オープンソース・イニシアチブ(OSI)会長兼米RedHatオープンソース担当副社長のマイケル・ティーマン氏は、ソフトウェア開発においてオープンソースの手法を活用した方が、ベンダー主導に比べより迅速に高品質なソフトウェアを作ることができるとの考えを、7月5日に行われた記者説明会において示した。 ティーマン氏は、「高品質なソフトを短期間で制作するために大事なことはプロセスである」と話す。オープンソースとベンダーそれぞれのデベロッパーで、どちらが上ということはなく(ベンダーでソフト開発を担当しながらOSSに携わる人も大勢いる)、オープンソースであれば、より新しい考えをいち早く取り入れて反映でき、結果的に高品質を実現できるという。 ティーマン氏が示した資料によると、商用UNIXやLinux、Windowsなどのプラットフォームに攻撃を行い、クラッシュを起こした回数を計測したところ、LinuxやGN