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小説に関するkukurukakaraのブックマーク (38)

  • 世界的ベストセラー「百年の孤独」 初の文庫版 異例ヒットに | NHK

    コロンビアのノーベル文学賞作家、ガルシア・マルケスが1967年に発表した世界的なベストセラー「百年の孤独」の文庫版が初めて刊行され、半世紀以上前の翻訳小説としては異例のヒットとなり話題を集めています。 ガルシア・マルケスの「百年の孤独」は、46の言語に翻訳された世界的なベストセラーで、日でも1972年に単行が出版されましたが、作家の没後10年となることし、初めて文庫化されました。 これを受けて読書会の動きが各地で広がっていて、8月9日の夜に都内で開かれた有志の読書会には会社員など11人が集まりました。 作品は、架空の村を舞台に数世代にわたる一族の歴史が描かれる長編小説で、登場人物の名前や関係性が複雑なうえ、物語の展開も難解なことで知られます。 参加者は「人間の来の欲望がよく描かれていて生々しかった」とか「主人公がいなくてセリフもほぼないのが特徴で、聖書のようでもあった」などと感想を寄

    世界的ベストセラー「百年の孤独」 初の文庫版 異例ヒットに | NHK
  • 『百年の孤独』をみんなで読むと100倍面白い

    ガルシア=マルケス『百年の孤独』は、何度読んでも面白い。 私の記憶力の無さと、再読までに積んだ経験によって、読むたびに面白いと感じるポイントが変わっていく。は変わらないのだから、再読による発見は、自分の人生の厚みが変わったためなのだろう。 さらに、この小説を楽しんだ人の感想を聞くと、十人十色で面白い。私に近い人もいれば、予想外のところにハマった人もいる。アウト・オブ・眼中の所にのめり込んだ人の話を聞くと、「なるほどなぁ!」と新鮮に読め、一冊で二度も三度も楽しめる。 小説なんだから好きに読めばいい。 引っ掛かった描写。伏線に見えるセリフ。湧き上がるイメージと、それに結びついた自分の読書経験と実人生の体験。学校じゃないんだから、「正解」なんてものはなく、「ぼくのかんがえたさいきょうの読解」の多様性を楽しむといい。 そんな皆さんの感想を伺うべく、『百年の孤独』の読書会に行ってきたので、レポート

    『百年の孤独』をみんなで読むと100倍面白い
  • ガルシア=マルケス『百年の孤独』文庫版ヒット、既刊の中短編にも再び注目 活字の海で - 日本経済新聞

    ラテンアメリカ文学の巨匠、ガルシア=マルケスの代表作『百年の孤独』が売れている。新潮文庫で6月26日に文庫化して以来、19万部という「海外文学では前例がない」(新潮文庫編集部)刊行部数を達成した。限られた愛書家だけが楽しむ傑作文学という物々しいイメージもある同書だが、文庫化を機に「ちょっと背伸びして読んでみよう」という初読者の需要を喚起したようだ。「これほど話題になるとは予想していなかった。重

    ガルシア=マルケス『百年の孤独』文庫版ヒット、既刊の中短編にも再び注目 活字の海で - 日本経済新聞
  • 「たぶんもう再会できない」誰の文章かわからなくなってしまった小説の一文をポスト→リプライで見事判明「AIは役に立たないが、ネットは役に立つ」

    米澤穂信 @honobu_yonezawa 小説を書いています。実のある話はしないことにしています。未発表の刊行予定に関するご質問にはお答え出来ません。 pandreamium.sblo.jp 米澤穂信 @honobu_yonezawa 昨日、「アレクサンドリアの図書館は定期的に焼かれねばならない」という趣旨の文章を読んで、へえと思ったけれど、付箋を貼らなかったので誰の文章かわからなくなってしまった。私は知っている、たぶんもう再会できない。 米澤穂信 @honobu_yonezawa たぶんもう再会できないものたち 1)汽車のコンパートメントで同席した老婦人に、夫がいかに駄目な人間かを語るが出てくるロシアの短篇 2)鉄牛と名乗る僧(実は塙団右衛門)がごろつきを斬って村を救う話 3)「アレクサンドリアは定期的に焼かれねばならない」という一文が出てくる小説(NEW!)

