コンテナ船と衝突した護衛艦「くらま」(奥)を見に訪れ、ぶらさがり取材後、立ち去る榛葉賀津也防衛副大臣=28日午前7時42分、福岡県北九州市の門司港(安元雄太撮影) 鳩山由紀夫首相は28日午前、海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国籍の貨物船の衝突事故について、「責任を明らかにしないといけない。国民の皆さんにご迷惑をかけたと思います」と陳謝した。都内の私邸前で記者団に答えた。
中国人民解放軍海軍(People’s Liberation Army Navy: PLAN)は昨年12月26日、駆逐艦2隻と補給艦1隻からなる艦隊をアデン湾へ進出させ、国連が促す海賊予防の国際共同行動に加わった。 以来、PLANは艦船ならびに要員の交替を挟みながら、引き続き当該海域でのプレゼンスを維持している。 海賊対策に名を借りた「プレゼンス」の押し出し この「プレゼンスを維持する」とは、どの国であれ海軍を遠方へ押し出す際、必ず随伴させる政治的意味合いである。中国はPLANを遠くソマリア沖に出すことで、世界に何を示そうとしているか? 石油の海上輸送路・シーレーンに及ぶ支配を、米海軍(と日本の海上自衛隊、ならびにインド海軍)に独占させておくまいとする、その明白な政治的意思である。 遅れて日本の海上自衛隊も今年の3月14日、2隻の護衛艦を送って作戦に加わった。 初めて尽くしのことで、PLAN
≪日本の政治もここまで≫ 自民、民主両党のマニフェストが出そろったのを見ると、よく日本の政治がここまで来たと、感無量である。 かつて半世紀以上自民党一党支配がつづいたときは、野党は政府の片言隻句を取り上げて批判するだけで、自らは具体的な政策の選択肢を示さなくて良かった。 それは自民党にとっても同じだった。保守政党として当然はっきりした政策を示すべき事案であっても、そうすると野党と対立して国会が紛糾するので、あえて政策論争となることを避ける中道、中立的な態度を取って来た。 そして、現に、多くの場合、この事なかれ主義は、国会審議を予定通りこなして予算を成立させるために有用な役割を果たした。 しかし、次の選挙以降、いずれかの党が政権を担当する現実的な可能性が出て来るとなると、政策論争はもはや避けて通れない。しかも、それが40日間にわたって行われる。すでにTV討論では数多く行われている。 ここでは
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