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ブックマーク / 7oku.hatenablog.com (12)

  • 俺の総理がこんなにBLなわけがない - ナナオクプリーズ

    2014-11-01 俺の総理がこんなにBLなわけがない BL すでに安◯の身体は満身創痍になっていた。 昨晩、公務を終えて帰路を辿る途中で何者かに拉致された安倍。現役総◯大臣の突然の失踪に日中が混乱に陥った。 有無を言う前に暗い地下室へ連れ込まれ、両手を拘束された安◯。初めての体験となる軟禁。極度の緊張状態へ落ちていた安◯の前に現れたのは、各野党の党首達だった。 「何のつもりだ! 私をどうするつもりだ!」叫ぶ安◯。 男達の舐るような視線が、還暦間近の肢体に注がれる。 「いや、総理。今日は夜の国会に付き合っていただこうと思いましてね」 意地の悪そうな笑みを浮かべて歩み寄ってきたのは民◯党代表・海◯田である。 「よ、夜の国会?」 状況を把握できないまま安◯は訝しげな表情を浮かべた。すると、海◯田の手が安◯の纏っていた紺のスーツを一枚ずつ剥ぎ始めた。 「お、おい! 何をする!」 「決まってい

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    ktasaka 2014/11/02
  • クソリプだらけの桃太郎 - ナナオクプリーズ

    昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいるのは、おじいさんとおばあさんがいない人に対して不謹慎だと思います。 おじいさんが山へ柴狩りに、おばあさんが川へ洗濯に行くと、川上から大きな桃がドンブラコドンブラコと流れてきました。 「ネタ乙。川上から大きな桃が流れてくるなんて普通ありえない」 家に持ち帰って桃を割ってみると、桃の中から赤ちゃんが生まれてきたことくらい私は小学生の頃から気付いてましたけど? 「桃から生まれたから、名前は桃太郎にしましょう」 「それは桃から産まれなかった人は桃太郎と名乗ってはいけないということか?」 すくすくと育った桃太郎は、ある日おじいさんとおばあさんに言いました。 「おじいさん、おばあさん。僕は鬼ヶ島へ鬼退治に行ってきます」 「そんなことよりきび団子の真実を知ってください!」 桃太郎が鬼ヶ島ヘ向かっていると、向こうから犬がやってきました。 「桃太郎さん桃太郎さん

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    ktasaka 2014/10/15
  • 俺の猪瀬がこんなにボーイズラブなわけがない - ナナオクプリーズ

    2013-12-20 俺の猪瀬がこんなにボーイズラブなわけがない BL 猪瀬◯樹は目を覚ますとベッドに拘束されていた。なぜかパンツ一丁であった。 どうしてこんなことになっているんだ? 自分の身に何があったのか、猪瀬は思い返してみた。都知事の座を退いて一ヶ月、自らの足元をすくったあの五千万円の話題も巷ではすっかり沈静化し、一都民としての再出発に奮起したばかりである。 「ど、どうなっているんだこれは。誰だこんなことをしたのは!」 そのとき、扉がガチャリと音を立てて開いた。 そこから入ってきたのは、ひとりの老人。そう、猪瀬にとってはすっかり見慣れたあの顔である。 「やあ、猪瀬くん」元々都知事の男が口を開いた。 「い、石原さん! これは一体どういうことなんですか?」 「君も知っているだろう。今、都政は都知事選の準備で大あらわだ。経験者だからわかるだろうが、都知事選というのはどうも金がいるんだ。数十

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    ktasaka 2013/12/21
  • 死語だらけの走れメロス - ナナオクプリーズ

    メロスはプッツンした。必ず、チョベリバな王を除かなければならぬと決意した。 結婚式を間近に控えた妹を持つメロスは、このアベックに贈るトレンディな衣装を買うためにシラクスの街へこにゃにゃちわー。シラクスの街にはメロスのマブダチのセリヌンティウスがいた。 しかし、街の様子がなんだかブルー。 「王様は人を信じられなくなり、逆噴射して街の人間を次々と首チョンパするようになったのです」 「そんなバナナ。なんという困ったちゃん」 怒ったメロスは城まで行ったが、逆に捕まえられてしまい王の前に連れて行かれた。王様はメロスに死刑を言い渡した。 「逝ってよし」 「冗談はよしこちゃん! ちょっとタンマ。村でムチムチプリンな妹が結婚式を控えている。三日だけ待ってくれ。その間、友人のセリヌンティウスを人質に置いていく……セリヌンティウス、人質になってくれるか」 「なーるほどザ・ワールド秋の祭典スペシャル。わかった、

