たとえば ・世界の合言葉は猫 ・猫の左手 ・198猫 ・百億の猫と千億の猫 ・さぁ猫になりなさい
先日、このような記事が発表されていました。 小説家になろうが、なぜ女性向けで埋め尽くされ、男性が激減したのか? そして、なぜそれが3年前に予測できたのか|風倉@こぴーらいたー作家 note.com ランキングが女性向けで埋め尽くされる現象が発生し、カクヨムなどに移住した現象が起こったのはこの記事では最近であるかのように書かれていますが、2020年のゴールデンウィークから発生した事象です。 そう、感染症対策で外出自粛になっていたあの時期です。拙作のなろうランキングビューワでこの頃のランキングが見れます。 この頃、外出自粛により小説家になろうに限らず様々なWebメディアのPV数が急激に伸び、YouTubeなど他のメディアも躍進しましたが、その流れを小説家になろうもうけてユーザーの比率が大きく変わったのがこの頃と言えます。 この頃からじわじわとカクヨムにユーザーが移行し始めていました。 この時期
なろうが今ヤバくなってる現状について、3年前ぐらいに「3年後ぐらいにヤバくなりそう」って予言した気がするんだけど、どうだっけって思って自分で掘ってみたらあった 結構すごない?(自画自賛) pic.twitter.com/4hBGRZyzmE — 風倉@こぴーらいたー作家 (@kazakura_22) November 3, 2024 そこらへん前後でも、やっぱりなろうの今後を憂いてました。やったことやばすぎるもん。 ただ、この頃の反応はまだ「ほんまですか?」みたいなのが多かったように思う。なろうが衰退するなんて、全然まだ想像の外みたいな この頃はカクヨムもまだ弱かったですしね pic.twitter.com/8ptbamVnc1 — 風倉@こぴーらいたー作家 (@kazakura_22) November 3, 2024 当時「女性向けに見えても、男性も読んでポイントいれてる作品もあるから
昨今、海外展開で成功する日本の小説が増えており、 イギリスでは翻訳された海外小説の販売数において、 その4分の1が日本の小説が占めるまでになっています。 その人気はカナダでも変わらないようで、 翻訳元の投稿者さんは1枚の写真と共に、 「地元」にあるような小さな書店でも、 日本の小説の特設コーナーが設置されていると報告。 そのお店の特設コーナーのポップでは、 「日本で愛され、今ではカナダでも愛されている作品」 という宣伝文句が使われています。 また、こちらは翻訳元ではないのですが、 米国最大の書店チェーンとして知られる、 「バーンズ・アンド・ノーブル」の公式SNSは、 「当店で最も人気のある特設コーナーの1つが、 日本文学の素晴らしく豊かな世界です」という、 ノースカロライナの支店の投稿をリポストするなど、 こちらからも日本の作品の人気ぶりが窺えます。 まずアジアで、そして欧米でも人気となっ
無限病院 医院 作者:韓 松早川書房Amazonこの『無限病院』は、中国SF四天王の一角にして『三体』の劉慈欣と並び称される韓松による〈医院〉三部作の開幕篇だ。帯の惹句には劉慈欣が『中国のSFをピラミッドとするならば、私が書くような二次元のSFはその土台、韓松が書く三次元のSFはその頂点だ。』と寄せていて、読み始める前からハードルは上がりに上がっていた。 それが実際読み始めると冒頭130ページほどは正直いって何を言っているのかよくわからず、そもそも世界はおかしいのだが、同時におかしな登場人物たちが理屈が通るような通らぬようなことをばらばらに語っている。冒頭は不条理のカフカか幻覚のディックかといった間をふらふらとさまよいつつ、次第に物語は世における医療と未来を問う医療SFと化し、そのままSF的に展開するのかと思いきや、中盤以降は突然村上春樹的なメタファーとセックスに溢れた世界に突入し──と、
