札幌デザインウィークが日曜日まで開催されていましたね。チカホで「みんなでつくるコッパツリー」を見てきました。 …続きを読む
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『札幌市のヒグマ出没大騒動に思う』 公益財団法人 知床財団 統括研究員・事務局長 山中 正実 今、人口190万をこえる北海道最大の都市、札幌がテンヤワンヤの大騒ぎである。都心部に近い中央区の山寄りの市街地にヒグマが出没しているという。すでに十数回の目撃が通報され、クマ騒ぎの話題が連日マスコミをにぎわしている。何らかの原因で住宅地付近に紛れ込んでしまったと思われる1頭の若いクマ(おそらく)に大都市が揺れているのだ。一方、知床では年間のクマの出没件数は、この10年あまりずっと高止まりで600~900件。今回の事件で、あまりに報道関係などからの問い合わせが多いので以下に所見をまとめてみた。ただし、知床は札幌から400kmも離れた遠隔地であり、自然環境も社会環境も全く異なる。また、現地調査をしたわけでもないので、下記はあくまで、一般論、知床での経験や伝え聞く状況証拠からの推測である。 ■北海道庁に
少し前になりますが、2011年のノーベル賞受賞者が発表され、ノーベル生理学医学賞には免疫学において大きな貢献を残した米仏の3氏が選ばれました。 受賞対象となった自然免疫の分野でエクセレントな業績を残した大阪大学の審良静男教授が受賞されなかったのは残念ですが、その業績の価値は受賞したボイトラー博士とホフマン博士のそれと比肩するものです。 私は免疫学とは遠く離れた分野の研究をしているので、免疫に関する知識ははるか昔に大学の講義で身につけた程度で、しかもほとんど忘れてしまいました。ですので、シンポジウムなどでたまに免疫に関する研究発表を聞いても、登場する細胞や分子の種類の多さと、それらの役者たちの免疫ネットワーク上での関係性を把握しきれずにチンプンカンプンの状態が続いていました。 そこで、今年のノーベル賞を機に、免疫学の入門書を読んでみようと思い本書を手にとりました。本書の著者の一人は、免疫学の
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ぼくは、というか、ぼくたちは、ささやかなブログを書いてきた。ぼくたち、すなわちジョンとレノンとショーンとマッカートニーとレオンとレロンのリー兄弟のユニットは、わりあい多くの記事を、それなりに仲違いせずに書いてきた。そのブログは、だれにも顧みられることもなく、注目されることもなかったし、毀誉も褒貶もなく、ただただ書きつづけれられていった。はじまりもなければ終わりもなかった。原因も結果もなかった。結実することはずっとないとわかっていた。 そのうち、おもに自転車について書くジョンが抜けるといい、写真を担当していたビッグ・レオンとジュニア・レオンのレオン兄弟も抜けると言い出した。みなそれぞれに合致するところと決して合致しないところがあって、ついに合致しないことがわかってしまって、ついにはついにぼくらはばらばらになってしまった。 そうしてぼくは先生のところの世話になった。先生の建物のエレベーターは、
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