福岡市が発注した歩道橋の移設工事で、歩道を掘削した際に埋設してある下水管を破損。気づかないままコンクリートを打設したことから下水管にコンクリートが流入して管の中で固まり、閉そくした。2月19日午後5時に応急復旧を完了したが、本格的な復旧のめどは3月1日時点で立っていない。
福岡市が発注した歩道橋の移設工事で、歩道を掘削した際に埋設してある下水管を破損。気づかないままコンクリートを打設したことから下水管にコンクリートが流入して管の中で固まり、閉そくした。2月19日午後5時に応急復旧を完了したが、本格的な復旧のめどは3月1日時点で立っていない。
ソフトウエア工学の知見を持つ会社を探し出して最初から頼めば,余計なコストを削減できる──。ソフト工学の権威である専門学校 HAL東京 校長(元IPAソフトウェア・エンジニアリング・センター所長)の鶴保征城氏は,ユーザー企業にこう助言する。(聞き手は,田中 淳=ITpro) 今こそ,コスト最適化にソフト工学の知見が生かせるのでは? ソフトウエア工学(エンジニアリング)には2つの側面があります。1つは管理技術としての側面。様々な指標の定量化や開発プロセスなどです。 もう1つは設計技術としての側面です。エンタープライズ分野ならアプリケーションやデータベースをどう設計するか,組み込み分野なら状態遷移図をどう書くか,といった話です。どちらも,その先には自動化という目標があります。コードを生成する,あるいは部品を生成するといったものです。 IPA(情報処理推進機構)ソフトウェア・エンジニアリング・セン
2009年9月2日から東京都内で開催している「エンタープライズ・リスク・マネジメント 2009」で、「経済危機の本質とこれからのリスク管理経営」と題し、慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長兼教授の竹中平蔵氏が特別講演をした。新たに誕生する民主党政権に期待する一方で、“民主党バブル”の現状を懸念し、国民による厳しい監視が必要であるとした。 バブル状態の民主党 自分で吹かせた風ではないので不安とリスクを感じる──。竹中氏は民主党の圧勝だった今回の衆議院議員選挙を振り返り、自由民主党からの政権交代を歓迎しつつも、このように総括する。 小泉純一郎元首相の政権下では、今回の衆院選とは全く逆で自民党が圧勝した。竹中氏はこれと今回の衆院選を比べ、「4年前は小泉元首相が風を吹かせたが、今回は民主党が風を吹かせたわけではない。麻生首相が逆風を吹かせただけ」と指摘。自民党の自滅によって生じた逆風に乗っ
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渋滞学や無駄学の研究で知られる東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻准教授の西成活裕氏は2009年3月12日,自民党本部で開かれた同党政務調査会国土交通部会で「無駄とり」に関する意見を述べた。「皆さん,無駄の反対語が何か分かりますか?」---西成氏は発言の冒頭で,部会に参加した同党の国会議員たちにこう問い掛けた。無駄とは何かを理解していないと,反対語をすぐに思い付くことはできない。西成氏は「頻繁に使用している言葉だが,無駄の定義は実は明確でない」と指摘した。 では,無駄とは何か。「無駄を定義するには『目的』と『期間』を明確にすることが欠かせない」と西成氏は言う。特に「期間」を定めることは重要だ。組織のメンバー全員が目的を共有していても,目的を達成する期間が異なると,それぞれ違う結論を導き出すからだ。 例えば,短期的な視点に立つ上司と長期的な視点に立つ上司がいたとする。両者とも,厳しい経
筆者が編集している「日経SYSETMS」は,IT業界の最新動向をガンガン追いかけるというよりも,現場エンジニアの日々の仕事に役立つ技術情報やノウハウ情報を地道に提供している雑誌である。なので,「2009年のITはこうなる!」といった展望は他誌の編集長に任せ,これからエンジニアにどんなスキルが求められるのかを考えてみたい。 最新技術もいいけれど… いま未曽有の不況である。景気の低迷はしばらく続く。こんなご時勢でITエンジニアに必要なスキルとは何だろうか。「日々の仕事に追われ,そんなことを考えるヒマはない」というエンジニアも,年の初めくらいは少し時間をとって自分の将来を見つめてみよう。 普通に考えれば,エンジニアと名乗る以上は最新技術の習得が一番だろう。まだスキルを持つ人が少ない分野なら,それだけ「引く手あまた」「引っ張りだこ」となり得る。最近ならクラウド・コンピューティングあたりか。ただ,ち
写真1●左から,アスカラボの角田哲也氏,NECマグナスコミュニケーションズの山崎順一氏,大日本印刷のもたい五郎氏,日本技芸の濱野智史氏 「認知度は高まりつつある。真の普及には,携帯電話端末の整備やリッチなグラフィックス表示などがカギになる」---。2009年2月26日に開催したITproビジネス・カンファレンス「AR(拡張現実)ビジネスの最前線」において,ARの商業化に向けたパネル・ディスカッションが開催された(写真1)。 パネラーには,AR研究/コンテンツ制作の立場からアスカラボの角田哲也氏,携帯電話向けアプリ開発の立場からNECマグナスコミュニケーションズの山崎順一氏,AR応用例を開発する立場から大日本印刷(DNP)のもたい五郎氏,メディア論の見地から日本技芸の濱野智史氏の4人が参加した。司会は日経コミュニケーション編集の武部健一が務めた。 討論に先立ち,司会の武部がARのポイントをお
