2008年の2月に刊行した『3Dキャラクタアニメーション Blender』に続く、Blender解説書の第2弾が12月22日発売の本書です。Blenderと言えば、モデリングやレンダリングからアニメーションまで行なえるオープンソースの3D統合ソフトですが、機能の強化や追加が頻繁に行なわれていることもあって、あまり知られていない機能も数多くあります。そういった機能のひとつが“物理シミュレーション”です。 物理シミュレーションというと難しい数式が出てきたりするので敷居が高いと思われそうですが、本書では、純粋な物理法則のシミュレーションを行なうというより、自然現象を3Dのアニメーションでどのように本物らしく見せるかといった、アーティスティックな面から解説しているのが特徴で、高度な内容を扱っていながら難しい数式は出てきません。 Blenderの基本的な操作を知っていることが前提ですが、付属CD-R
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