チョーさんの本名は「長島茂」。あの役柄が定着したことから、芸名を「チョー」と変えたそうです。 「たんけん ぼくのまち」初出演は26歳のとき。劇団員として演劇に打ち込んでいた時期にオーディションを受け、選ばれました。 「最初は地図を書く話なんてなかったんです。第一話にも出てきてませんよ」 地図をとりあげた放送回で「書いてみようか」という話になり、それが毎回の定番となったそうです。 チョーさん以外は、全員がその町で実際に暮らしている人たち。チョーさんが働いていたお店も実在していました。そのため、15分番組1本を収録するために4泊5日していたそうです。 地図を書くのはもちろん最終日。初めのうちは半日ほどかかっていたといいます。 「何を描けばいいやら、ほんとに憂鬱でした。そのうち、あそこに犬がいたから目印にしようとか、カラオケ好きのおじさんがいたからマイクを描いて見ようとか。どうやったら親近感を持
スピン経済の歩き方: 日本ではあまり馴染みがないが、海外では政治家や企業が自分に有利な情報操作を行うことを「スピンコントロール」と呼ぶ。企業戦略には実はこの「スピン」という視点が欠かすことができない。 「情報操作」というと日本ではネガティブなイメージが強いが、ビジネスにおいて自社の商品やサービスの優位性を顧客や社会に伝えるのは当然だ。裏を返せばヒットしている商品や成功している企業は「スピン」がうまく機能をしている、と言えるのかもしれない。 そこで、本連載では私たちが普段何気なく接している経済情報、企業のプロモーション、PRにいったいどのような狙いがあり、緻密な戦略があるのかという「スピン」に迫っていきたい。 ダウンタウンの松本人志さんが、「パワハラは必要悪」と発言したことが物議を醸している。 そもそもの発端は、お笑い芸人の狩野英孝さんが未成年者への淫行疑惑で活動自粛を発表、それを扱った『ア
新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』が2位以下を大きく引き離して首位。ビデオリサーチの視聴率で断トツ首位の『ドクターX』や2位『相棒』が後退するという評価がある。ライブ視聴を前提にした世帯視聴率と、録画視聴・全録視聴を比べた際の番組評価システムの話だ。 録画再生の時代デジタル録画機は既に8割ほどの家庭に普及している。 80~90年代はVHSカセットを用いるビデオが主流だった。ところが2000年に大容量化を可能にしたハードディスクレコーダーが登場し、価格が下がるに従ってこの10年で普及して来た。内閣府の消費動向調査によれば、二人以上の世帯におけるデジタル録画機の普及率は16年3月現在で75.9%に達している。4軒に3軒が利用している状況だ。 またNHK放送文化研究所の世論調査「日本人とテレビ」では、デジタル録画機を利用する国民は2015年現在で56%に達している。まだVTRを使っている人も
朝の情報番組は何を見ていますか? 出勤前の朝の時間、あなたはどのテレビ番組を見て過ごしていますか? めざましテレビ(フジテレビ)? ZIP(日テレ)? 人によってはあさチャン(TBS)やグッド!モーニング(テレビ朝日)なんて人もいるかもしれませんね。 もしあなたが学生だったり、専業主婦だったりするなら、それでもいいでしょう。これらのテレビ番組は昼間放送されているワイドショーのように、雑多な内容を扱ってますからね。日中の世間話に役立つことでしょう。 しかし、もしあなたが社会人であるなら、これらの番組を見ることはお勧めしません。社会人はテレビ東京系列で放送されているモーニングサテライト(5:45〜6:45)を見るべきです。モーニングサテライトに続いて放送されているモーニングチャージ(6:45〜7:00)もお勧めです。 モーニングサテライトは、日経新聞がバックについていて、経済面に特化した番組で
高視聴率が続く日本テレビの看板番組「笑点」。「ということはCMなどで大儲け‥‥」と思いきや、さにあらず。寒いフトコロ事情の背景には、数字を支える視聴者の偏りがあった。 最新視聴率18.4%(関東地区、9月4日放送分)は、娯楽部門で1位。「笑点」は変わらぬ高視聴率を続けている。 「CM収入は民間放送局の大きな収入源で、価格を決めるのが視聴率。数字はすぐには出ないので、結果を受けて、遅れてその枠の値段が決まるのです」(広告代理店社員) この価格原理から考えれば、「笑点」こそ日テレの稼ぎ頭ということになる。だが、ある日テレ関係者はため息交じりにこう明かす。 「『笑点』視聴者のほとんどが、後期高齢者で平均年齢70歳を超えています。老人しか見ないので、基本的には儲かってないのです」 いわゆる「視聴率」とは「世帯視聴率」のこと。現在、広告代理店、テレビ局、スポンサーがシビアに注目するのは「世代別視聴率
