如庵(国宝、江戸時代初期)。織田有楽好み。壁には連子窓(中央)と下地窓(右)を開ける。左の土間庇の下、右手に躙り口があるが、写真ではみえない。 天然図画亭の点前座。客座との間には中柱を立てる。客座と点前座の間を結界で仕切るのは珍しい。 鹿苑寺夕佳亭(明治初期の再建)。金森宗和好み。三畳の開放的な茶室。 兼六園の茶室、夕顔亭 慈光院高林庵。片桐石州好み。二畳台目。点前座の奥に床を設ける「亭主床」という珍しい形式。 高桐院松向軒。細川三斎好み。点前座から客座を望む。天井は平天井と掛込天井(化粧屋根裏)を組み合わせる。 大胆な光の演出が施された高台寺遺芳庵。 躙口(明々庵) 茶室の内部(ベルリン東洋博物館展示の茶室復元。道具類は点茶中の様子に即して配置されている)。 松花堂の露地。奥に見えるのが腰掛待合。 茶室(ちゃしつ)は、日本式の茶道において、茶事の主催者(主人、亭主)が客を招き、茶を出して