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ブックマーク / www.lovepiececlub.com (13)

  • LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - 山口達也と非生産

    TOKIOのメンバー山口達也氏の事件、醜悪なハラスメントのデパートすぎてどの方向からも一切擁護できない。 それとは別に、「病院」についての報道に衝撃を受けた。スーパースターが、病院からテレビ局に通ってテレビに出ていた。もしかしたら芸能界ってそういうことが結構あるのかもしれない。でも初めて聞いた。 5年前、私はバラエティ番組に出演したことがあった。芸能人と専門家がたくさん出る、お悩み相談の番組。「毒親漫画家」という肩書きをつけられ、2〜3時間かけて打ち合わせしたのだが、当日になると自分の考えとはまったく違うセリフが用意されていて、ママタレントたちに向かって大きい声でそれを読み上げるように、と指示された。 控え室っぽいところで「練習してみましょう」とディレクターの人に言われて「あなたは毒親予備軍です」「もっと大きい声でお願いします」「あなたは毒親予備軍です!」と繰り返した。 「ほんとに? 私こ

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    ktasaka 2018/05/08
  • LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - 女子中高生に固執する成人男性たち

    このコラムに何度も書いていますが、私は中高生の頃、登校中や下校中、休日に出かけた先、至る所で、見知らぬ成人男性たちにあとを着けられたり、やけに楽しそうに声をかけられたり(ナンパではなく「このへん危ないから送りますよ」等、親切をしていますよ、という内容の声かけ)触られたり体をくっつけられたり勝手に写真を撮られたりした。 毎日毎日どこからともなく、そういった見知らぬ成人男性が湧いて出てくるのである。周りの友人たちもそんな感じだった。つまり女子中高生に嫌がらせをする成人男性がとんでもない数、存在するということである。 最近、とあるイラストがツイッターのTLに流れてきた。 それは、街で見かけた女子中学生を美少女ゲーム風のイラストに起こしたもの。制服の小さいマークや、服の袖などのデザインの細部に渡り、胸や尻の大きさ、髪の毛の匂い、素朴な表情や動作、スカートが風で揺れて見えたふともも、などが注釈付きで

    LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - 女子中高生に固執する成人男性たち
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    ktasaka 2015/10/22
  • LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - 「マッドマックス 怒りのデスロード」には中年のオバチャンが出てこない

    「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、フェミニズムの専門家に取材して作った映画らしい」と友人から聞いて、期待して映画館に来ていた私は、フュリオサの運転するウォータンクには当然いろんな世代の女がごちゃ混ぜに入ってると思っていた。女のひとりが「息が出来ないの」とフュリオサに助けを求めて車の床から顔を出した時も、「あの砦にいたすべての女がたくさん入ってるんだから、酸素も薄くなるだろうなあ」と思った。フュリオサはカッコよすぎてとてもじゃないけど自己投影できない。タンクの中にはきっと、ズングリムックリの女や東洋人っぽいメガネの女がいるはずだから、そいつに感情移入してスカッとしよう、という腹づもりだった。 しかしタンクの中にいた女たちは、たったの5人・・・・・・。 しかも白い羽衣みたいな布を身につけた女神のような美女だけ。ハイハイハイって感じだった。私の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は一

    LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - 「マッドマックス 怒りのデスロード」には中年のオバチャンが出てこない
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    ktasaka 2015/08/05
    「V8を讃えよ」以外の文章が書いてある感想。
  • LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - どぶろっくと痴漢の関係

    小学生の頃、「そろそろそういう時期」みたいな感じで、「変なやつがいるから気を付けなさい」と母から忠告を受けた。「女は痴漢に遭うんだから気を付けなさい」という意味である。母の予言通り、小学生の頃に痴漢に遭い、そのあともぽつぽつと遭い、中学2年生からは痴漢被害に遭うことが「日常」になった。触られるだけではなく、バイクで着けられたり、ずっと隣を歩かれて話しかけられたり、いきなり「写るンです」で写真を撮られたり、自転車のかごに卑猥な手紙を入れられたり、とにかく「性的な視点を含んだいやがらせ」を毎回違う見知らぬ男から受けた。大抵は乱雑なものだったが、たまに紳士な感じで丁寧に話しかけてくる者もいた。 「さっき、駅で立ち読みしていましたよね。おうちまで送りますよ」 そう言われても、駅から10分くらいかけて住宅街まで着けられてたんだ、と分かっただけでも気持ち悪いのに、「家まで送る」って意味が分からなすぎて

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    ktasaka 2014/08/20
  • LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - 自己統合の物語としての「アナと雪の女王」

