パリ発--ウェブの最も基礎的なレベルにあり、大きな影響力を持つハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)標準の全面的な見直しに関して、エンジニアたちは最初の大きな一歩を踏み出した。 当地で現地時間3月29日に開催されたインターネット技術タスクフォース(Internet Engineering Task Force:IETF)の会議で、HTTPを監督するワーキンググループが、HTTPを高速化する方法についての議論を正式に開始した。その話し合いでは、Googleが開発し既に実用されている「SPDY」や、Microsoftが開発し3月28日に発表した「HTTP Speed+Mobility」など、HTTP 2.0のための4種類の具体的な提案のプレゼンテーションも行われた。 これまでに出てきたHTTP 2.0に関する諸提案には、いくつかの相違点がある。例えば、Googleは暗号化を必須にしたいのに
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