岩屋毅外相は2日の会見で、石破内閣が「中国、韓国寄り」との指摘が自民党内にあると記者団から問われ、「『嫌韓・嫌中』などと言っていたのでは日本外交は成り立たない」と述べた。 岩屋氏は、2018年に韓国…
2024年10月1日 田中 宇 日本の石破茂新首相は、中国包囲網の色彩を持つアジア版NATOの創設を提唱したり、8月に台湾を訪問するなど、中共の敵として名乗りを挙げている。独自の中国敵視でなく、中国敵視を強める米国のお先棒担ぎをしたがっている感じだ。 日米同盟をアジア版NATOに転換すると、本家NATOほどの縛りがないとしても、日本は自国周辺の防衛だけでなく、西太平洋からインド洋にかけての広域な中国包囲網に軍事関与・戦争準備せねばならない。米国から褒められること以外に、アジアの他国の領域に出ていって中国と敵対することに意味があるのか、という話になる。 米国は最近、中国との敵対を強める目的で、台湾への軍事関与を強めている。今回、石破が総裁選に出る前に訪台したことは、首相になれたら日本として台湾への関与を強め、米国の中国敵視の尖兵になりますよという表明になっている。 石破は、日本を中国の敵に仕
Published 2024/10/02 20:56 (JST) Updated 2024/10/02 22:35 (JST) 共同通信社が石破内閣発足を受け1、2両日に実施した全国緊急電話世論調査で、内閣支持率は50.7%となった。不支持率は28.9%だった。自民党派閥裏金事件に関与した議員を衆院選で公認することを「理解できない」との回答が75.6%に上り、「理解できる」は20.0%にとどまった。石破茂首相の就任で「政治とカネ」の問題が「解決に向かう」とした人は22.8%、「解決に向かわない」が73.0%だった。 調査手法が異なるため単純比較はできないが、最近の内閣発足時の支持率は、21年10月の岸田内閣が55.7%、20年9月の菅内閣が66.4%、12年12月の第2次安倍内閣が62.0%。 石破内閣を支持する理由は「ほかに適当な人がいない」が35.4%で最多だった。 立憲民主党代表に就
兵庫県知事だった斎藤元彦氏の失職に伴う知事選(31日告示、11月17日投開票)で、日本維新の会が、清水貴之参院議員(50)=兵庫選挙区=を擁立する方向で最終調整していることが分かった。維新県議団が2日、県庁を訪れた清水氏に出馬の要望書を手渡し、清水氏は「簡単な決断ではないが、兵庫県をなんとかしたいという思いがある。前向きに検討する」と応じた。県議団総会で詰めの協議を進める。 清水氏は朝日放送の元アナウンサー。次期衆院選で兵庫8区にくら替えして出馬する予定だった。 斎藤氏の告発文書問題への対応で「後手」に回ったとの批判がつきまとい、地方選挙で苦戦が続く維新にとって正念場の選挙となる。
石破茂首相は2日午前、バイデン米大統領と電話会談し、岸田文雄前首相の対米政策を引き継ぎ、日米同盟の強化を図る方針を伝達した。日本の防衛力強化に向けて連携する考えも示した。首相の持論である日米地位協定改定については触れなかった。首相が官邸で記者団に明らかにした。石破内閣は発足から一夜明け、9日の衆院解散、27日投開票の衆院選を見据え本格始動。新閣僚は就任記者会見に臨み、見解を示す。 首相が外国首脳と電話会談するのは就任後初めて。会談では、日米韓や日米豪印の協力枠組み「クアッド」、日米とフィリピンといった同志国によるネットワークをさらに強化したいと強調。こうした枠組みの首脳会談実施に意欲を伝えた。北朝鮮による日本人拉致問題解決に向けた連携も求めた。 首相は記者団に、日米地位協定改定を巡り「今日は具体的に踏み込んでいない。今後機会を見て議論できたらいいと考えている」と説明した。 衆院選に向け「投
1日、米ニューヨークで、副大統領候補討論会に参加した共和党のバンス上院議員(左)と民主党のウォルズ・ミネソタ州知事(AP=共同) 【ワシントン共同】11月5日の米大統領選に向け、民主党ウォルズ・ミネソタ州知事(60)と共和党バンス上院議員(40)による副大統領候補討論会が1日、ニューヨークで開かれた。両氏の直接対決は初めて。イランによるイスラエルへのミサイル攻撃で緊迫する中東情勢や移民、人工妊娠中絶を争点に議論した。双方に目立った失点はなく、ほぼ互角の展開となった。 今回が両陣営による最後の直接対決になる可能性があり、民主党ハリス副大統領(59)と共和党トランプ前大統領(78)の大接戦が続きそうだ。主催したCBSテレビの緊急世論調査では42%がバンス氏、41%がウォルズ氏を「勝者」だと回答した。
自民党旧安倍派に所属した萩生田光一元政調会長は1日のインターネット番組で、党役員・閣僚人事を問題視した。総裁選で決選投票を戦った高市早苗前経済安全保障相をあげて「挙党一致を考えるなら幹事長をお願いすべきだった」と述べた。石破茂首相による一連の人事を「総裁選で応援した人や、