    「たぶんもう再会できない」誰の文章かわからなくなってしまった小説の一文をポスト→リプライで見事判明「AIは役に立たないが、ネットは役に立つ」
  • なぜ『百年の孤独』が面白いのか、ネタバレ抜きで語ってみる

    人生で3冊読んだけど、3冊とも面白かった。 最初は水色のハードカバー版で、次は白黒のやつ、そして最近出た新潮文庫を読んだことになる。ストーリーは知っているし、あのラストの感情の奔流は何度も味わっているのに、それでも無類に面白い。 何度も読んだのに、なぜ、面白いのだろうか? まともな人間が(ほぼ)誰もいないブエンディア一族の奇妙な生きざまや、日常的に非日常が描かれるマジックリアリズムの磁力、あるいは、奇妙で悲惨でユーモラスなエピソードが隙間なく詰め込まれているストーリーは、どこから見ても面白い。 しかし、3冊目の新潮文庫を読みながら、そうしたストーリーやキャラだけでなく、『百年の孤独』そのものに面白さが練り込まれていることに気づいた。 ここでは、物語の展開や登場人物の運命にはできるだけ触れずに、ネタバレ抜きで、『百年の孤独』の面白さを語ってみる。 既視感と未視感の混交 例えば、中毒性のある文

    なぜ『百年の孤独』が面白いのか、ネタバレ抜きで語ってみる
  • SF小説って読み通すのに労力がいるよね - 基本読書

    qianchong.hatenablog.com こんな記事を読んだ。記事内で当ブログに言及していただいており通知が飛んできたので読んだのだけれども、内容的には「SF映画AI技術系のも大好きなのに、SF小説は最後まで読み通せないものが多い」ということで、なぜなのだろう、老いなのだろうか、と疑問を呈している。率直な感覚が綴られた、良い記事だ。 SFって読み通すのに労力がいるよね SF小説を読んでいる方の人間である僕にとっても「わかる」と頷くところが多い記事だった。SF小説って、ブログ筆者の方も次のように書いているけれど(『SF小説というものは、類まれなる想像力でこれまでに我々が見たことも聞いたこともないような世界を紡ぎ出すところがその真骨頂だと思います。でもおそらく私は、その想像力が紡ぎ出す世界に自らの想像力が追いついていかないのでしょう。』)、想像力が追いつくかどうか以前に「読むのに

    SF小説って読み通すのに労力がいるよね - 基本読書
    kukurukakara
    kukurukakara 2024/07/16
    “世界観がよくわからなかったり把握しづらい時、すっ飛ばして先の方を読み、戻り、また先の方を読んで、戻り、といったりきたりを繰り返すのだ”とりあえず最後まで読む,後から読み返すというのが確かに何冊かある.
  • ニューヨークタイムズによる「21世紀のベスト本100冊」が発表。 - 世界のねじを巻くブログ

    2000年以降の小説ランキング NewYork Timesが、数百人の小説家、学者、編集者、ジャーナリスト、評論家、出版社、詩人、翻訳家、書店員、図書館員、などあらゆるジャンルの著名人にアンケートを募り、21世紀のベスト小説100を作成。 ランキングの集計の仕方も面白く、 それぞれに「何がベストなのか?」の定義を聞いたり、 ランダムに2冊選び、各々にコメントを求めたりしたとのこと。 あのスティーブン・キングも選定者として参加。 www.nejimakiblog.com ・The 100 Best Books of the 21st Century (※下記リンクより全文読めます) www.nytimes.com 読んだことある・読んでいる途中の作品 掃除婦のための手引書 / ルシア・ベルリン(79位) 掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集 (講談社文庫 へ 11-1) 作者:

