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今年も押し迫ってきたので、一応、Googleのことを少し書いておこうと思う。何といっても2004年最大の出来事はGoogleの興隆であったから。Fortune誌がGoogle総括長文記事「GOOGLE @ $165 Are These Guys For Real?」とCEOのEric Schmidt長文インタビュー「Searching for Google's Future」の両方を読むと、「Googleの今」がよくわかる。定期購読者のみのコンテンツゆえ、あまりたくさん引用できないので、解説はポイントだけにとどめよう。 GoogleのAdSenseで生計を立てる人々 英語圏においては、GoogleのAdSenseで生計が立つ人が増えているということが非常に重要だろう。小遣い銭程度になるというのと、生計が立つというのでは雲泥の差があるからだ。 Fortune記事の冒頭は、 「Jon Gale
「通りすがりA」さんからいただいたコメントから。 私が言いたかったことは、梅田さんのコメントの通り、種類株で議決権の過半数を持つのと普通株にて過半数持つのとは意味合いが違うということです。 あえて種類株にて議決権を維持しようとしているところに、ガバナンスのゆがみが生じるのではないかと思います。 ・・・ということで、ちょっと図解してみました。 2つの観点 私が、このGoogleのDual Class構造がガバナンスの問題ではないと申し上げるのは、まず一つは「要は気持ちの持ちようじゃないの?」ということです。 「Class BはClass Aの10倍の議決権がある。」(上図で(A)→(B))と見ると、「Class Bのやつだけズリぃぞ!俺たちにももっと議決権をよこしやがれ。」という気持ちにもなりますが、 「Class Bは同じ議決権に対してClass Aの1/10の経済的価値しかありません。」
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