Cisco Systems製スイッチ「Cisco Catalyst 2940シリーズ」にあらたな脆弱性が明らかとなった。過去に公開されたファームウェアで対策済みだが、すでにサポート期間を終えており、製品の利用を中止するよう呼びかけられている。 「Cisco Catalyst 2940シリーズ」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「 CVE-2022-31734」が明らかとなったもの。 サイバーセキュリティ研究団の今岡陵氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。あらたにCVE番号が採番されているが、脆弱性そのものは、2011年にリリースされた「ファームウェア 12.2(50)SY」にて対策済みだという。 同製品は、2010年に販売を終え、サポート期間についても2015年に終了しているが、2022年の段階でも製品の流通が続いてい