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  • 弥助研究の権威が英語版Wikipediaで自分の未発表論文を引用して学説発表をしていた件、その内容に主張と紐づかない引用や純粋な創作が含まれていた件、ついでに小説の宣伝や自分自身の記事を作成していた件まとめ

    鳥取トムの件のみ。世間は騒いでますが「弥助騒動が根底から覆る大発見!」というわけではなく、ロックリー氏の研究成果(英雄弥助)の拡散ルートが、一つ増えた程度の話だと認識しております(あとは倫理問題)。興味を持った方は他のまとめも見てください。訂正。米wiki→英語版wikiです(たぶん英語圏→アメリカだと思っていたんだと思います) ロックリー氏に対して批判意見を超えた誹謗中傷などは絶対にしないでください。所属団体にも迷惑かけちゃ駄目です。あとを読んでもいないのに低評価爆撃とかダサいことも止めましょう。UBIが「調査の結果、弥助が重要な出来事のすべてに関わっていた」と認識し弥助を起用したことは事実ですが、ロックリー氏はアサクリと直接の関係はありません。UBIのアレコレに対する怒りを個人にぶつけないでください。 続きを読む

    弥助研究の権威が英語版Wikipediaで自分の未発表論文を引用して学説発表をしていた件、その内容に主張と紐づかない引用や純粋な創作が含まれていた件、ついでに小説の宣伝や自分自身の記事を作成していた件まとめ
  • 歌う船 [完全版] - アン・マキャフリー/嶋田洋一 訳|東京創元社

    SF > SF 創元SF文庫 判型:文庫判 ページ数:494ページ 初版:2024年7月12日 ISBN:978-4-488-68311-5 Cコード:C0197 文庫コード:SF-マ-1-1 装画:丹地陽子 装幀:岩郷重力+W.I この世に生まれ出た彼女の頭脳は申し分ないものだった。だが身体のほうは、機械の助けなしには生きていけない状態だった。そこで〈中央諸世界〉は彼女に宇宙船の身体を与えた──優秀なサイボーグ宇宙船となった彼女は銀河を思うさま駆けめぐる。少女の心とチタン製の身体を持つ宇宙船ヘルヴァの活躍と成長を描く旧版の6編に、のちに書かれた短編2編を追加収録した、新訳完全版! 旧版解説=新藤克己/完全版解説=三村美衣

    歌う船 [完全版] - アン・マキャフリー/嶋田洋一 訳|東京創元社
  • 精霊による魔法と科学が融合し発展した都市カイロを舞台に、伝説の魔術師との戦いを描く四冠達成のサイエンスファンタジー──『精霊を統べる者』 - 基本読書

    精霊を統べる者 (創元海外SF叢書) 作者:P・ジェリ・クラーク東京創元社Amazonこの『精霊を統べる者』は、ネビュラ賞、ローカス賞、イグナイト賞、コンプトン・クルック賞と4冠に輝いた、アメリカの作家P・ジェリ・クラークの第一長篇&サイエンス・ファンタジーだ。物語の時代はまだ人種差別も女性差別も色濃く残る20世紀初頭。魔法と科学が融合した都市カイロを舞台に、伝説の大魔術師を名乗る何者かによって引き起こされた、魔術世界を揺るがす大事件を描き出していく。 僕はもともとこうした「科学と魔法が融合」したような世界観が大好物だから読む前からそうとうに期待していたのだけど、これが高まったハードルをやすやすと超えていくような作品だ。良い点はいくつもあるが、なんといっても舞台をジンが存在することによってヨーロッパ列強と肩を並べるに至ったという架空のエジプトに設定しているのが良い。著者は現在コネチカット大

    精霊による魔法と科学が融合し発展した都市カイロを舞台に、伝説の魔術師との戦いを描く四冠達成のサイエンスファンタジー──『精霊を統べる者』 - 基本読書
  • ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』読み解き支援キット 池澤夏樹 監修|新潮文庫 | 新潮社