2000年の故・金大中大統領のノーベル平和賞受賞に続き、24年ぶりに韓国人ノーベル賞受賞者が誕生した。2016年にブッカー国際賞を受賞して世界に名を馳せた作家の韓江(ハン・ガン)さんが、アジア人女性として初めてノーベル文学賞受賞者になった。 K-POPや韓流ドラマ、韓国映画などが世界的な人気を集め「文化強国」としての自負心が強い韓国社会は、今回の受賞でまさに「韓国文学の時代が到来した」という興奮を隠せずにいる。 予想もされていなかった受賞 1970年、全羅南道光州(現在の光州広域市)に生まれた韓江さんは延世大学国文科を卒業した後、93年に詩『氷の花』を発表して登壇し、翌年『ソウル新聞』の新春文芸で短編小説『赤いアンカー』が当選し、小説家として世の中にその名を知らしめた。2005年には小説『蒙古斑』により韓国で最も権威ある文学賞・李箱文学賞をはじめ韓国の有名文学賞を総なめに。さらに16年に『
14日、一部の保守団体がソウル中区の駐韓スウェーデン大使館前で、ハン・ガン氏へのノーベル賞授与を決めたスウェーデン・アカデミーを糾弾する集会をおこなっている=オンライン・コミュニティーより//ハンギョレ新聞社 韓国の一部の保守団体が、ハン・ガン氏のノーベル文学賞受賞をめぐり、「歴史歪曲作家にノーベル賞を与えた」と主張し、駐韓スウェーデン大使館前で抗議デモをおこなっていたことが分かり、眉をひそめられている。 17日にユーチューブに投稿された映像を見ると、大韓民国愛国団体協議会、国家非常対策国民委員会、太極旗革命国民運動本部などの6つの保守団体は14日、ソウル中区(チュング)の駐韓スウェーデン大使館前で記者会見を行い、ハン・ガン氏にノーベル文学賞を授与したスウェーデン・アカデミーを糾弾している。参加者は10人あまりで、60~70代と推定される。 彼らは「大韓民国歴史歪曲作家ノーベル賞、大韓民国
避雷針 @Soki_Itsumi 『姑獲鳥の夏』を読んで狂わされた人間がごまんと居るってのに当の京極夏彦は「暇つぶしで書いた」とか言うてるんだからたまったもんじゃねぇよな。 2024-10-14 22:47:57 チャブ・マネジメント @Tyabmgmt ・暇つぶしで書いた(しかも仕事がなくてヒマだから会社でやった) ・用紙とインク代の元くらいは取りたいなぁという気持ち ・門前払い食らってネタにしようというつもりでわざわざ持ち込みした こんな参考にならねぇデビューの経緯があるかよ 2024-10-14 22:51:18 リンク Wikipedia 京極夏彦 京極 夏彦(きょうごく なつひこ、1963年3月26日 - )は、日本の小説家、妖怪研究家、グラフィックデザイナー、アートディレクター。日本推理作家協会代表理事。 世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)、関東水木会会員、東アジア恠異学
第171回芥川賞 受賞作「サンショウウオの四十九日」 杏と瞬は双子。でも、周りからは一人の人間に見える。部分的に結合している他の結合双生児とは違い、ひとつの体を二人で完全に共有している。そのとき、心は、意識は、生命は、どちらのものになるのか――。杏は/瞬は、二人で暮らし、一人一人で考え続ける。 論文を書いているときに「降ってきた」 それ自体、純文学のような話だった。 「34歳か35歳、胃腸の医学論文を書いているときに、パッと場面が浮かんできたんです。偉いお坊さんが山中で木こりと出会い、あまりにも見事に木を切るので思わず見とれてしまう、というものでした。その場面が頭から離れず、文字にしてみると、どんどん物語が進んでいく。進んでいくから書くしかない。400枚くらいになってピタッと止まった。その前後にまた別の物語が浮かんできて、書き出す。それを繰り返すうちに、とうとう目の前に死にそうな患者さんが
本の声をきく、物語のはじまり「おすすめの本を教えてください。」 「本を読みたいけど、なかなか読む時間が作れません。」 「昔は本を読んでいたけど、最近は集中力が落ちて、だんだんと読めなくなってしまって。他の人はどうやって読んでるんですか?」 「カフェや電車で本を読んでいる人に憧れます。私もスマホじゃなくて、かっこよく本が読める人になりたい。」 「小説を読んで、感動とか、癒 いやされたりしたことないけど、これって私だけの話ですか? ほかの人からも似たようなことを聞くことありますか?」 「今月、二十ページ、本が読めました。めっちゃ嬉しい。もっと読みたい。本を最後まで読み切ったことがないのですが、私に読める本ありますか?」 これらの言葉は、私が働いている書店や担当している創作講座、定期的に開催しているイベントや読書会で聞いた、本を読む人たちの声の一部です。 私は書店で働きながら、「読書室」という屋