じぶん銀行(東京・港区)はKDDIと三菱東京UFJ銀行が折半出資し、2008年7月にサービスを開始したばかりのネット専業銀行である。携帯電話との連携が特徴で、携帯電話番号を使って振り込みができるなど独自のサービスを展開。2008年末までに34万口座を獲得し、順調に顧客基盤を拡大している。 CIO(最高情報責任者)に当たる執行役員システム本部長の池舘雅博氏は「今までにない銀行を作りたかったが、やりたいことが山ほどあり過ぎた。できることを素早く実行することが重要だった」と話す。 池舘氏は、新銀行のプロジェクトが始まって1年弱が経過した2007年1月に着任した。このころ、携帯電話を軸にしたサービス内容はほぼ固まっていたものの、システム開発プロジェクトは迷走気味だったという。新サービスのアイデアが多過ぎて優先順位付けが不十分な状況だった。 そこで、池舘氏がまず着手したのは機能の絞り込みだった。カー
データベース技術の世界に新顔が次々と登場している。米Danga Interactiveの「memcached」、ミクシィの「Tokyo Cabinet」と「Tokyo Tyrant」、楽天の「ROMA」、グリーの「Flare」などだ。いずれも半導体メモリーを使って大規模データベースを高速処理する技術である。面白いのは、4社ともIT製品を開発するメーカーではないことだ。 4社は、Webを使ったサービス事業を手掛ける企業であり、本来であればメーカーが開発した製品や技術を使う立場である。ところが、こうした「ユーザー企業」が自ら基盤技術を開発し、それを利用している。 memcachedやTokyo Cabinet/Tyrant、ROMA、Flareの中では、memcachedが一番古い。Danga Interactiveが自社のブログ・サービス「LiveJournal」を改善するために2003年に
ここ数年,筆者は友人たちの間で「マスゴミ」と呼ばれ続けている。 具体的にはこうだ。 筆者「最近,△×が流行ってるよね」 友人A「どうせお前らマスゴミの情報操作だろ」 筆者「…」 友人B「何か凶悪事件が起きるとすぐにネットやゲームのせいにする。これだからお前らマスゴミは」 筆者「…」 筆者と友人は敵対関係にはない。筆者が特別横柄な態度を取っているわけでもない。彼らはITの最前線で活躍しているということもあり,仕事絡みの情報収集も含めて,よく話すし,よく飲む。普段は普通の友人たちだ。ただ,彼らが抱くマスコミに対する不満につながりそうな話に差しかかると,いつもこうなる。 昨今,毎日新聞の英語版サイト「毎日デイリーニューズ」が低俗記事を掲載し続けていた問題が批判されている。こうしたマスコミの不祥事の際は仕方がない。同じマスコミの人間として,襟元を正すべきいい機会だ。心して耳を傾ける。 しかし,責任
ITpro EXPOとは,専門誌,Web,セミナー,そして展示会を相互連携させた100日間のクロスメディア・イベントとして開催しているものである。ITpro EXPO 2008 Autumnは第2回に当たる(公式サイトはこちら)。 そのメイン・イベントでもある「ITpro EXPO 2008 Autumn 展示会」を,2008年10月15日~10月17日に開催した。同展示会では,「グリーンITショーケース」「データセンター・ショーケース」といった日経BP社主催の主催者企画や,ICタグ,ワンセグ放送を使った実験企画を繰り広げた。主なものは以下の8つである。 会場内限定ワンセグを使った映像配信やニュース配信を実施した「EXPOモバイル」講演やブースを訪れることでポイントがたまり抽選で景品が当たる「ICカードを使ったポイント・ラリー」専門家や日経BP社の記者が講演などを行った「メインシアター/ビ
あるITアーキテクトに,今どんな技術に興味を持っているか尋ねた。すると,「捨てる技術」との答えが返ってきた。筆者が怪訝そうな顔をしたからだろう。「ECサイトでテレビを買った人に,テレビ台をリコメンドする」という例を引いて,内容を分かりやすく説明してくれた。 一般的な実現手法では,テレビの販売ページに関連情報としてテレビ台を載せたり,最近の行動履歴(ログ)の解析結果に基づいてリコメンドしたりする。ただ,テレビのようなコンシューマ向け製品では,興味を抱く対象が移ろいやすいことから,長期間の行動履歴を取っておいても意味はない。それなら,いっそのこと行動履歴を捨て,テレビを買うという行動を見張っておけばいいと思ったとのことだった。そのイベントが発生したら,テレビ台をリコメンドするというアクションを起こすのである。現在,その検証が進んているという。 Googleはデータをどんどん捨てている このIT
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