    キットは池澤夏樹氏の著書『ブッキッシュな世界像』(白水社)や『世界文学を読みほどく―スタンダールからピンチョンまで【増補新版】―』(新潮選書)に収録され、『百年の孤独』の文庫化に際して再編集したものです。ゴシック体で示したページ数は新潮文庫版のものです。物語の結末が記されていますのでご注意ください。〔 〕内は池澤氏が便宜的に登場人物に割り当てた識別子または注です。(新潮文庫編集部) © Natsuki Ikezawa. All Rights Reserved. PDF版ダウンロード マコンド〈百年の歴史実話・抄〉―豚のしっぽがやってくるまで― 9 アウレリャノ・ブエンディア〔大佐〕、銃殺隊を前に、氷を見た日を思う。 9 「マコンドも当時は……小さな村だった」〔つまりホセ・アルカディオ・ブエンディアの若かった当時〕まだものに名前がなく、いちいち指さしていた。メルキアデスたちが毎年三月に来る

    ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』読み解き支援キット 池澤夏樹 監修|新潮文庫 | 新潮社
  • 「誰かの代わりに本を読む」ことはできるか? 友田とん『『百年の孤独』を代わりに読む』まえがき|Hayakawa Books & Magazines(β)

    数年前、一冊の自主制作が文芸フリマや全国各地の独立系書店を中心に話題を呼びました。友田とん『『百年の孤独』を代わりに読む』。ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』を、4年かけて読んだ記録。ではあるのですが、を開いた読者は困惑するかもしれません。だって、その脱線ぶりときたら……。しかしそうすることが著者にとって、『百年の孤独』という作品の、そして「読書」という行為の正体をつかむための、必然的な方法だったのです。 この度、同書が加筆修正の上、ハヤカワ・ノンフィクション文庫より刊行されます。文庫用に書き下ろされた「まえがき」を、発売に先がけ全文公開します。 『『百年の孤独』を代わりに読む』『『百年の孤独』を代わりに読む』まえがき書はガブリエル・ガルシア゠マルケスの長編小説『百年の孤独』を、まだ読んでいない友人たちの代わりに読む、という試みを綴ったものである。しかし、「代わりに読む」と

    「誰かの代わりに本を読む」ことはできるか? 友田とん『『百年の孤独』を代わりに読む』まえがき|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 死ぬときに思い出す傑作『イギリス人の患者』

    死ぬときに思い出す小説の一つ。 あれを読めば良かったとか、これがまだ途中だったとか、未練は必ずあるはずだ。どんなに読んでも足りることはないから。そんな後悔の中で、エピソードや描写を思い出し、読んでよかったと言える作品の一つが、『イギリス人の患者』だ。 映画が公開されたときだから、20年以上前に読んだのだが、いま再読しても美しい。詩的で情緒豊かに紡がれる、四人の男女の破壊された人生の物語だ。 あらすじはシンプルだ。 第二次世界大戦の終わり、イタリア北部の半ば廃墟となった修道院が舞台となる。そこで生活を共にするのは、看護婦のハナ、泥棒のカラヴァッジョ、インド人の工兵のキップ、そしてイギリス人の患者となる。人生のわずかな期間にすれ違う男女が、自身の半生を思い出す。 ただし、けっして読みやすい、ストレートなお話ではない。 時系列は無警告で前後するし、エピソードの粒度や解像度はバラバラだ。後になって

    死ぬときに思い出す傑作『イギリス人の患者』
  • 「ドイツ人目線」で読んだ小説『関心領域』の特異性とは?文筆家マライ・メントラインが紐解く | CINRA

    メイン画像:©Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved. 小説『関心領域』を通例の文脈で「あの映画の原作」と紹介するのにはいささか抵抗がある。というのも、特に日では、公開当初から凄まじい訴求力を見せた映画版(ジョナサン・グレイザー監督)の存在感が大きく、隠喩に満ちたその内容の「解題」を求める意図で書を手にする人が多いと予測され、その場合、キャラ構築や舞台設定など多岐にわたる差異により、読者が面らうこと必至だからだ。 ありていにいえば『関心領域』とは、ナチス第三帝国に関する、ある「共通命題」を突く文芸作品と映像作品のユニット的名称である。双方、観念的な因果関