緊急取材◉SMAP解散決定の真相とメンバーのこれから(前編) SMAP解散は香取慎吾のせいじゃない! ジャニーズがキムタクを守るために仕掛けた狡猾な情報操作 本日未明に発表されたSMAP解散決定。今朝のスポーツ紙は、すべて一面でこのニュースを報じている。だが、その内容は解散の責任をもっぱら中居正広、香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の4人におしつけるものばかりだ。 当然だろう。ジャニーズ事務所が明らかにその方向で御用マスコミを誘導していたからだ。発表の前、ジャニーズ事務所が「14日午前1時解禁」を条件にスポーツ紙やテレビ局に撒いた文書にはこんな文言が書かれていた。 〈事務所一丸となってSMAPをサポートするべく各部署で様々な準備を進め、2月より8月10日まで半年以上の時間をかけて個々のメンバー並びに全員と面談を重ね、例年通りの音楽番組への出演、ファンへの感謝をこめたコンサートの開催、協議を進めて
「Eテレが本気出してる」「バリバラ攻めすぎでしょ」――視聴者からそんなツイートが相次いだのは、日本テレビの「24時間テレビ」の裏番組として、NHK Eテレが2016年8月28日に放送した「バリバラ」(19時00分~30分)だ。 24時間テレビをパロディー化して笑いのめしながら、障害者を「感動」の具とする「感動ポルノ」に、障害者自身も含む出演者たちが異を唱える。そんな野心的な内容は、ツイッターで番組名が「トレンド」に入るなど、大きな反響を呼んでいる。 「検証!『障害者×感動』の方程式」 障害や難病を持つ人が、さまざまな難題に挑戦する――そうした「感動的」な企画は、24時間テレビのまさに十八番だ。2016年も、下半身不随の少年の富士登山や、目や耳の不自由な生徒たちのよさこいなど、こうした企画が多数放送された。 しかし、障害者情報バラエティーをうたう「バリバラ」では、同じ28日のオンエアに、「検
7月23日に放送されたフジテレビ夏の風物詩、「FNS27時間テレビ」は平均視聴率7.7%と、歴代でも最低の視聴率をマークしたそうです。 ベテラン芸人による大掛かりなセットを使った時代錯誤のコント、アイドルグループによるスーパーダンクの立て続けの失敗に始まり、既に終了した番組の人気企画をタイトルだけ変えて流用したり、遠い昔に既視感のある企画や、タレントだけが楽しんで視聴者を置いてきぼりにするような企画が延々と続き、最後の最後はアイドルグループがまたスーパーダンクを失敗させたりなど、私も27時間全てをリアルタイムで見られたわけではないのですが、2.7時間でも時間が惜しいと思わせてくれるクオリティーでした。 フジテレビの番組を積極的に見ることはなくなってきたのですが、それでもフジテレビの番組を見るたびに私が思うのは、「彼らの時計は、90年代で止まったままなのだ」ということです。 山本圭壱の復帰劇
4月に始まったネットテレビの新サービスAbemaTV(アベマTV)が着実にそのテリトリーを拡げているようです。 4月11日の本開局から 5月3日に200万ダウンロードを突破 5月30日に300万ダウンロード 6月20日に400万ダウンロード と、今のところは20日前後で100万ダウンロードのペースで着実にダウンロード数を増やしている模様。 当然、スマホアプリにおいて重要なのはダウンロード数ではなくアクティブ数なのでダウンロード数だけ見ていても仕方が無いのですが。ニコニコ動画モバイルの登録数が2015年8月時点で623万人で、ドコモが鳴り物入りで実施して今月末に終了するNOTTVの会員数が147万契約だったことを考えると、AbemaTVの存在感は一定の水準を超えつつある印象もあります。 AbemaTVが、いわゆる「ネットテレビ」という分野におけるメジャーアプリになる可能性は非常に高いと言える
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