米Walt Disneyは8月31日、「スパイダーマン」などのコミックで知られる出版社Marvel Entertainmentの買収を発表した。 買収は株式と現金で行い、Marvel株主は1株当たり30ドルの現金と、Disney株0.745株を受け取る。8月28日の終値を基に計算すると、買収額はMarvel株1株当たり50ドル、合計で約40億ドルになる。この日のMarvel株の終値は48.37ドルだった。 Disneyの会長兼CEO、ロバート・アイガー氏は、スパイダーマン、X-MEN、ファンタスティック・フォーといった強力なブランドやキャラクターを持つMarvelをDisneyのブランドポートフォリオに組み入れることで、長期的成長や価値創造の重要な機会ができると述べている。 この買収は両社取締役会の承認を得ており、今後規制当局や株主の承認を受ける必要がある。