    ​ 「アナと雪の女王」は自己統合の物語である。 ※(以下ネタバレあります) 「自己統合」にもいろんな人によるいろんな解釈があるが、私にとっての「自己統合」は、「人の中にはいくつかの人格があって、それが主人格と一つになる(統合する)と、生きやすくなる」というもの。 まず私の話をしたい。私には「書類が苦手」というクセがあった。役所の手続きとか、確定申告とか、書類を書いたり、窓口で職員と話して提出したりすることがものすごく苦痛で、やろうとするとドキドキハラハラし、汗が吹き出てマトモにできない。嫌すぎて見たくもないから書類なんか届いても放置するので、必要な時に書類がなくなってたり、それでさらに気持ちがパニック状態になってしまい、「こんなこともできない自分は生きるに値しない」という絶望に行き着いて、急速に死にたくなってくる。それが「書類」を処理する時のいつもの私だった。 単純に苦手なだけだと長年思っ

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    ktasaka 2014/06/19
  • フェミニストマガジン&ショップ - LOVE PIECE CLUB(ラブピースクラブ)

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    ktasaka 2014/06/19
  • LOVE PIECE CLUB - 栗林デバ子 - 美少女はよくてイケメンはダメ!な日本のメディア。AKB総選挙報道から見えるもの。

    今さらですが、「AKB総選挙」今年も盛り上がりましたね。 新聞も、あの硬派な「週刊金曜日」までアイドル特集を組んでました。 デバ子も、指原2連覇の行方が気になっていたのですが、イマイチ乗り切れきれなかった。何でかなぁって考えていたとき、批評家の東浩紀さんのツイートを見て、これだったか!!と思い至りました。 <ユリイカでイケメン特集ってまじですか・・・> <ほんとうだった。イケメン・スタディーズ> 6月13日、東さんが、雑誌「ユリイカ」9月増刊号(7月中旬発売予定)で「イケメン・スタディーズ(仮)」という特集をやるらしいというニュースについてこうつぶやいていたのです。 東さんはさらに、 <どうなんだろうな。これは。さすがに。ちょっと自滅すぎるんじゃないのかな> <ま。いずれにせよ、ぼくはいまやほとんどオタクとはいいがたいので、老人の戯言と割り切ってくれれば。とにかく、イケメン・スタディーズと

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    ktasaka 2014/06/19
  • LOVE PIECE CLUB - 栗林デバ子 - 裁かれるのは「母性」だけ? 厚木の白骨化した男の子の事件と、大阪二児置き去り死事件。

    厚木市のアパートで白骨化した男の子の遺体が発見された事件をみて、4年前に大阪で起きた2児置き去り事件を思い出した人も多いんじゃないでしょうか。 下村早苗受刑者。2010年に大阪市内のマンションで3歳と1歳の子どもが餓死した事件で、シングルマザーだった彼女は、懲役30年の刑を受けることになりました。 逮捕された直後の報道の過熱っぷりはすごかったですよね。 自撮りした茶髪の彼女の写真が何枚も何枚も週刊誌やテレビでさらされ、マンションがゴミ屋敷だったこと、子ども置いてホストクラブの男と外泊していたことや風俗店で働いていたことも報じられました。 子どもたちの最期の様子と、彼女がSNSに投稿した楽しそうな写真は必ずセットになって取り上げられ、「子供たちがこんなに辛い思いをしている間、母親はこんなに能天気に遊び呆けていたのです」「なんて自分位な女でしょう!」とばかりに叩かれました。 デバ子は、事件

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    ktasaka 2014/06/07
  • LOVE PIECE CLUB - 田房永子 - リベンジポルノ男の扱われ方

    リベンジポルノについてのコラムを多く見るようになったけど、それらは「リベンジポルノにご用心!」「リベンジポルノは自分で防ぐ!」「彼の『撮らせて』を上手に断る方法」「自業自得と言われても仕方ありません!」などなど、女への警告ばかり。 テレビのニュースでも、女子高生や10代の女の子にインタビューをして「裸の写真を撮らせてとか、送ってとか言われたことある?」「どうして送ったの?」と聞いているのを見た。「送らなかったら嫌われるかもって思った」「別れることになったらイヤだから」と答える女の子たち。「簡単に撮らせちゃダメでしょう(呆)」「ちゃんと断らなきゃ〜(苦笑)」的な番組からのメッセージ。だけど男子への「裸の写真をちょうだいと頼んだことはある?」「どうして裸の写真をほしがるの?」と聞くインタビューは見たことが無い。一見、男子に聞くのはバカバカしく見える。男が女の裸やHな写真を欲しがるのは「当たり前