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    ktasaka 2013/12/01
  • 矢沢永吉にブログを読まれた話 - ナナオクプリーズ

    先日「もしも矢沢永吉が桃太郎を朗読したら」という記事を書いたところ、現時点で20万近いアクセスがきています。 すると、矢沢永吉氏の実娘であり、歌手である矢沢洋子さんのFacebookにこんな投稿が……。 永ちゃんが笑った!! 広い! 心が広い! スケールがでかいぜYAZAWA!! なんというか、色々すみませんでした!! んんん? CDラックの中で一際輝くあのCDはなんだ? ああー!! これは今年の五月に発売されて大ヒットを記録した、矢沢永吉氏のベストアルバム「矢沢永吉 ALL TIME BEST ALBUM」じゃないか!! スターとして駆け抜け、今もなお加速し続ける40年間のキャリアの集大成! YAZAWAの全てがわかる全曲リマスタリング仕様で3枚組全41曲の神盤保証なオススメのアルバムだぞおおお!! 矢沢永吉 ALL TIME BEST ALBUM(初回限定盤)(DVD付) アーティスト

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    ktasaka 2013/11/28
  • 俺のミズタクがこんなにBLなわけがない - ナナオクプリーズ

    2013-09-28 俺のミズタクがこんなにBLなわけがない 幾多の障害を乗り越えて無事に運行再開を果たした北三陸鉄道を眺め、水口は感慨深げな表情を浮かべる。 潮騒のメモリーズ、GMT、震災、スリーJプロダクション……アキと出会って以来、退屈など覚える暇がないほど怒涛の日々が続いた。 こうして自分が今、北三陸の地に立っていることが不思議に思える……人生はどのように巡っていくかわからないものだ。水口は薄い笑みを浮かべると北三陸駅に背を向けて歩き出そうとした。 そのとき、舐るような視線を感じた。その方向に目を見けると、蛇のような目つきをした中年男が立っていた。 荒巻太一である。 「あ……荒巻さん。たしか鈴鹿さんの東北ツアーに着いていったはずじゃ」 「やっぱり潮騒のメモリーズのことが気になってね。いや、なかなか素晴らしかったじゃないか」 「ええ、あの二人はやっぱり最高です。おっと、遅れてしまいま

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    ktasaka 2013/09/28
  • もしもおとぎ話に官能小説がまぎれこんだら - ナナオクプリーズ

    桃太郎 昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。 おばあさんが洗濯をしていると、川上から大きな桃がドンブラコドンブラコと流れて来ました。おばあさんは桃を持ち帰り、おじいさんと一緒に桃を真っ二つにしました。すると、中から赤ん坊が現れて、おぎゃあおぎゃあと泣きだしました。 桃から生まれたので桃太郎と名付けられた赤ん坊はすくすくと育ち、立派な青年になりました。そしてある日、おばあさんにこう言いました。 「へへっ、あんた歳の割にはいいカラダしてんじゃねえか」若い男はマサコの身体に抱きつくと着物の懐に手を差し入れた。 身をくねらせて抵抗するマサコ。しかしすでに齢六十を超えていたはずのその身体は、数十年ぶりに若い男に抱きしめられたことで胸の奥に、情欲の炎がちらりちらりと灯り始めていた。 「やめてっ! こんなところを夫に見られたら…

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    ktasaka 2013/06/30
  • 制約だらけの桃太郎 - ナナオクプリーズ

    制約:「桃」「おじいさん」「おばあさん」「犬」「猿」「キジ」「鬼」「きびだんご」「山」「柴刈り」「川」「洗濯」「どんぶらこ」「日一」「家来」「宝」の使用禁止 昔々、あるところに高齢の男性と高齢の女性が住んでいました。高齢の男性が周囲より標高の高い地形へ剪定作業に、高齢の女性が細長い地形に絶えず水が流れる場所で衣類の汚れを排除していると、上流から大きな学名Amygdalus persicaが大仰な擬音と共に流れてきました。 「こんなに大きなAmygdalus persicaは見たことないわ。これは良いみやげになるわね」 高齢の女性はその時折お尻の隠喩として使われる果物を持ち帰り高齢の男性と二人で割ってみると、中から元気のいい男の子の赤ん坊が飛び出して来ました。子供がいなかった高齢の男性と高齢の女性は大喜び。シロップ漬けの缶詰にすると美味しいそれから生まれた子供だったので、それらしい名前を付

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    ktasaka 2013/04/21
  • 腐女子デカ vs コミケ脅迫犯 - ナナオクプリーズ