私小倉まさのぶは、次期総選挙に出馬しないことを決断し、党や後援会の関係者に報告しました。 このところ体調不良が続いていたため、総裁選が終わり、総選挙が目前に控えるにあたり、病院で検査を受けたところ、その結果が想像以上に優れず、医師より、全ての活動を控えて治療に専念をすべきと強く勧められました。 今から13年前に公募候補として政治活動をゼロからスタートし、幸いにも、4期、12年もの間、国会議員を務めさせていただき、一昨年には大臣を拝命しました。これも、浅学非才な私を多くの方が支えていただいたおかげです。この国のためにまだまだ働きたいとの気持ちや、更なる活躍を期待する支援者の方々の期待に応えなければならないとの気持ちも強く、検査の結果を受けてもなお大変悩み苦しみましたが、間近に控える選挙の期間中あるいは当選後の任期中に体調が悪化し、責任を果たせなくなるほうがご迷惑をかけてしまうと判断し、断腸の
安定的な皇位継承の在り方をめぐり、立憲民主党の野田代表は、女性皇族に加え、その配偶者や子どもにも皇族の身分を付与すべきだという考えを示しました。 立憲民主党の野田代表は1日夜、党のインターネット番組「立憲ライブ」で、辻元代表代行と対談しました。 この中で、野田氏は安定的な皇位継承の在り方をめぐり「女性皇族が結婚後も皇族にとどまれるようにするやり方が大事だが、その配偶者やお子さんが皇族になるのか、国民のままなのかでわれわれと他の党と差がある」と指摘しました。 そのうえで「私は配偶者もお子さんも皇族にすべきだと思う。男系の女性天皇に持っていくためにも、今のところ配偶者やお子さんの問題をどうクリアするかだ」と述べました。
「全員逮捕」「すべて逮捕」牧原秀樹議員、法務大臣への起用に「怖すぎ」の声…旧統一教会イベントへの出席 “隠蔽” 疑惑も 社会・政治FLASH編集部 記事投稿日:2024.10.01 19:49 最終更新日:2024.10.01 19:49 10月1日、自民党の石破茂総裁が、党四役と新内閣の人選を発表した。なかでも、注目を集めているのが、法務大臣だ。 「牧原秀樹衆院議員が、初入閣を果たしました。牧原氏は、2005年に初当選で現在5期め。初当選を決めた2005年の衆院選を含め、計6度、埼玉5区から衆院選に出馬していますが、小選挙区では一度も当選したことがなく、当選した5回はすべて比例での復活当選です。 【関連記事:「一度吐いたツバは飲み込めんよ」石破茂氏 “裏金議員” 非公認をわずか1日で撤回「手のひら返し」に非難轟轟】 東大法学部卒で弁護士資格を持っており、厚生労働副大臣や経済産業副大臣など
「裏金議員」公認に誓約書 自民、比例重複見送り案も 時事通信 政治部2024年10月01日23時13分配信 自民党本部=東京都千代田区 自民党が派閥裏金事件で、政治資金収支報告書に不記載があった国会議員の衆院選公認に当たり、再発防止策を講じることを誓約する文書を議員に提出させる方向で調整していることが分かった。党関係者が1日、明らかにした。 政治改革、実効性が焦点 「防災省」創設に賛否―石破新内閣の課題 小選挙区で立候補する裏金議員について、公認はするが比例代表との重複立候補を認めない案も浮上している。重複立候補していると小選挙区で敗北しても比例代表で復活当選できる。 #政治資金収支報告書 政治 選挙 コメントをする 最終更新:2024年10月02日11時07分
自民党の石破総裁は30日、党本部で党4役などの役員人事を行ったあと記者会見に臨みました。 この中で、石破氏は「あす国会の首班指名で総理大臣に選出されれば、直ちに組閣を行い、政権を発足させたいと考えている」と述べました。 その上で「新政権はできるかぎり早期に国民の審判を受けることが重要であると考えており、諸条件が整えば、10月27日に解散・総選挙を行いたいと考えている」と述べ、衆議院選挙を10月27日に行う方針を表明しました。 その上で、総理大臣に就任する前に衆議院選挙の時期に言及したことについて「いま総理大臣でない者がこのようなことを行うのはかなり異例なことだと承知しているが不適切だとは考えていない。選挙管理委員会など選挙準備の観点から申し上げた以外に理由はない」と説明しました。 そして記者団が「野党が予算委員会での質疑を求めているが」と質問したのに対し「衆参両院で所信表明演説のあとそれに
夢中だったキャンディーズを語る石破茂防衛相(当時)=東京都新宿区の防衛省で2008年3月31日午後3時59分、馬場理沙撮影 前略 石破茂首相 驚きました。失礼ながら、石破さんが首相になるとは予想していなかったもので。自民党総裁選のさなか、私は遅めの夏休みを韓国・ソウルで過ごしていました。日本と同じく連日の猛暑、時折、携帯電話に北朝鮮からのごみ風船飛来のアラートが表示され、へきえきしたり、ちょっとドキリとしたりしつつも、明洞(ミョンドン)のにぎわいは相変わらず。「刷新感」なら小泉進次郎さんかな、とカフェで記事のアイデアを温めたりもしていましたが、帰国してみると、すっかり空気が違う。まさかの小泉さん失速。それでも、正直、石破首相はぴんときませんでした。すみません。 国防トップにオタク第1世代 あれは石破さんが防衛庁長官に就任した翌2003年のこと。昭和30年代生まれの同世代としてずっと気になっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く