東北関東大震災、「ソーシャルメディアが役に立ちました!」という論調がネット関連ニュースや、一般紙でもいろいろと論じられています。今回目立ったのはツイッターでしたが、ハッシュタグ#pray4japanや#edano_neroが出たこと、節電を呼び掛ける「ヤシマ作戦」が出たことなどが多数メディアで取り上げられました。あとはAERAの表紙が酷い! ということを表明するユーザーが続出し、AERA編集部に謝罪させたといった意味でも、ツイッターは存在感を示しました。 あとは、「私のTLは協力し合う人だらけだった!」的に「ソーシャルメディア時代と震災」というテーマで書くユーザー・論者も多く、大手メディアもこれらについて軒並み美談としてソーシャルメディアを使った善意の連鎖について報じました。また、被災地の人もネットに繋げる環境にある場合は状況をツイッターで報告し、支持を受けました。ツイッターのまとめサイト
3.11 「ITで日本を元気に!」主催セミナに150名が集結『震災から2年 東北は変わったか?変われるのか?』 2013年3月11日、「ITで日本を元気に!」主催の「 「震災から2年 東北は変わったか?変われるのか?」~東北の発展のため我々は何をすべきか/何ができるか考えよう~」」というテーマでのイベントが開催され、私自身も参加してきました。 会場は満席となっており、震災から2年が経ち、ITによる震災復興支援の取り組みへの注目も高まっていることが伺えます。 「ITで日本を元気に!」代表の佐々木賢一氏の挨拶では、参加者全員が黙祷をし、3月10日の東北沿岸部の視察の様子などこれまでの活動やこれからどう東北を復興させていくかといった視点でお話されました。 避難所や仮説住宅や被災企業へのIT化支援を行う「ITで日本を元気に!」の取り組み 次に、運営委員の志子田有言氏より「ITで日本を元気に!」が震
震災直後に「anpiレポート」を立ち上げた和田裕介氏が主催する「リボーーーン」プロジェクトは、被災地の今をリアルとソーシャルを通じてつなげる取り組みを進めている。志津川高校避難所の給食(300人分×3食)を作り続けたスポーツバー経営・内田卓磨氏はリボーーーン例会での講演を通じ「被災地のネット格差がそのまま支援格差につながっている。解消を急がねば」と指摘する。 心がけたのは「物資を貯めずに使い、配ること」 南三陸町で兄弟2人、スポーツバーを経営していましたが、津波で店を失いました。避難した時に持っていたのは、たまたまポケットに入れていた7000円の現金と携帯電話、そして車の鍵だけ。もちろん車は津波に流されました。震災の直後は気持ちも落ち込み、避難所の隅で目立たないようにしていました。でも体が大きいので目立ってしまい、「ちょっと仕事を手伝ってよ」ということになりました。正直最初は、イヤイヤやっ
社団法人wia代表理事/経営コンサルタント。 大学卒業と同時に経営コンサルタントとして独立。以来、社会起業家の育成や支援を中心に活動する。 2009年、国内だけの活動に限界を感じ、アジア各国を旅し始める。その旅の途中、カンボジアの草の根NGO、SWDCと出会い、代表チャンタ・ヌグワンの「あきらめの悪さ」に圧倒され、事業の支援を買って出る。この経験を通して、最も厳しい環境に置かれた「問題の当事者」こそが世界を変えるようなイノベーションを生み出す原動力となっているのではないか、という着想を得、『辺境から世界を変える』を上梓。 2011年6月末より、東北の復興支援に参画。社会起業家のためのクラウドファンディングを事業とする社団法人wiaを、『辺境から世界を変える』監修者の井上氏らとともに9月に立ち上げた。 twitter : @tetsuo_kato 「非・被災地」は何を学ぶのか――「東北」から
震災で何が変わって何が変わらないのか?これからの価値について考えるgreen drinks Tokyo「これからも大事にしたいこと」レポート 2011.05.24 石村 研二 石村 研二 greenz.jpが開催しているネットワーキングパーティ「green drinks Tokyo」、4月のテーマは「これからも大事にしたいこと」。スマイルズ代表取締役社長遠山正道さん、HITSPAPER編集長の佐々木新さん、ソーシャルパトロンプラットフォームGrow!のCCOカズワタベさんをお迎えして、今だからこそ「変わらないもの」についてお話をうかがいました。当日の様子をレポートでお伝えします! 震災と「変わらないこと」 震災が起きる前から、greenz.jpで温めていたテーマが「これからのお買い物」です。価値観が変容していく中で、自分にとって大事なモノ、コト、ヒトを、大事にしながら暮らすということが一番
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