スウェーデンのストックホルムにある選考委員会は日本時間の10日午後8時すぎ、ことしのノーベル文学賞の受賞者に、韓国の現代文学を代表する作家のハン・ガン(韓江)氏(53)を選んだと発表しました。 ハン氏は1970年韓国の南西部クワンジュに生まれ、首都ソウルの大学で文学を学びました。 1993年に詩人としてキャリアをスタートし、その後、小説家としての活動を始めました。 代表作には2007年に発表された小説で、ある日、突然肉食を拒否するようになった女性の行動をきっかけに、家族の葛藤や、精神が崩れていく主人公の姿を描いた小説「菜食主義者」があります。 この小説が高く評価され、2016年、ハン・ガン氏はアジアの出身者としては初めてイギリスで最も権威ある文学賞の翻訳部門にあたる「ブッカー国際賞」を受賞し、世界的に注目を集めました。 多くの作品が日本語に翻訳され、日本でも人気の高い作家です。 韓国人がノ
藤井太洋の新作。〈SFマガジン〉に2017年から21年にかけて連載され、22年には星雲賞長編部門を受賞している。ちなみに単行本化をまたずに、同賞長編部門を獲得するのは、この作品がはじめてである。 本書は、大幅に加筆修正をしたファン待望の単行本版だ。 舞台となるのは2045年。世界は大きく変わっている。たとえば、紛争・戦争のありようだ。自動機械による殺戮応酬の横行した2030年代への反省により、投入する部隊の数を制限したうえ、その位置も秘匿せず、あらかじめ話しあいによって勝利条件を設定する「公正戦」がおこなわれるようになった。もちろん、この場合の公正とは一種の欺瞞で、けっきょくは技術と資本の差によって趨勢は決する。 いま、新しい公正戦が火ぶたを切った。導火線となったのは、農業ベンチャー〈テラ・アマソナス〉の主導による、ペルーとブラジルに広がる農園を含む地域の、国家としての独立宣言である。これ
マン・カインド 作者:藤井 太洋早川書房Amazonこの『マン・カインド』は、至近未来ー近未来を主な舞台に選び、現実の社会情勢や技術の延長線上で様々な短篇・長篇を発表してきた作家、藤井太洋の最新長篇だ。最新とはいっても本作はSFマガジンで2017年〜21年まで連載しており、翌年の星雲賞(日本のSF賞で、SF大会の参加者の投票で決定される)の長篇部門を受賞している。 つまり連載当時から高い評価を受けていたわけだが、なぜ単行本化が今日まで伸びたのか? といえば理由は僕も何も知らないが、単純に忙しかったのか、もしくは連載版に比べて大幅に加筆修正をしたそうなので、「より完璧な」形を目指すのに時間がかかったのだろう。そんなこんなで期間があいたこともあって、連載版で読んではいるものの初読のような気持ちで読み始めたのだが、いやーこれがおもしろかった! 本作の舞台は2040年代の未来。この世界ではAIドロ
ただ、これ、読み終えたからいえるのですが、なろう小説はあまり関係ないんじゃないかなあ。 最初から最後まで舞台は現代社会だし、「転生」という概念をキーに物語が進むことはたしかであるものの、逆にいうとそれだけのことでしかなく、「なろう小説らしさ」はほとんどない。 なろう的なものからインスパイアされていることはたしかだとしても、とくになろうに対するパロディ性とか批評性も感じない。いちおうネタバレを避けたうえでいうなら、SFとしてもそこまですごい作品ではないと思う。 ただ、それなら箸にも棒にも掛からぬ駄作なのかといえばそこまででもない感じではあるので、ぼくの感想は「うーん、普通?」というどうにも煮え切らないものになってしまう。 しょうじき、「読む前は見下していたけれど、思わぬ傑作でした!」とか「あまりのつまらなさに大草原不可避wwwwwwwwww」みたいなことを書けたら良いと思うのだが、どうもそう
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。 こんにちは、皆月です。 京極夏彦氏の百鬼夜行シリーズ最新作 「鵼の碑」 読了致しましたので、 ネタバレ感想を書かせて頂きました。 よろしくお願い致します。 ※ラストまでのネタバレ全開です! ご注意の上スクロールお願いします!↓↓↓※ 2023年9月14日 木曜日。 17年ぶりなのです。 前作「邪魅の雫」から17年ぶりに、京極夏彦氏の新作が読めるのです。 職場からの帰り道の本屋さんで予約して、発売日の帰りに手に入れる予定だったのを、 結局待ちきれずに、昼休みに足を伸ばして取りに行きました。 そのくらい楽しみにしていた読者が「鵼の碑」を読了した、これは悲喜交々の感想であります。 そう思ってこの記事をご覧頂ければと思います。 先に断っておきますが、この感想は先に書いた通りまさに悲喜交々
