はじめに 本連載では、「クロスブラウザに対応したデザインテクニック」をテーマに、保守性や互換性に優れたXHTML+CSSの書き方を紹介していきます。 今回は、ページレイアウトする際に、最低限おさえておきたい代表的なCSSプロパティとして、floatプロパティ、および、positionプロパティを中心に解説します。これらプロパティの使い方をマスターすれば、レイアウトの幅が広がるはずです。 対象読者 XHTMLとCSSの基本を理解している方。 Web標準に準拠したクロスブラウザなレイアウトデザインに興味のある方。 必要な環境 クロスブラウザなデザインを目指すうえでターゲットとする視覚系ブラウザを一通りご用意ください。本稿では、Web標準を比較的よくサポートしているFirefox、およびユーザー数が多く表示上の問題の多いWindows Internet Explorer 6を中心に解説しています