マツダが『MX-6』の名前を商標登録していたことが判明した。これは、日本の特許庁の公式サイトから明らかになったもの。マツダがMX-6の名前を商標登録していたことが記載されている。 もともとMX-6は、1990年代に販売されていたマツダの2ドアスポーティクーペの車名だ。マツダは1992年1月、『カペラC2』の後継モデルとして、MX-6を発売した。2.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを設定し、ゆとりの動力性能がアピールされていた。 しかし、MX-6は1995年末をもって、販売を終了した。その後、現在に至るまで、MX-6の名前は使われていない。 マツダが今回、MX-6の名前を商標登録した理由は不明だ。『MX-5』は、マツダ『ロードスター』の海外名として使用されており、MX-6がロードスターの上に位置する新たなスポーツカーの登場を示唆している可能性もある。 《森脇稔》