9月半ばに出た京極夏彦『鵼の碑』を再読した。 なぜなら一読しただけでは面白さがよく理解できなかったからだ。 ※『鵼の碑』ってなに?という方はコチラ↓ 『鵼の碑』は発売日に購入し、その週末3連休を丸々つかって読破した。 ずっと楽しみにしていたシリーズ17年ぶりの新作である。連休を良いことに食事と睡眠以外の時間をほぼ読書に費やしたと言ってもよい。 まさに読み倒したと言うに相応しい。 なんせノベルスで800ページ。大作である。 恒例の鈍器本 3連休最終夜にしてようやく読み終えた。 果たしてその感想は… 「うーん…なんだかなぁ…」 いやそんな訳ない。 17年待った結果が「うーん」な訳がない。 著者のデビュー30周年記念作でもある。 それが「なんだかなぁ」な訳がない! 私の読解力が伴わないだけ!なはず!!! ということで、読了から1ヶ月以上経ち、改めて『鵼の碑』を読み返すことにした。 今度は一気読み
同じ事務所に所属していることもあり、朗読会などさまざまな場で共演することの多い京極夏彦さんと宮部みゆきさん。「百鬼夜行」シリーズをリアルタイムで読んできた宮部さんは『鵼の碑』をどう読んだのか? お互いをリスペクトしあうお二人の、和やかな対談をお届けします。 取材・文=朝宮運河 写真=山口宏之 宮部 京極さんとは同じ事務所に所属していることもあって、ご一緒する機会が多いですよ。初めてお会いしたのは『魍魎の匣』を出されてすぐの時期だったかしら。 京極 大沢在昌さんの対談集『エンパラ』でご一緒したのが最初でしたね。当時僕はデビューしたばかりで、そもそも普段はデザイナーとして働いていた頃。 宮部 あの後からお忙しくなったでしょう。『狂骨の夢』発売と同時に京極さんの連絡先が各社に解禁されて、お仕事が殺到した。あれよあれよいう間に人気者になって、それから約30年ですから。 京極 解禁って、鮎なのかと思
1994年、『姑獲鳥の夏』をひっさげて登場した京極夏彦さんは、一躍ミステリー界に旋風を巻き起こした。あれから29年、京極さんが生み出した物語の数々は、現代のエンタメ全般に大きな影響を与え続けている。作家生活30周年を間近に控え、現代の戯作者は何を語るのか。京極さんのこれまでと現在に迫るロングインタビュー。 取材・文=朝宮運河 写真=山口宏之 一作のエンタメが時代を大きく変えることがある。 1994年9月に刊行された『姑獲鳥の夏』はまさにそんな作品だった。当時まったくの無名だった作家が放った長編はミステリーファンのみならず幅広い層に衝撃を与え、「百鬼夜行」シリーズの第1作として、日本のカルチャーシーンに絶大な影響を与えることになるのだ。 それから29年、シリーズ17年ぶりの長編『鵼の碑』がついに刊行される。『邪魅の雫』においてタイトルだけは明かされていたものの、長く謎のベールに包まれていた『
1989年生まれ。大学卒業後、IT企業でエンジニアとして勤務。開発者として多忙な日々を送るかたわら、2007年より、SF、サイエンス・ノンフィクションの書評ブログ「基本読書」を主宰。読者登録数は3700人超とファンが多い。これまでに読んできたSF小説は2000冊を超える。『SFマガジン』『家電批評』などでSFの書評を連載中。筆名の「冬木糸一」は、「終末」の文字をバラバラにして、再構築したもの。 ブログ:https://huyukiitoichi.hatenadiary.jp ツイッター:https://twitter.com/huyukiitoichi 「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 メタバース AI 不死・医療 ジェンダー 地震 感染症 気候変動……この1冊で、未来の全てがわかる!イーロン・マスクの愛読書『銀河ヒッチハイクガイド』、最新の話題作『三体』など、古典か
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