アメリカ海兵隊は中国との戦争を見据えた島嶼戦に対応するため、次期主力兵器を2種類の対艦ミサイルとする予定です。1つは射程250kmのNSM対艦ミサイルを搭載した無人4輪車両の「NMESIS」、そしてもう1つは射程2500kmのトマホーク巡航ミサイル最新型BlockⅤa(対地・対艦兼用)を搭載した地上発射機ですが、後者の車両が初めて公開されました。 7月21日の新部隊発足式典の様子が7月24日にアメリカ軍広報サイトDVIDSの記事「第11海兵連隊が初の長距離ミサイル中隊を発足」に掲載され(これは文章中心の記事)、新兵器がトマホーク発射機であることが明言されています。 それは驚くべき狂気じみた発想の兵器で、我が目を疑うものでした。 この新兵器の写真は、カリフォルニア州キャンプ・ペンドルトンのアメリカ海兵隊第1海兵師団第11海兵連隊第2大隊facebook「A中隊、LMSL活性化」とアメリカ軍広
ウクライナ戦争が始まって約460日。対独戦勝記念日に勇ましい演説をぶったプーチンだが、国内では終わりなき戦いに不満が鬱積(うっせき)している。高止まりする支持率の陰でロシアン・ジョークに表れる「本当の民意」とは。拓殖大学の名越健郎・特任教授がレポートする。 【衝撃写真】ウクライナ軍の装甲車が激突! 火花を散らしながら倒れる電柱 *** プーチン大統領が軍需工場を視察した。工場長が説明した。 「前線の兵士に必要な物資を届けるため、毎日休みなしにフル稼働しています」 「それで何を作っているのか」 「棺桶です」 ゼレンスキー大統領はウクライナ侵攻前、コメディアンだった。プーチン大統領はウクライナ侵攻後、ピエロになった。 ウクライナ戦争が始まって1年と3カ月。国際社会からの非難にもかかわらず、ロシアでのプーチンの支持率は高いままだ。国民はプーチン支持、戦争支持一色かに見える。しかし、そこに表れる数
今回、モディ首相としてはG20の議長国として、グローバルサウスのリーダーとしてG7に乗り込んで、中ロとG7の橋渡しをすることを想定していたのだと思うが、その思惑を吹き飛ばすのがゼレンスキー大統領の参加。ロシアとの関係を断ち切れないモディ首相としては、主役の座を奪われ、ゼレンスキーの話を苦々しい思いで聞くしかない状態に追い込まれることになる。そこで議論のリーダーシップを取り戻せるか。モディ首相の国際的なリーダーとしての手腕が問われる。
ロシア大統領府は3日、モスクワにある大統領府「クレムリン」がウクライナの無人機による攻撃を受けたと発表しました。一方のウクライナ側は、ロシア側の主張を否定しています。誰が攻撃を実行したのか、またその狙いは何かなど考えられる可能性について、ロシアの軍事や安全保障政策に詳しい東京大学・先端科学技術研究センターの専任講師、小泉悠さんに聞きました。 ■プーチン大統領の居場所特定は「困難」…ウクライナ側が実行した可能性は「低い」?有働由美子キャスター 「日本時間3日夜に公開された『クレムリン』をとらえたカメラの映像では、クレムリン上空に飛行物体が飛来し、旗を越えた辺りで爆破されました。この映像から、どのような分析ができるのでしょうか?」 小泉悠氏 「何らかのドローン、なおかつヘリコプター型ではなくて、固定翼式、普通の飛行機のようなドローンが飛んできて爆発したということは明らかだと思います。ただ、この
京都大の卒業式が24日に行われ、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領のコスプレをした学生が登場し、話題を呼んだ。その中でウクライナメディア「GRUNT」公式ツイッターは「最高のコスプレだ」と評価し、注目している。 【写真】「クオリティーの高いコスプレ」「かなり似ている」と反響…京大卒業生によるゼレンスキー大統領のコスプレ姿 GRUNTのツイッターは「ウォロディミル・ゼレンスキーを模倣した最高のコスプレだ。京都大学の卒業生は、ウクライナ大統領の装いで卒業式に登場した」と注目。「若者は最も勇敢な人物に“変身”するために3か月にわたってひげを伸ばした」と説明している。 さらに、同メディアは別の学生がウクライナへのサポートを呼びかけるポスターを携行していたことにも触れ、「ゼレンスキー大統領の国会でのスピーチを引用している」と紹介した。 この投稿には「クオリティーの高いコスプレだ。キーウで
2022年10月初旬、ロシア軍はウクライナの民間電力インフラを攻撃する戦略爆撃に踏み切りました。それ以前も発電所などが幾らか攻撃されてはいましたが、この時から意図的に大規模な攻撃が開始されました。冬が近い中でウクライナ電力網を破壊して暖房を止めて市民生活を立ち行かなくさせて、市民の士気を挫き厭戦気分を醸成させて降伏あるいは停戦に追い込もうという作戦です。 そして2023年3月となりました。冬は終わり、もう直ぐ春がやって来ます。ロシア軍の電力インフラ攻撃は決定的な効果を生むことなく、ウクライナ市民の士気は下がるどころか徹底抗戦の意思はますます強固なものとなり、ロシアの行いは逆効果となってしまっています。 戦略爆撃。しかしこれは歴史上、失敗の多い作戦でした。過去の例から見ても市民を狙った攻撃は中途半端なものだと逆に抗戦意思を高めてしまいます。恨まれ、復讐の声が強くなり士気が上がってしまいます。
