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2007年02月05日19:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 書評 - 進化しすぎた脳 その「本が好き!」で申し込んだのがこちら。 進化しすぎた脳 池谷裕二 著者の自画自賛が全くいやみにならないほど面白かった。 あとがき もちろん今の私にも脳科学講義を行うことはできますが、『進化しすぎた脳』は、"現在の私"には不可能な講義スタイルで貫かれています。目の眩むようなグルーヴ感に、こちらがうきうきとしてきます。 本書「進化しすぎた脳」、脳科学のホープ池谷裕二が、中高生に対して行った講義の講義録。本書が400ページもあるのはそのため。書き下ろしであればその半分になってしまっていただろう。 目次 第1章 人間は脳の力を使いこなせていない 第2章 人間は脳の解釈から逃れられない 第3章 人間はあいまいな記憶しかもてない 第4章 人間は進化のプロセスを進化させる 第5章 僕たちはなぜ脳科学を
疲れた時に甘いモノが欲しくなるのと同じで、私は心が弱くなって、自分の中に迷いや恐れが生じた時、つまりは自分を見失いそうになった時に、読みたくなる本とビデオがあります。本当に心が弱ってる時は泣きながら読んだり見たりする。きっとそういう時は、泣いて心の中にある暗いものを浄化させたいんだと思います。不安や恐れは常にあるのだけれども、それを増長させて惑わす「悪魔」に魅入られそうになった時に、〈今、書きながら思い出したけど、仏典にそんなシーンありますね。釈迦が悪魔に惑わされそうになるシーン)自分を取り戻す為に読む本と、ビデオ。 何故、悪魔に魅入られたくないか。悪魔に魅入られると苦しいから、それ以外に理由は無い。心を惑わす悪魔に魅入られて破滅して、大事な物を失うのは、もう御免だ。魅入られていることにすら気付かない愚かさの海に漂う心地よさも要らない。苦しみたくない。何が楽しくて、自ら苦しみを求めて短い人
最近読了した本; 新田義弘、河本英夫編『自己意識の現象学 生命と知をめぐって』世界思想社、2005 自己意識の現象学―生命と知をめぐって (SEKAISHISO SEMINAR) 作者: 新田義弘,河本英夫出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2005/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (7件) を見る取り敢えず目次を抜き書きしておく; まえがき――現代の自己意識論への概観――(新田義弘) 序論 自己意識の現象学の課題――反省理論からの解放――(新田義弘) I 自己意識の現象学 1 生き生きした現在と根本的分裂(小川昌宏) 2 身体構成と自己意識の可能性――カントおよびフッサールの時間論の深淵から――(飯野由美子) 3 キネステーゼと大地(武内大) 4 個と〈個を超えるもの〉――フッサールにおける個体性の自己意識と他者経験――(田口茂) II 自
2007年02月05日01:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - 不完全性定理 初掲載2007.02.04 脱帽。 不完全性定理 数学的体系のあゆみ 野崎昭弘 もしかして、今まで読んだ数学書の中で最高傑作かも知れない。 著者の野崎昭弘は、「詭弁論理学」の著者にして、「Gödel, Escher, Bach(GEB)」の訳者。安野光雅と「石頭コンピューター」を共著した人でもある。私は「πの話」以来のファンなのだが、その野崎昭弘が不完全性定理にガチで対峙したのが本書だ。 目次 第1章 ギリシャの奇跡 第2章 体系とその進化 第3章 集合論の光と陰 第4章 証明の形式化 第5章 超数学の誕生 第6章 ゲーデル登場 本書は、「不完全性定理とは何か」だけではなく、「公理とは何か」「定理とは何か」をまずきちんと解説した上で、「不完全性定理は人にとってどんな意味があるのか」までを説いている。
錬金術と神秘主義―ヘルメス学の陳列室 スポンサード リンク ・錬金術と神秘主義―ヘルメス学の陳列室 オカルト好きにはたまらないビジュアル資料集。 (この画像はパブリックドメイン、ウィキメディアより) これは有名なセフィロトの樹(生命の樹)である。10のパーツが22本の線で結ばれた幾何学的な模様をいう。この意味は、どういうものかというと、 「生命の樹(せいめいのき、Tree of Life)は、旧約聖書の創世記(2章9節以降)にエデンの園の中央に植えられた木。命の木とも訳される。カバラではセフィロトの木(Sephirothic tree)という。「禁止命令を無視して」知恵の樹の実を食べた人間が、生命の樹の実も食べるのではないか、と 日本では主なる神と訳されているヤハウェ・エロヒム(エールの複数形)が恐れてアダムとイヴを追放することに決めたとされる。」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(
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