SSLのハンドシェイクでは証明書のやりとりなどで時間が掛かりますが、Googleの研究者が開発したSSL FalseStartを使うとSSLハンドシェイクの時間がなんと30%も改善したという結果が出たそうです。 Chromium Blog: SSL FalseStart Performance Results このSSL FalseStartは、クライアント側だけで対応できる仕組みのようで、Chrome9から実装されているそうです。ちなみに現在はChrome11。 この実装に問題があるかどうかを調べるため、GoogleのインデックスからすべてのHTTPSサイトを抽出し、テストを行った結果、94.6%が成功、5%がタイムアウト、0.4%が失敗とのこと。 そしてタイムアウトしたサイトは長い間稼働していないサイトで、失敗したサイトは一部のSSLベンダーを使用しているサイトだそうです。 それにして
Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed. Googleは5月18日(米国時間)、SSL False StartのテクニックをChromeに適用することでSSL接続時における処理時間を30%削減できたと発表した。「SSL False Start」と呼ばれているテクニックはTransport Layer Security (TLS) False Startとして提案されている手法のこと。SSLハンドシェイクにおいて1回分のラウンドトリップを削減する方法で、クライアントサイドの変更で済むという特徴がある。サーバサイドは変更する必要がない。 GoogleはすでにChrome 9に「SSL False Start」の実装を追加していた。この実装によってSSL接続時における時間短縮が実現されたという。報告によ
崩壊国家ソマリアから考える国家本来の役割とは何か 遠藤貢氏(東京大学大学院教授) マル激トーク・オン・ディマンド 第543回 深刻な食料不足のために人口の半分にあたる400万人が飢餓状態に陥っているソマリアの飢饉は、国連食糧農業機関(FAO)が5日、緊急援助がなければ向こう4ヶ月で75万人が餓死する恐れがあると発表するなど、依然として深刻な状態が続いている。飢餓は新たに南部地域にまで拡大しており、毎日100人を越える子どもが命を落としているとFAOはいう。 今回のソマリアの飢饉は少なくとも3つの複合的な要素に起因すると言われる。まずは、60年ぶりとも言われる大干ばつ。今年は雨期、東アフリカ地域には、ほとんどまったく雨が降らなかった。灌漑システムの完備されていないアフリカでは、農作の大半は雨水に依存している。雨が降らなければ作物は収穫できない。 そして、国際的な食料価格の高騰。干ばつのために
今週から、毎週日曜日はGoogle App Engineについての技術関連記事を掲載します。 Google App Engine(以後GAE)とは、Googleが提供するwebアプリケーション開発のフレームワークです。 特徴としては、 GAEで開発したwebアプリケーションを、Googleが提供するインフラ上にデプロイ(アップロード)するだけで、簡単にwebアプリケーションとして動作させることができる サーバーサイドの管理をする必要がなく、またスケーリングも自動で行われる 開発言語には、Java、もしくはPythonを使用することが可能 といった点があげられます。 今回は初回ということで、Javaを利用してGAEの開発を行うための環境構築手順について解説します。 Google App Engine for Javaの開発ではEclipseを利用します。EclipseのインストールおよびJD
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