杉田水脈総務政務官が辞表を提出した。表向きは自発的とも報道されるが、事実上の更迭では、という観測もあり、いずれにせよ遅きに失した感は否めない。杉田氏は、辞表提出に際し、性的少数者やアイヌ民族を巡る発言以外は撤回しない考え等を示すとともに「真意が中々理解されないことがあったが、差別をしているわけではない」などとも釈明した。とはいえ本人が何を言おうが、杉田氏があからさまな差別表現を続けてきたのは事実だ。 ・杉田水脈氏はネット右翼の中でも「後発組」~後発がゆえの過剰同化~ 杉田氏の世界観を、典型的なネット右翼(ネット保守とも)と呼ぶのであれば、同氏の活動は2014年を端緒(杉田氏は、維新→旧次世代の党で落選してのち、ネット右翼に極めて親和性の高い発言や著作を発表し、その下野中”2014年~2017年”に急速に認知度を高めたのち、2017年の衆議院比例中国で優遇されて当選を重ねてきた経緯がある)と
2022年12月10日時点で、2480万人の人が新型コロナに感染しています。 これまでに新型コロナに感染したことがある方は、新型コロナワクチンを接種した方が良いのでしょうか? 感染後のワクチン接種について、考慮すべき点についてまとめました。 日本国内での感染者はほとんどがオミクロンに感染日本国内における新型コロナの累積感染者数の推移(筆者作成) 2022年12月10日時点で、2480万人の人が新型コロナに感染していますが、このうち2200万人はオミクロン株が主流になってから感染しています。 つまり日本国内で新型コロナに感染したことのある人の約9割はオミクロン株に感染していることになります。 日本国内における変異株の推移(covariants.orgより) オミクロン株は2022年1月から日本で主流となりましたが、約1年経った今も同じオミクロン株の亜系統であるBA.5が主流です。 オミクロン
2022年10月17日、ウクライナ首都キーウ。ロシア軍のシャヘド136自爆無人機(写真:ロイター/アフロ) 先月からロシア軍がウクライナでの戦争に投入を開始したイラン製自爆ドローン(自爆無人機)のシャヘド136(ロシア名称:ゲラン2)は、今月に入ってから大量使用され始めました。ロシア軍は巡航ミサイルを開戦から撃ち続けて消耗し在庫数が少なくなって発射数が減少せざるを得ず、この自爆ドローンは補充用の代替品の「小型で安い巡航ミサイル」として使われています。 またシャヘド136と同じデルタ翼型でやや小さなシャヘド131(ロシア名称:ゲラン1)も少数ですがウクライナでの投入が確認されています。シャヘド131は2019年9月14日に起きたサウジアラビア石油施設攻撃(攻撃者はイランと推定)に使用された自爆無人機ではないかと推定されている兵器です。 なおイラン製自爆無人機シャヘド136はこれまでイエメンの
ウクライナ侵攻をめぐりロシアが核兵器を使用する懸念が高まる中、ロシアのラブロフ外相は国家存亡の危機のみに核使用を想定すると発言しました。 ラブロフ外相は11日、ロシア国営テレビのインタビューで、核兵器の使用について「プーチン大統領が繰り返し述べているように、国家の存立を脅かす直接的な核攻撃などを防ぐ報復措置のみを想定している」と表明しました。 そのうえで、西側諸国がロシアの核使用に関する憶測を広めているとして、アメリカとその同盟国に「責任を自覚するように」と批判しました。 さらに、西側諸国との協議に前向きだが、まだ真剣な提案を受けていないと主張しました。プーチン大統領は「領土が脅かされれば、あらゆる手段を取る」と核兵器の使用を辞さない構えを示しています。
「国葬儀」と称していても、違憲・違法にならないように、国民に弔意も求めず、関係機関への弔意要請の閣議了解も行わない、ということで実質は「内閣葬」。法的根拠に関しても、行政権の行使として「内閣葬」を行い得ることは問題なく、それを単に、「国葬」のように”偽装”しているだけなので、法的な問題ではない。最高裁が差し止めを認めないのは当然であり、それが認められないことは、「国葬儀」についての内閣の重大な政治責任を全く軽減するものではない。
ロシアに関する手厳しい論評で知られるエコノミストのアスルンド氏はしばらく前に、ガスプロム幹部の不審死が相次いだことに関し、ロシアのとある情報源から聞いた情報をもとに、次のように指摘していた。 いわく、ロシアは秘密工作の多くをガスプロム社、ガスプロムバンクを通じて行っている。ガスセクターはロシアで最も腐敗した部門で、そこで働く幹部たちは秘密資金をすべて知っていた。ロシア連邦保安局(FSB)は、ガスセクターの一部の幹部たちが、ロシアの軍事侵攻計画の機密情報、ウクライナにおけるロシア連邦軍参謀本部情報総局の秘密工作の資金に関するデータを、ウクライナ側に伝えたとの疑いを抱き、ゆえに亡き者にしようとしたのだ、と。 ルクオイル幹部については、どのような解釈が成り立ちうるだろうか? 個人的にも引き続き情報収集を試みたい。