    「ドイツ人目線」で読んだ小説『関心領域』の特異性とは?文筆家マライ・メントラインが紐解く | CINRA
    kukurukakara
    kukurukakara 2024/06/20
    “映画版でも、収容所司令官の妻が収容所邸宅をまさにタワマン社宅扱いしていて「ここを出たくないのよ!」とゴネる場面があったが、じつはそういった心理描写の緻密さと濃度は、小説版のほうが遥かに高い”
  • 歴史・SFのクラスタは厄介度が高い? ネット小説が廃れたのもそれが原因

    風倉@こぴーらいたー作家 @kazakura_22 まあでも創作とかだとよくある話といえばよくある話 「歴史SF」のクラスタって、マジで厄介度合いが高いんですよね(まともな人はごめんね) 暴走しやすくて、暴走時の火力高いんで。 ネット小説歴史SFが廃れたのってそこがめちゃくちゃでかい。寛容性が狭すぎて嫌われて廃れた 2024-06-15 12:01:41 風倉@こぴーらいたー作家 @kazakura_22 だってネット小説だと,歴史小説の注意書きに「この小説は日によく似た世界のフィクションです」とか、結構書いてあるんだよ?w どんだけガチ勢が、厄介もの扱いされてんだって話 そういう意味では、コロンブスMVはうかつだったかもね。一般より寛容性が低いから。 2024-06-15 12:01:41

    歴史・SFのクラスタは厄介度が高い? ネット小説が廃れたのもそれが原因
    kukurukakara
    kukurukakara 2024/06/17
    あまりジャンル分けで人を分類して,評価したくない.歴史小説,SF小説のカテゴライズも程度による.ミクスチャーであったり,グラデーションがあるところを区切るような見方.
  • 爆笑問題・太田「すぐに炎上して、その度に落ち込む」。本屋大賞受賞『成瀬は天下を取りにいく』著者に明かした「言いたいことを言う」と決めた理由【太田光×宮島未奈対談】 | ダ・ヴィンチWeb

    屋大賞受賞前から、ラジオでも『成瀬は天下を取りにいく』を絶賛していた爆笑問題・太田光さんと、学生時代から爆笑問題の大ファンで救われていたという著者の宮島未奈さん。中京テレビ放送のトークバラエティ『太田上田』でお二人が初対面・初共演を果たした直後に、特別に時間をいただき、対談していただきました! (取材・文=立花もも 撮影=中惠美子) ■キャラクターの魅力 相方はかけがえのない存在 太田 屋大賞の候補作はだいたい読んでいるけど、今回は絶対『成瀬は天下を取りにいく』で決まりだと思っていました。圧倒的におもしろかったですもん。まず、成瀬のキャラクターがいいんですよね。高校の入学式でいきなり坊主頭になって登場してさ、その理由が、髪がどれくらいのスピードで伸びるか検証するためって、痺れるでしょ。成瀬がどういう人間なのか、エピソードの積み重ねからものすごく伝わってくる。そういう奥行きのある小説が僕

    爆笑問題・太田「すぐに炎上して、その度に落ち込む」。本屋大賞受賞『成瀬は天下を取りにいく』著者に明かした「言いたいことを言う」と決めた理由【太田光×宮島未奈対談】 | ダ・ヴィンチWeb
    kukurukakara
    kukurukakara 2024/06/14
    “ものすごく暗い高校時代を送ったと書かれていて、机に365本の線を書いて一日ずつ消しながら毎日通ったというエピソードに心打たれました”
  • 第171回芥川賞・直木賞の候補作発表 | NHK

