渋谷区は今春、個人住民税や住民票の写しなどの発行手数料の支払いでモバイル決済サービス「LINE Pay(ラインペイ)」を全国の自治外窓口で初めて導入する。 区とLINE(新宿区)は2016年8月に地域社会的課題を共同で解決していく「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定(通称S-SAP、エス・サップ)」を締結。コミュニケーションアプリ「LINE」を活用し検診・保育などの情報を配信する子育て支援サービスなどでタッグを組む。今秋の開業に向け建て替え工事が進む「渋谷公会堂」(宇田川町)のネーミングライツパートナーは、5団体から応募があった中で同社に決定し、ラインペイを含む同社のサービスも採用する予定だ。 早ければ4月をめどに導入するキャッシュレス決済は、ラインペイの「コード支払い」を活用。住民税や国民健康保険料は、請求書にプリントされたバーコードをスマホで読み取ることでラインペイの残高か