ウクライナ侵攻後、ロシアのプーチン大統領が在籍した旧ソ連国家保安委員会(KGB)の後継機関、連邦保安局(FSB)内部で異変が生じているもようだ。 【地図で見る】ウクライナ情勢 プーチン氏にウクライナ情勢を報告する立場にあったFSB幹部が自宅軟禁されたとの見方が浮上。事実なら、戦況が思うように進まない「誤算」の責任を取らされた可能性が高い。 「侵攻から2週間。プーチン氏は第5局に対する弾圧を始めた」。ロシア独立系メディアは12日、FSBに情報筋を持つ著名記者2人の話を基に伝えた。 「第5局」は主に国内を担当するFSBの対外情報部門の通称。ソ連崩壊に伴うKGB解体で、対外情報局(SVR)などと分かれたが、第5局は旧ソ連構成国をロシアの勢力圏にとどめる役割を担ってきたとされる。 独立系メディアは「第5局は侵攻に先立ち、プーチン氏にウクライナの政治状況を報告する任務にあった。第5局はリーダー(プー
軍事アナリストの予想が当たるなら、この戦争は長くは続かない多くの軍事アナリストの予想が当たるなら、この戦争は長くは続かない。 停戦交渉でウクライナが領土の一部をロシアに譲り、キエフに親ロシア派の政権ができれば、プーチンは軍隊の少なくとも一部を撤退させる。 そうすれば、かつてアメリカがアフガニスタンで経験したような泥沼にはまらずに済む。しかも彼は、宿敵NATOに痛烈な仕返しをしたと誇ることができる。 ウクライナを乗っ取ったプーチンが、それでロシア帝国復活の野望は果たせたと満足すればいい。 もしそうでなければ、遠からず世界の二大核保有国は互いのミサイルを撃ち合うことになる。その後の事態は考えたくもない。 だからこそバイデンは、その言葉と行動でプーチンに必死のメッセージを送っている。ここまでだ、これ以上は許せないぞと。 その思いがプーチンに通じることを、今は祈るしかない。
2022年2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻しました. 3月7日現在いまだ侵攻は続いており,一般市民にも多くの死傷者が出ているということで早期の収束を願うばかりです. ロシア側はウクライナへの侵攻の正当性として,ウクライナ政権はネオナチ政権であるという主張をしているようです. プーチン氏は安全保障会議で「我々はまさにネオナチと戦っている」と述べ、ウクライナ政府側をネオナチ扱いした。 https://mainichi.jp/articles/20220304/k00/00m/030/061000c 日本のマスメディアでこの主張を入れているところはあまりないようですが,ソーシャルメディア上ではこの主張に沿ってロシアの侵攻を正当化しているグループもあるようです. ロシアによるウクライナ侵攻について、日本では「単なる思い込みによる誤解」から「めちゃめちゃな陰謀論」まで、ツイッターのみならず、ウ
社民党(社会民主党)は機関紙の社会新報2022年2月23日号の記事(Web投稿日は2022年2月18日)、タイトル名「ウクライナを戦場にするな~米ロ両国は冷静な対話で緊張緩和を~」において明確にウクライナ危機についてロシアへの支持を打ち出しました。他政党は日本共産党も含めてロシアを非難している中で異彩を放っています。 米国のバイデン政権や主流メディアはイラク戦争時のように怪しげな情報を拡散しながら、「ロシアのウクライナ侵攻」を宣伝している。だが真に論議されるべき課題は、ロシアが求めている安全の保障なのだ。 ~中略~ 本来であれば、国際社会はロシアの懸念を正当なものとして認め、米国に交渉を促すべきだが、ロシアを悪玉に仕立てた「侵攻」説が飛び交うことで、そうした気運は乏しい。米国発の一方的な宣伝に惑わされず、何が本質的な課題なのかを見極める姿勢が必要だ。 出典:Web Archive | ウク
第6波ではこれまでの流行よりも重症化率、致死率が低いことが報告されています。 これはオミクロン株が病原性が弱いためでしょうか? ウイルスの病原性の評価には注意が必要であり慎重な判断が求められます。 第6波の致死率はこれまでと比較して大幅に低い第4波から第6波までの変異株と致死率(2022年1月31日時点) 2021年3月〜6月中旬頃を第4波、6月下旬〜9月頃を第5波、そして2021年12月下旬から現在までを第6波とした場合、2022年1月30日時点での致死率はそれぞれ1.9%、0.4%、0.04%となっています(第6波は今後高齢者の感染者が増えていくことが予想されるため、現時点よりも悪化する可能性があります)。 こうして見ると、致死率は経時的に低下していることが分かります。 ちなみにそれぞれの流行における主流の変異株はアルファ株、デルタ株、オミクロン株です。 「そうか・・・やはりオミクロン
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