    第171回芥川賞・直木賞の候補作が発表され、直木賞ではSNS小説を投稿して話題を集める麻布競馬場さんの作品が初めて候補に選ばれました。 芥川賞の候補作に選ばれたのは、 ▽朝比奈秋さんの「サンショウウオの四十九日」 ▽ミュージシャンとしても活動する尾崎世界観さんの「転の声」 ▽坂崎かおるさんの「海岸通り」 ▽向坂くじらさんの「いなくなくならなくならないで」 ▽松永K三蔵さんの「バリ山行」 の5作品です。 朝比奈さん、坂崎さん、向坂さん、松永さんは初めて候補に選ばれ、尾崎さんは2回目の候補です。 一方、直木賞の候補作には ▽青崎有吾さんの「地雷グリコ」 ▽SNS小説を投稿して話題を集める麻布競馬場さんの「令和元年の人生ゲーム」 ▽一穂ミチさんの「ツミデミック」 ▽岩井圭也さんの「われは熊楠」 ▽柚木麻子さんの「あいにくあんたのためじゃない」 の5作品が選ばれました。 青崎さん、麻布さん、岩

    第171回芥川賞・直木賞の候補作発表 | NHK
    kukurukakara
    kukurukakara 2024/06/13
    “尾崎世界観”
  • 少女小説、もしくは「女性向けラノベ」とラノベの関係性

    言いたいこと:「少女小説をラノベに含めても無視してもボコボコに叩かれる」という難しい状況がある。 女性向けが省かれるラノベ150選いま、ライトノベルのオールタイムベストを選出する作業が進められている。 ラノベが社会に認められるためには、売り上げだけが唯一の評価軸である現状では差し障りがある。文化としての成熟には体系化と批評の存在が必須であり、その一歩としてたいへん意義のある活動と言えるだろう。 その暫定的な成果であるラノベ150選が先日公開された。 あくまで叩き台であり、作品数的にもより拡張した形を目指していくようだが、現時点でも各年代に目の行き届いた、ラノベの歴史の流れを俯瞰できる内容となっている。 ただ、この手の企画はどのような基準で選んだとしても、あれがないこれがないという不満はどこかから出てしまうものだ。ラノベ150選も例外ではない。 その中で今回特に目についたのが、「女性向け作品

    少女小説、もしくは「女性向けラノベ」とラノベの関係性
  • ライトノベル150選についての言及 - SNOW ILLUSION blog

    ライトノベルのオールタイム・ベスト150選を、寸評付きで文芸評論家の細谷正充さんにお作りいただきました。でもこれでもまだ足りません(特に2010年代以降)。これを300選、500選へとバージョンアップして書籍化への企画化していきます。ご協力お願いいたします→https://t.co/zmHtmR6c0n— 中津宗一郎@名作ラノベ500選を目指します (@nakatsu_s) 2024年6月11日 上記の150選に対する雑感。 リストアップされた作品・シリーズ中で、最低1冊でも読んでる作品は134作品くらい、という状況という前提でアレコレ言及してみたい。 選者である文芸評論家の方のことはよく知らないのですが、「戦記もの」が好きなSF畑の人なんだろうな、という第一印象。 正直リスアップのレギュレーション、コンセプトがどうなっているか分からないですが少女小説については 少女小説については、嵯峨景

    ライトノベル150選についての言及 - SNOW ILLUSION blog
  • 妻が小説を書いたことにモヤモヤしている

    小説を書いていたのを知ったのはつい先日のことだった。 とある賞に応募するために執筆したそうで、以前から小説を書くことはあったのだという。そんなこと全然知らなかったが、一度俺に読んでみてほしいとUSBを渡してくれたのは嬉しかった。 昨日早速読んでみると驚いた。文章は分かり易いし、銀行強盗の一人称視点のストーリーも面白い。ジャンルとしてはミステリーで、次々に謎が現れるのも海外ドラマのようで悪くない。ただ一つ、気になったのは話の途中にセックスの描写があったことでそこの描写が妙に生々しくリアリティがあった。もしこれを実体験に基づいて書いているのであれば当然俺との体験を基にしているはずだ。しかし順序は俺とは違っていたし、やったことのない体位についても書いてあり正直非常にモヤモヤした。 小説はフィクションなんだからセックスの描写もフィクションであることはもちろん理解している。経験したことのみ書ける

    妻が小説を書いたことにモヤモヤしている