政府が行政手続き上の押印の廃止を進める中、河野行政改革担当大臣が「押印廃止」と彫られたはんこの画像をSNSに投稿したことについて、はんこ事業者の団体は「業界を愚弄する行為だ」として説明を求める文書を自民党の二階幹事長に手渡しました。 これについて、はんこ事業者が加盟する「全日本印章業協会」の徳井孝生会長や、はんこ作りが盛んな山梨県の長崎知事らは6日夕方、自民党の二階幹事長と党本部で面会しました。 この中で、徳井会長らは「私たちが心血を注いで作っている印章に『押印廃止』という文言を彫り、楽しそうな写真を投稿する河野大臣の蛮行は、印章業界を愚弄する行為にほかならない」として、一連の行為の説明を求める文書を、二階氏に手渡しました。 これに対し、二階氏は「関係者の皆さんの思いはよく理解した」と応じました。 このあと長崎知事は、記者団に対し「河野大臣は面会拒否が続いており、業界の皆さんが希望を持てる