たまーにこのブログで登場するIDEOですが(地下鉄の自販機の売り上げをアップさせた、IDEOのユニークな行動観察調査手法)、彼らの伝説の(?)事例を今回は紹介してみようかなと思います。 今をときめくアップル・コンピューターを突き動かした、素晴らしいハードウェアプロトタイピングのケース事例です。 1992年 パワーブック・デュオ210 なんて書いても何のことか分からないかと思いますが、パワーブック・デュオ210はアップルが送り出した、当時としてはかなり斬新なノートPCでした。 (※英語ですが、こんな感じ。) FDDがない(フロッピー装備は当時としては当然のものでした) 当時としては異例の薄型・軽量設計 そして、このデバイスをデュオドックに格納するとパワーアップして、デスクトップの力を発揮するというものでした。 今とのあまりの違いにびっくりするかもしれませんが、当時はこれが最先端だったわけです