WSL2環境で利用する最大メモリやCPUコア数などの設定は、Win32側のユーザーフォルダーにある“.wslconfig”ファイルで行う。この設定は、WSLのVer.2環境で動作しているすべてのWSLディストリビューションに有効な設定となる。 なお、今回から、Windows 11の検証は、Ver.22H2をベースとしている。Microsoftストアから入手可能なWSLプレビュー版は、Windowsに付属するWSLとはパスなどが異なるので注意してほしい。 .wslconfigの概要 “.wslconfig”ファイル(先頭がピリオドで始まっていることに注意)は、ユーザーフォルダーに置かれている。標準では、ファイルは存在せず、すべての設定はデフォルト値になっている。指定可能な項目は、(表01)のようなものになる。WSLディストリビューション側の/etc/wsl.confと同じく、ファイルは、in
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