2008年12月12日 WCAG 2.0勧告がもたらすWebアクセシビリティの新しい時代 アクセシビリティ・エンジニア 中村 精親 1999年5月にWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG) 1.0が勧告として公開されてから、実に9年半もの年月を経て、ついにWCAG 2.0が勧告として公開されました。日進月歩どころか、「秒進分歩」とまでいわれる情報関連の世界において、9年半という時間における変化、そして進歩が非常に大きいことはあらためていうまでもないことでしょう。 W3C会員として、またWebアクセシビリティ分野において、積極的な活動をおこなってきた当社としましても、今回の勧告はWeb全体にとってよい意味で非常に大きな影響を与えるものだと思っています。 WCAG 2.0は各方面からとても注目されてきており、それに加えて勧告となるまでに長い時間がか