名古屋市内の小学校に通う5年生の男子児童が同級生6人から現金を繰り返し要求され、合わせて10万円から20万円を支払っていたことが分かりました。市の教育委員会はいじめの中でも被害者に深刻な影響を及ぼした「重大事態」と認定しました。 その後も10月にかけて、男子児童は10数回ほど現金を要求され、同級生たちがゲームセンターでゲームをする代金などとして支払ったということで、金額は合わせて10万円から20万円に上るとみられています。 名古屋市教育委員会は10月中旬に男子児童の母親から問い合わせを受けた学校からの報告で事態を把握し、調査した結果、いじめの中でも被害者に深刻な影響を及ぼした「重大事態」と認定しました。 また、教育委員会によりますと、男子児童はすでに同級生たちから謝罪を受け、登校していますが、男子児童の保護者は現時点では謝罪を受け入れていないということです 名古屋市教育委員会の後藤健之首席