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ブックマーク / psychodoc.eek.jp (7)

  • 黄色い救急車研究所

    私が小学生だったころのこと、私たちの間には「黄色い救急車」の噂が広まっていました。 「頭のおかしい人は黄色い救急車が迎えに来て、鉄格子のはまった病院に連れて行かれる」という噂です。 生まれ育った地方によっては、「緑色の救急車」なら知ってるよ、という人もいるかもしれないし、「青い救急車」として覚えている人もいるかもしれません。 なかには、噂ではなく事実だと思っていた人もいるのではないでしょうか? 今思えばどう考えてもそんな派手な車で患者さんを搬送するわけはありませんし、実際、精神病院にそんな車は存在しません。私は今は精神科医として精神病院で働いていますが、そんな車で患者さんが運ばれてくるのを見たことは一度もありません。 「黄色い救急車」の話は「口避け女」や「人面犬」と同じような都市伝説なのです。 しかし、不思議なことに、都市伝説や噂関係のにも、この「黄色い救急車」の話はほとんど載っていませ

  • 分裂病とSF

    言語新作の項目を書いたとき、44歳の男性分裂病患者のこんな妄想を紹介した。 数億年前、宇宙人が地球に降下し、真にして善なる国を建設した。その末裔がイザナギ、イザナミの命であり、この血脈はさらにアマテラスとスサノオ、ヤマトタケル等を経て天皇一家に伝えられているが、われわれ人類も多少ともその血を継いでいる。しかるにいつの頃からか、次第に邪悪な力が世界を堕落させ、現在は虚偽を打破して昔のような真実の世界に戻そうとする大いなる全能者(彼はそれを「おやじ」と呼ぶ)と、ますます堕落させようとする力が戦っている最中である。彼は生後間もなく「おやじ」に戦いに参加するよう求められ、「おやじ」に心身ともに委ねて、その指示通り働くことを約束した。そして「おやじ」の指令により、「人間構成の素粒子論」や「心理プラズマ」や「運動の周期律」等々を研究する。新しい言葉(漢字)を創るのも「おやじ」の要請で、すでに腐敗した既

  • オルグ学入門

    タイトルで何のだかわかる人はある程度以上の年齢の人だろう。オルグとはorganizerの略で、 大衆や労働者の中に入って、政党や組合の組織を作ったり、その強化や拡大をはかったりすること(人)。[狭義では、共産主義のそれを指す]」(新明解国語辞典第三版) 私が大学生の頃には細々とながらキャンパスでこういう人たちが活動していたものだ。ほとんど誰にも相手にされてなかったけど。 つまり書は、共産主義系勧誘・洗脳マニュアルなのである。著者は大正8年生まれの東洋大学社会学科の教授。帯の惹句はこうだ。 大衆を組織化し、より強力なパワーを発揮させることがオルグの目的である。勘や経験のみに頼る試行錯誤から脱し、普遍妥当な学としてのオルグ技術の開発を目指す画期の書 洗脳は多々あれど、これほど、その正当性を確信した立場から書かれたも珍しい。しかも、勁草書房といえば、思想書などを出してる出版社ではないか。

  • 私家版・精神医学用語辞典

    私家版・ 精神医学 用語辞典 プレコックス感なんとなくいやーな感じ DSM-IV無理矢理分類 措置入院強制的に入院 ロボトミー前頭葉を切っちゃうぞ アダルト・チルドレン「子供のまま成長した大人」ではない ドッペルゲンガー自分に似てないこともある 残遺状態「夢見て楽しんでます」 LSD白い壁から銀色の線がわいてきそうです ベドラム狂人は人間ではない、という発想 躁病私がルールブックだ 言語新作すうそるうたとたるうそた夏うとたま こっくりさんオカルトゲームを契機に発症した集団ヒステリー フォリ・ア・ドゥ精神病の感染 電波体験電波、届いてる? 多重人格多重人格のリアリティ 睾丸有柄移植事件右腕に睾丸を移植 進行麻痺マラリア血液を前頭葉に直接注入! カルシウム不足当にイライラと関係があるのか? ポケモン事件光過敏性てんかんについて 精神分析フィクションをフィクションで置き換える作業 精神分析 そ

  • ¥µ¥¤¥³¥É¥¯¥¿¡¼¤Ö¤é¤êι

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  • 新・サイコドクターあばれ旅 - 精神分裂病

    想像してみてほしい。 もし、何かの拍子に、「自分」と「そうでないもの」の区別をつけられなくなってしまったとしたら、あなたはどんなふうに感じるだろうか。 普通なら、「自分」と「そうでないもの」の区別というのは、考えるまでもないくらい当たり前のことのはず。それは、生物が生きていく上で、もっとも基的といっていいくらいの区別である。「自分」と「そうでないもの」の間は、目に見えない膜のようなもので隔てられていて、ごっちゃになるということはありえない。 私たちは、自分の手が自分の一部であり、目の前のコップが自分ではないことを知っている。今思い浮かべている考えは果たして自分の考えだろうか、と疑問を持つこともない。ところが、その見えない膜に穴があいて、「自分」と「そうでないもの」が混じってしまったとしたら。 たとえるなら、それは意識の自己免疫疾患のような状態である。 生物の体内の免疫細胞は、異物が体内に

  • The Japanese Gallery of Psychiatric Art

    This Site is the Japanese version of the american gallery of psychiatric art. Click on a thumbnail to view the full-size image.

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