CDP Advent Calendar 2013 の14日目です。主に動的なWeb/アプリケーションサーバの話ですが、AutoScaling時や障害発生時に影響なく処理を継続するにはセッションの保持方法に一工夫必要です。またログなどもローカルに保存すると後々面倒くさいです。その辺りを解決するには、サーバの状態(セッション・ログ・etc)を外出しするのが一番です。名前を付けるとしたら、「Stateless Serverパターン」です。昨今のImmutable Infrastructureの概念にも影響を受けています。 1 解決したい課題 AutoScalingを利用すると、負荷の増減に応じてサーバの増減が出来る。しかし、動的サーバの場合はセッションサーバを個々のサーバに保持していると、サーバが増減して別のサーバに振り分けられた場合セッション維持が出来ずに問題が生じる。また負荷が下がってサーバ
CDP Advent Calendar 2013 の13日目です。クラウドデザインパターンというよりNetworkACLの機能そのままなのですが、AWSでBlackList型のFirewallを実現する方法についての情報が少ないので書いてみました。名前を付けるとしたら、そのまま「BlackList Firewallパターン」です。 1 解決したい課題 AWSのセキュリティグループによるアクセス制御は、ホワイトリスト方式のFirewallである。しかし、特定IPからの攻撃を検知した場合は、そのIPアドレスからの通信をブラックリスト方式によるFirewall機能で遮断したい。残念ながらセキュリティグループでは、特定IPからのアクセスは出来ない。 2 クラウドでの解決/パターンの説明 VPCのネットワークACLを利用すれば、ブラックリスト方式のFirewallを実装出来る。そこで、インターネット
はてなエンジニアブロガー祭りで「高速にドッグフードを食べる方法」という題で発表してきた. 箸でドッグフード食べるパフォーマンスの話ではなくて,もとはマイクロソフト用語である,Eat your own dog food,自社製品を使ってより良くしよう,みたいなほうの話.はてなブログ開発しながら毎日使うとか,思い付きで作ってるわけではなくて,事実や根拠にもとづいて作ってるとか,安全に作るための仕組みとか,そういう話. 普段の勉強会では僕は主に3分くらいのLTをしていて,20分も話したことなかった.資料ぜんぜんできなくて,Keynote見るだけで疲弊してた.急に長くていい話できるはずないと思って,LT5連発という形にして,ドッグフードにまつわる話を5個するという形にしたところ,なんとかなった. 東京では情報が氾濫してるから,京都でこんなのやってますとか言っても,東京では常識みたいな冷たい反応をさ
今年の3月に 入門Chef Solo - Infrastructure as Code という本を書いた。 その名の通り Chef の入門書なのだけど、このサブタイトルは "Configuration Management Tool (構成管理ツール)" でもなく "Provisioning Framework (プロビジョニングフレームワーク)" でもなく、はたまた "Automated Infrastructure (自動化されたインフラ)" でもなく、"Infrastructure as Code" にした。 この一年で Chef や Puppet にはずいぶんと注目が集まった。おそらく、AWS をはじめとするクラウドサービスがより広いユーザーに浸透したことで仮想化環境が前提になって、以前よりも頻繁にサーバーを構築し直したりする機会が増えたとかその辺がひとつ理由として挙げられると思う
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