    2012-12-13 腐女子デカ vs コミケ脅迫犯 暖房の効いた部屋で冬コミの戦利品である薄い……つまりは同人誌を読みながら、Nは遠く響く除夜の鐘を聞いていた。 毎年、この時間が楽しみである。大晦日の夜は年越しそばをべ終えると、紅白歌合戦などには目もくれず、初詣の用意もせず部屋に籠り、冬コミ三日目で手に入れた同人誌を読み耽り、得も言われぬ喜びの中で新しい年を迎えるのだ。そんな習慣をもう十年は続けているだろうか。 人付き合いは得意な方ではない。Nは今年で三十になるが、仕事あがりや休日は家で漫画を嗜むか、ネットに没頭するかばかりの日常だった。充実感は薄いが、困ることもない生活である。 そんな「彼」の人生にこの数カ月、大きな変化があった。ふと、ページを捲る指を止めてスマートフォンを操作する。 『結局、頒布しているサークルはひとつもなし……××さんの新刊楽しみにしてたのに!』 『会場は微妙な

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    ktasaka 2012/12/30
  • 俺の国会がこんなにボーイズラブなわけがない - ナナオクプリーズ

    野田◯彦は緊張していた。今日は党首討論の日である。 政権与党の党首、つまり総理大臣である野田にとって、この日は毎回苦痛でしかなかった。 もちろん、自分の施政のミスを野党から直接突かれることが辛いというのも一要因であり、逆に質問をする側に回ったときもこれまであまり実入りのある結果を出せていない。 しかし、それ以上に辛いことが、国会に向かう足を鈍らせるような事実が人知れず、野田にはあったのだ。 党首討論が始まった。野田の眼前にいるのは、かつて長年に渡り政権与党として鎮座し、先の解散総選挙で野党へと転落した某政党の党首、谷垣である。 今日も自分に向かって何かを叫ぶ谷垣。当然といえば当然なのだが、その言葉は野田の耳を素通りしてゆく。 野田の熱い視線が必死に何かを語り続ける谷垣の表情に向けられていた。地味で冴えない男だが、野田の心を掴んで離さない男。 そう、野田は谷垣に恋慕の情を抱いていたのだ。だか

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    ktasaka 2012/08/16
    しぬwwww
  • 未来のキラキラネーム事情はこうなる - ナナオクプリーズ

    「田中さん。田中光宙さん」 静かな院内に受付のナースの声が響く。平日午後の都内某病院フロント前には、まばらな人の姿があった。 「田中光宙さん、いませんか」 受付が追ってその名を呼ぶ。カルテを脇に抱えたひとりの若いナースが、その様子を傍らで眺めていた。田中光宙という名の患者、そんな名前の人間が二人といるわけがない……はずである。 「はいはい、私です」 ひとりの老年期男性が席を立ち、受付へと足を運んだ。心疾患で通院している彼こそが、田中光宙(たなか・ぴかちゅう)である。もちろん、某人気携帯ゲームとは一切関係がない。受付で薬と説明を受け取ると、腰の曲がったピ◯チュウは玄関の向こうへと消えた。 「次は……松麗音菜愛梨亜(まつもと・れおなあめりあ)さーん」 ハイ、という乾いた声とともに、熟年の女性が立ち上がった。 (どうして、どうしてこうなったのかしら……) ナースはこめかみを抑えた。光宙……彼の

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    ktasaka 2012/07/23
  • 俺の大介がこんなに総受けなわけがない - ナナオクプリーズ

    ジャーナリストの津田●介は疲れていた。先程、週刊フ●テレビ批評の収録を終えて局を出たばかりである。このまま帰って眠ってしまいたいが、彼には明日に〆切を控えた原稿が残されていた。 「はあ、いい天気だ。中央公論新社から新刊『動員の革命 ソーシャルメディアは何を変えたのか』も絶賛発売中なことだし、こんな日は原稿を書かず遊んでいたいなあ」 しかし、そんなささやかな望みは叶わない。ツイッター隆盛の立役者であり、フォロワー数二十万を抱える津田は、このソーシャルネットワーク社会に於いて今や時代の寵児。多忙を極める身なのである。 (そういえば昨日、『100RTされたら津田大介総受けBLを書きます』なんてpostがされていたなあ。出来心で公式リツイートしちゃったけれど、あれからどうなったんだろう) ツイッターには世界各国から人種・職業・年齢に趣味嗜好を問わず様々な人種が集まる。津田ほどの有名人であればその名

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    ktasaka 2012/04/20
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