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    ktasaka 2014/03/18
  • そそられたがる男 - 田房永子の女印良品|女性向けアダルトグッズショップ・ラブピースクラブ

    杉並区で、ママ達が「保育園不足」の抗議デモをした。 保育園が足りない、と聞いてはいたけど、実際自分が「保活」(入れられる保育園を確保するための活動)をやってみて、予想以上にキツかった。区の認可保育園の申し込みをする期間のことを思い出すと、今でも涙がこみあげてくる。 仕事と赤ちゃんの世話と家のことだけで、睡眠時間を割くほど忙しいのに、さらに「保活」のために時間を割かなければならなかった。書類を作ったり、区役所の窓口に行ったり、認証や認可外の保育園に電話をかけまくったり、1回乗り換えの駅にある保育園まで視野に入れて見学に行ったり。妊娠中から保活してる人もたくさんいる。私も「妊娠中からやったほうがいいよ」と教えてもらったことがあった。「生後3ヶ月から預けるのか、半年から預けるのか、今から申請しておいたほうがいいよ」と言われたけど、何ヶ月の赤ちゃんがどういうものなのかよく分からないし、まだ見た

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    ktasaka 2013/03/01
  • 男たちのAKB48|田房永子の女印良品

    2013年2月 5日 AKB48のメンバーと自分の顔を合成して“2人の赤ちゃん”の顔写真を作れるサービス「わたしと赤ちゃん作らない? ネットでね。」は、一部の人たちの特殊な趣味に対してサービス精神の高い女の子たちがお仕事でやっている、という感じがして、流すことができた。あれは「一部の人たちのもの」だったし、スキャンダルも嫌悪感も全部「話題作り」に転換するAKB48商法、いわゆる「注目してしまったほうが負け」という先手商売がまだ成立してたと思う。だから無視することで意思表示ができた。だけど峯岸みなみさんの坊主謝罪動画は、そんな域を超えちゃっていて、騒ぎに加担したらAKB48商法の思惑通りだ、なんて思わなかった。ファンの人たちの欲望に身を削って応えているうちに、ファンの人たちの間でも手に負えないモンスターに、AKB48はなっちゃったんだと思った。 もともと私はAKB48には「明るいブルセラ」と

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    ktasaka 2013/02/05
  • 「まんこの洗い方」問題|田房永子の女印良品

    「まんこの洗い方」問題 2012年8月22日 Nちゃんのまんこを初めて見たとき、美しさに息を飲んだ。出産して数時間後、入院先の病室で初めてNちゃんのオムツを替えた時のことだった。鶏がらみたいな体の中央に、厚いふたつのふくらみがピタッと閉じてわれめになっている。大事なものって感じがした。 オムツを替える時、われめを拭くとその中が見える。われめの中はなんだか見ちゃいけないところって感じがして、怖かった。中についているカスは胎脂という赤ちゃんの皮膚をまもるものらしいのだが、その時は知らなかった。「中もキレイにするんですか?」助産師さんに聞いた。助産師さんは「うん、ついてたら拭けばいいからね」とササッと言う。赤ちゃんのわれめの中にはうんちがつくこともある。だからうんちがついてたら拭くのか、それとも中のカスを全部拭き取るのかわからない。でも、それ以上聞けなかった。他のことは1から10まで教えてくれ

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    ktasaka 2012/08/23
    これは!勉強になった。/洗わない人がいるとは思わなかった…
  • 北原みのり|村木厚子さんと東電OL

    村木厚子さんと東電OL 2010年10月10日 文芸春秋10月号、江川昭子さんがまとめた村木厚子さんの手記を読んだ。 事件の経緯だけでなく、村木さんが生きてきた道が丁寧に描かれていた。 村木さんは検察で嘘の調書を強要され、抵抗し続けてきた拘留期間に、こう考えたという。 「検事の土俵にいる限り、私が勝つことなんてありえない。だとすると、やらなきゃいけないのは負けてしまわないこと」 そのために村木さんがしたのは「目標を低く設定すること」だったという。しかも驚いたことにその目標はたった二つ、こういうものだった。 「体調を崩さないこと」 「落ち込まないこと」 目が覚めるような「ケンカの作法」である。「戦い方」である。いったい、私のフェミはなんだったのか、と思った。 私が村木さんの立場に立ったとしたら・・・と想像するだに恐ろしい。 自殺したと思う。 死なずとも心は完全に死んだと、思

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    ktasaka 2010/10/12
    勝つことではなく、負けないこと。/どこかで聞いたことあるな。たとえばヤン・ウェンリーあたりが言っていたような気がする。
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