完全新作としても受け入れられるタイトルにしたい ――初めに、本作における、おふたりの役割を教えてください。 小山田自分は以前と変わらず『聖剣伝説』シリーズのプロデューサーとして、シリーズのさまざまな展開に取り組んでいます。本作に関しては、デザインやシナリオ、設定の監修手伝いという立場で、メインのプロデュースは田付に任せています。 ――これまでスマホタイトルを担当してきた田付さんが、家庭用ゲーム機向けの『聖剣伝説』作品をプロデュースするというのは、ちょっと意外でした。 田付自分は、このシリーズに関わるのはもちろん初めてですし、それどころか当社の既存IPのプロデューサーをするのも初めてなんです。いままでずっと、おもにモバイルで新規IP立ち上げばかり行ってきたもので。プロジェクトが動き出したのは2年前ぐらい前なのですが、最初に小山田から「『聖剣伝説3』のリメイクを担当しないか」と話を聞いたときは