まずは、何ができるのか上記の例を使って解説します。画面上の納品書シートには、入力データを削除するマクロが仕込まれています。このシートの黄色くなっているセルには数式が入っています。この部分の数式は削除せずに、数値データが入ったセルを削除する作業を行ないます。 これを手作業にすると、「セル範囲を選択」→「データを削除する」という操作が3回分、つまり合計6回の操作が必要です。一方マクロを使うと、ボタンをクリックするだけで、入力データが自動削除されるようになります。このように、Excelで行なう決まった作業をマクロとして保存しておけば、目的のマクロを呼び出すだけでいつでも実行できるので、あたかもExcelのコマンドが増えたかのような感じになります。 マクロを使わないと手順は6回になる 数式は消去しないで、ほかの数値データを消去する。選択して削除を繰り返すと全部で6回の手順が必要。 G2セルを選択