2023年3月30日のブックマーク (5件)

  • 日本の新型コロナ対策を総括する

    海外事情」に寄稿した文章です。許可を得てこちらに転載します(初稿)。書いたのは昨年12月なのでデータはやや古くなりましたが、「総括」なので、内容は特に問題ないと思います。御覧ください。 緒言 日の新型コロナ対策を「総括」、すなわち総合的なパースペクティブからまとめようとしたものが過去に2つ存在する。一つは、書籍になった「新型コロナ対応/民間臨時調査会 調査・検証報告書」[1]であり、もう一つは、政府が招聘した新型コロナウイルス感染対応に関する有識者会議が出した「新型コロナウイルス感染症へのこれまでの取組を踏まえた次の感染症危機に向けた中長期的な課題について」[2]である。 しかし、前者はどちらかというと「証言集」に近く、やや厳しい言い方をすれば、「個人の感想」集であり、属人的なものだった。データ解析、ファクトの解析には乏しかった。後者については政府に依頼されて役人が突貫工事でまとめたも

    日本の新型コロナ対策を総括する
    kskim
    kskim 2023/03/30
  • ツーリング日和13(第23話)次の取材 - 新小児科医のつぶやき

    東京まで清水先輩のおんぼろワゴン車の旅を耐え、 「寝ていただろうが」 鈴鹿の杉田さんの取材記事をまとめたら次の仕事だ。こういう仕事だって骨身にしみているけど楽じゃないね。記事を仕上げるまでの手間と時間はかなり差がある。定期的に記事をあげないといけないから、言ったら悪いが雑にまとめたものもある。 一方で、あれこれ手間とヒマと時間をかけて仕上げた記事もある。そういう記事は出来上がった瞬間には達成感が半端ないのだけど、記事を上げた瞬間に次の仕事になるのが宿命みたいなお仕事。 好きなバイクを追っかける仕事だから、他人からはラクそうとか、趣味と実益の一致なんて言われたりするけど、いくら好きな趣味でも仕事になるとラクじゃないと言うか、シンドイと感じる事が多いんだよね。 「趣味ってな、業の苦しさの裏返しにあってこそだと思うよ」 同意。楽しいはずの趣味が、仕事となると灰色に見える事が多いもの。記事もいく

    ツーリング日和13(第23話)次の取材 - 新小児科医のつぶやき
    kskim
    kskim 2023/03/30
  • 地獄は他者か 推敲 1

    「羞恥から恥辱へ 恥が味方から敵に変わるプロセス」 久しぶりに恥についての論考を書くことになった。このテーマは私が精神科医になって最初に取り組んだ問題であるが、そもそも私の個人的な体験として、「人と対面するのはなぜこれほど心のエネルギーを消費することなのだろう」、「なぜこれほど億劫なのだろう」という思いがある。しかし様々な喜びや充実感を与えてくれるのも人との対面であることも事実である。そして対人場面でこのような複雑な感情体験を起こさせる要素として私たちの羞恥や恥辱の感情が関与しているのは間違いないと考える。それに他人とはそもそも怖い存在、得体のしれない存在であるというのは私の基的な出発点である。だからサルトルの有名な言葉「地獄は他者だL'enfer, c'est les autres」という言葉をつい引用したくなるのだ。 ちなみにサルトルはこの言葉が誤解されていると言っているらしい。この

    kskim
    kskim 2023/03/30
  • 米ポチからの逃げ道

    〈スノーデン自身から僕が聞いたのは、米国が日中を監視したいと申し出たが、日の諜報機関が“それは違法であるし、倫理的にもいかがなものか”ということで拒否した。しかし、米国は構わず監視した。そして、同盟国でなくなった途端にインフラをすべて落とすようにインフラにマルウェア(不正プログラム)が仕込んである、というふうなことです〉(オリバー・ストーン、2017年1月18日記者会見) これを「仮に」受け入れるなら、日は米ポチやるしか仕方がないんだよな。逃げ道は地震祈願しかないんじゃないか、自然地震でも財政地震でもどっちでもいいから。どうせ起こるんだから早いとこ起こるよう祈ったほうがいいよ。

    米ポチからの逃げ道
    kskim
    kskim 2023/03/30
  • 「ファーストペンギン」って海に突き落とされる奴じゃないんだ… - NATROMのブログ

    最近、「ファーストペンギン」という言葉をよく聞く。ペンギンの群れの中で、天敵がいるかもしれない海の中に最初に飛び込む個体のことで、リスクをとって挑戦する勇敢な行為を称えるポジティブな意味合いを持つ。だが、私はファーストペンギンという言葉からは異なる意味を連想してしまうのだ。 イギリスの生物学者、リチャード・ドーキンスは、「利己的な遺伝子」という著作において、生存競争に勝って生き残る遺伝子の性質は利己的であることを論じている。個体レベルの行動は利己的なこともあれば利他的こともあるが、利己的な行動の一例として、ドーキンスは海に飛び込むのをためらうペンギンの例を挙げている。 南極のコウテイペンギンで報告されているひきょうな行動についてなら、おそらくだれでも[利己的な行動だと]ただちに同意できるであろう。このペンギンたちは、アザラシにべられる危険があるため、水際に立ってとびこむのをためらっている

    「ファーストペンギン」って海に突き落とされる奴じゃないんだ… - NATROMのブログ
    kskim
    kskim 2023/03/30