インターネットの普及に伴い、世界中の研究者が書く学術論文の公開方法に大きな変化が起きている。出版社から学術雑誌を購入して論文を読むというスタイルに代わり、ネット上で電子化された論文を読むことが主流となった。同時にネット上の論文を無料で閲覧、検索、配布などができるようにする「オープンアクセス(OA)」の試みが進んでいる。日本で昨年、本格始動した一つのOA活動を切り口に、すべての市民の手に学術情報を共有しようとするOA化の取り組みを探った。【奥野敦史】 ◆眠れる成果公開 昨年5月「マイ・オープン・アーカイブ」(MOA、http://www.myopenarchive.org/)というウェブサイトが一般公開された。「眠っている学術論文や研究成果を投稿・共有するサイト」と称し、誰でも自分の論文を投稿、公開できる場を提供した。学生や趣味の研究者も利用でき、内容も基本的に制限はない。利用者は19日現在
SOURCE: AP/National Snow and Ice Data Center A thumbnail of advances in science that will have long-lasting impacts on science policy—or advances in science policy that we predict will have long-lasting impacts on science. As 2008 comes to a close, it’s understandable that very few of us in the science community may want to look back. Who wants to remember the last year of an eight-year stretch du
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